無限に選択肢があると言っても過言ではないTシャツ。Tシャツ選びで迷子になったことがある方は少なくないはずだが、一つの解として、作ったブランドのデザイナー自らが着ているTシャツは間違いのない選択肢だと言えるだろう。その最たる例がジョルジオ・アルマーニのTシャツだ。
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アルマーニ氏が偏愛するのは、身体に美しくフィットする「ネイビーTシャツ」
ジョルジオ・アルマーニ氏といえば、「モードの皇帝」「ミラノモードの3G※1」「モード界のミケランジェロ※2」などと称賛される、言わずと知れたファッション界の生ける伝説だ。彼は自らが露出することをあまり好むタイプではないが、そのオーラは半端なく、人前に出たら存在感バツグン。その威光もあって彼自身のファッションスタイルにも自然と注目が集まるが、アルマーニ氏はネイビーブルーのアイテムを好んで着ることで有名。最近の公の場では、ネイビーのTシャツとジャケット、そしてダークカラーのトラウザーズに白スニーカーを身につけた姿がよく見られる。同氏がネイビーブルーを好む理由については、「最も自分の個性を際立たせ、他人との心地よい距離感を保てるから」とのこと。
Splash/Aflo
そんなアルマーニ氏が偏愛するTシャツは先述のようにもちろんネイビーブルーで、身体のラインを美しく拾うようなジャストフィットシルエット、そしてカシミア100%で作られた極上の一着を好んで着ているそう。アルマーニ氏は均整のとれた筋肉質でスリムな体型を維持するために毎日トレーニングを欠かさないことでも知られているが、そんな整えられた身体によく似合うTシャツだ。日本の芸能界でも、身体を鍛えている男性有名人がアルマーニのTシャツをよく着ているのをテレビ等で見かけることも。胸、背中、肩、上腕などの上半身の筋肉が鍛えられた身体でアルマーニのTシャツをジャストフィットで着れば、その人の魅力が倍増するような男らしいスタイルを実現できることは想像に難くないだろう。
※1 1980年代、ジョルジオ・アルマーニ氏は、ジャンフランコ・フェレ氏、ジャンニ・ヴェルサーチ氏と並び「ミラノの3G」と呼ばれ、モードを牽引するデザイナーとして一時代を築いた。
※2 サックス・フィフス・アベニューの仕入責任者マット・セラがウオモ・ヴォーグ誌でアルマーニ氏を同表現で称賛。
続いては、アルマーニ氏のようなスタイルが実現できるかもしれないTシャツを3点紹介!
アルマーニ氏のようなスタイルが実現できるかもしれないTシャツ①GIORGIO ARMANI トップス カシミア製 半袖
先にも述べた通り、カシミヤのネイビーTシャツをよく着ていることで知られているアルマーニ氏のスタイルを踏襲するならこれ一択。カシミア100%で仕立てられた贅沢すぎるTシャツは、まさに極上の一着と言える。身体のラインが如実に表れるデザインなので、このTシャツを着るなら上半身を鍛えてカッコよく着こなしたい。税込で24万2000円(公式)とTシャツの中ではかなり高額だが、間違いなく男を上げられるTシャツなので、ここぞという時の一張羅としてぜひ検討してみてほしい。
アルマーニ氏のようなスタイルが実現できるかもしれないTシャツ②GIORGIO ARMANI Tシャツ コットンインターロック ロゴ刺繍
こちらはGIORGIO ARMANIのコットン100%のロゴ入りTシャツ。カシミアとはまた違った風合いだが、ラグジュアリーな雰囲気は同様で、シルケット加工を施したような光沢のある素材感が特徴だ。コットンのTシャツを着たコーディネートで大人っぽいエレガントなスタイルを目指すなら、こんな上質なモデルを選んでみては?
アルマーニ氏のようなスタイルが実現できるかもしれないTシャツ③EMPORIO ARMANI トラベルエッセンシャル Tシャツ リヨセル混紡ジャージー
様々な都市を活動的に移動したり旅するアクティブな男性のために作られた、EMPORIO ARMANIのカプセルコレクション「トラベルエッセンシャル」。動きやすくシワになりにくい機能性ファブリックを採用しており、このTシャツもそんな同コレクションの一着だ。素材はユーカリの葉から作られたリヨセルを採用しており、優れた耐久性と吸湿性、通気性が特徴。コットンを混紡したジャージー素材で、伸びも良くシワになりにくい。機能性Tシャツとは言っても、見た目はラグジュアリーブランドらしい品の良い質感だ。