今やメンズにとっても定番アイテムとなっている「ストール」。巻き方は60種類以上あると言われているが、主に女性向けの凝ったものが多く、無理に取り入れるとストールに巻かれているような印象を与える危険性が大きいので注意が必要だ。今回は、大人の男なら習得しておきたい手慣れ感を与えるストールの選び方&オススメの巻き方をピックアップ紹介!
スポンサーリンク
最適なストールを選ぶ3つのポイント
はじめに、ストールを選ぶ基準となるであろうポイントを3つ紹介!
ストールを選ぶポイント①「バランスの取れる適切な”長さ”」
ストールを購入する際に、意外と悩んでしまうポイントのひとつとして挙げられる”長さ”。メンズの場合、180cmのストールが一般的と言われており、専業ブランドのストールも180±10cm前後のものが多く展開されている。どんな巻き方にも対応できる長さなので、ほとんどの方は180cmを選択すれば間違いないだろう。軽快さを出していくならそれ以下。ストールが主役のコーディネートにするならそれ以上を選択するのが好ましい。
ストールを選ぶポイント②「シーズンにあった適切な”サイズ感”」
季節も重要なファクターだ。春夏は幅が狭めのストールをチョイスして軽さを出す、場合によっては長さも短めをチョイスするとさらに軽さが出せる。秋冬は幅が広めのストールで防寒性を高めると同時に、コートに負けない重厚感を少し演出してバランスを取りたいところ。
ストールを選ぶポイント③「印象を左右する”生地デザイン”」
印象を大きく左右する要素のひとつとして生地デザインは外せない。柄については無地か小さめ柄であればあらゆるコーディネートに合わせやすいのでオススメ。素材については「コットン」「シルク」「ファー」と種類は幅広いが、大人の男なら高級感のある生地を選びたい。これ見よがし感のない大人の風格を漂わせれくれる。
【関連記事】マフラー特集↓
今回、60通り以上あるというストールの巻き方の中から、オススメする巻き方を5つ紹介!
ストールの巻き方①「縦のラインが強調できる”垂らし巻き”」
巻くというよりも首にかけるだけのシンプルスタイル。縦のラインが最も強調されるので身長を高く見せたい方にもオススメ。ジャケットの内側に忍ばせる巻き方なら、さりげないアクセントとしても機能してくれる。
ストールを巻く前の折り方によって表情を変えるテクニックも覚えておきたい。特に、ジャケットの外側にストールを垂らす場合に印象が大きく変化する。※それぞれの画像をタップして拡大すると説明テキストが表示されます。
ストールの巻き方②「シンプルで定番!”ワンループ巻き”」
マフラーの巻き方で多くみられる定番の方法。防寒性、巻く際の簡単さ、あらゆるアウターとの相性の良さにおいて優れている。シンプルな巻き方が好みの方にオススメの巻き方だ。写真のようにあえてきっちりまかずにゆとりを作ることで、窮屈で違和感のある印象を与えないのもポイント。重なり部分をずらしたり、ねじりを少々加えることでこなれた雰囲気の演出も可能になる。
ストールの巻き方③「ネクタイの結び方を応用した”プレーンノット巻き”」
ネクタイのプレーンノットと同じ巻き方。首もとではなく少し低い位置に結び目を持ってくるのがポイントだ。ネクタイのような締まりのある表情に仕上がり、Vゾーンに立体感を演出できる。厚手のストールの場合、シルエットが膨らみ過ぎてしまう恐れがあるため注意が必要だ。
ストールの巻き方④「洒脱な印象を与える”ジョルジナ巻き”」
イギリスのスカーフデザイナーであるジョルジナ・フォン・エツドルフ氏が考案したとされる巻き方。別名も様々存在し「ダブルクロス」「ミラノ巻き」「ピッティ巻き」とも呼ばれており、イタリアの伊達男の十八番で某雑誌のスナップによく登場する巻き方としても知られている。華やかな印象を与えられると共に、結び目が崩れにくく一日中カタチをキープできる質実剛健な巻き方だ。
※下記画像をタップして拡大すると、巻き方の説明テキストが表示されます。
ストールの巻き方⑤「装飾性を重視した”ツイスト巻き(中尾巻き)”」
ご存知、俳優の中尾彬氏が好む巻き方であることから、中尾巻きとも呼ばれる様になったツイスト巻き。非常にインパクトのある巻き方であるため、ほぼ100%の確率で「あ、ストールしてるんですね!中尾彬みたい!」とゆうようなツッコミが入るだろう。自分から「中尾彬巻きどう?」なんて言ってしまうこともできるので、ストールを巻くのが照れくさい方にも実はオススメ。首元にアクセントをプラスしたい場合にも最適だ。
ストールの巻き方⑥「上級者の風格を与える”ダブルハング”」
こちらは、ファッショニスタの間で取り入れられている上級者向けのスタイル。ストールを二つ折りにして、肩からかけるだけのスタイルだが、生地のボリュームや柄の合わせ方など、かなりバランスをとらないと野暮ったい印象を与えてしまうため注意したい。サマになると上級者の風格漂うこなれ感を演出できるため、興味のある方は是非一度チャレンジして見るのはいかがだろうか。
【関連記事】マフラー特集↓