ジョンストンズのマフラー/ストール特集

ジョンストンズのマフラー/ストール特集

肌寒い季節の首元を温めるマフラーやストールは、防寒具に留まらずファッションアイテムとしても活躍する。直接肌に触れるうえ、人目につくアイテムのため、質の良いものを選びたいところだ。マフラーやストールにこだわる男性ならば、200年以上の歴史を持ち、自社工場による独自性の高い商品を展開するスコットランドの老舗ブランド「ジョンストンズ」は有力な選択肢になるだろう。今回はジョンストンズにフォーカスして、知られざる魅力や着こなし事例、人気アイテムなどを一挙に紹介!

英国王室御用達ジョンストンズとは?

1797年にスコットランド北東のエルガンにて創業された老舗ブランド。ジョンストンズ家とハリソン家による家族経営から始まり、英国では珍しい一貫生産工場を持つ。高級生地の製造に加え、ストールなどのアイテムも展開。原毛の厳選から紡績、ウィーピング(機織)、ニッティング(編物)まで一貫して手掛けている。1801年からウールを中心とした手織りビジネスを展開し、1840年代初期にジョンストンズを代表するエステートツイードが創作される。1860年代にはニットウェアの展開を行うなど、老舗ブランドながら挑戦的な姿勢も垣間見せる。

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1980年代にはサッチャー首相の訪問、2008年4月には英国王室のチャールズ皇太子の訪問を受け、プリンス・オブ・ウェールズのロイヤルワラントを授かった。英国王室関係者のみならず、世界のセレブから愛されるブランドだ。

ジョンストンズが誇る伝統の「メイド・イン・スコットランド」

ジョンストンズは、「最高のもののみが全て」というコンセプトに基づき、全ての工程に熟練の技術を投入し、信頼のおける品質を実現。200年以上を経た現在も工場に携わる750名もの熟練スタッフが全ての工程を担っている。原料の厳選、創業間もない頃から稼働するカーディング機やアザミ起毛といった伝統的な工程を残し、小ロット生産も迅速に対応すべく、新しい染色機や縦糸成型機の導入などの設備投資を行う。絶え間ない努力によって、現在もクオリティと価格バランスの取れた商品の供給を実現させている。

※ジョンストンズ自社工場の充実した設備

自社工場で染色、紡績、織り、仕上げを行なうジョンストンズ。全ての工程に対しての設備が充実している。染色は主に、原毛染め(トップダイド)、糸染め(ヤーンダイド)、製品染め(ガーメントダイド)の3種類だが、全て自社工場で完結が可能だ。200年以上の歴史で開発された技術が自社工場に全て詰まっているため、ジョンストンズ独自の製造方法で高品質な商品が製造できる。

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ジョンストンズのエステードツイードとは?

同じ氏族を特定する織柄の「クランタータン」に対して、氏族関係なく同じ地域で生活する人たちを特定する織柄が「エステードツイード」だ。「エステート」には、社会的身分の意味がある。スコットランドの自然に調和し、狩猟用としてカモフラージュできる配色が特徴。はじめはスコットランドの厳しい天候や、高地での生活に適した重厚感のある生地のみで製造されていた。一般向けに軽い生地で作られたのは1800年代後半頃からだ。ジョンストンズの高級カシミヤ素材もエステートツイードが起源になったものが多い。

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ジョンストンズの着こなし紹介

ジョンストンズの一貫した素材へのこだわり等を紹介する前にジョンストンズを使ったコーディネートを厳選ピックアップ!

ジョンストンズ大判ストール×秋冬コートスタイル

アウターやパンツは深みのあるダークグレーで揃え、ストールにライトグレーを合わせたグラデーションがポイントの着こなし。モノトーンスタイルに赤のニット帽をコーディネートすることで着こなしにアクセントをプラス。

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ジョンストンズのマフラー×ケーブルニットスタイル

色味をブルーで統一した、落ち着きのあるコーディネート。トップスのニットにはライトブルーを選び明るい印象をキープしながらも、ストールにネイビーを取り入れることで着こなしを引き締めているのがポイントだ。

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ジョンストンズのチェック柄マフラー×ジャケットスタイル

主流アイテムのジャケットとパンツはモノトーンなグレーがベース。インナーのニットやソックスなどの小物で色味を入れたこなれ感のあるコーディネート。ストールのチェック柄の配色が、全体の統一感を出している。

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続いてはジョンズトンズの”類まれなる素材へのこだわり”を紹介。

ジョンストンズの素材へのこだわり1「原毛の状態で入手するカシミヤ」

一般的に使用されるカシミヤは限られた資源であり、ローマ帝国のエリート指導者のみが着用を許された歴史を持つなど、今も昔も高級素材として扱われている。カシミアウールは、クシを使用してとかす手作業でカシミヤゴート1頭から約125グラムしか収穫できない。マフラーには1頭分、コートには最低でも24頭分もの下毛が必要だ。ジョンストンズは、収穫したての、脂や汚れ、荒い保護用の外毛が混じり合った原毛の状態で購入する。当時、繊細な下毛だけを集めるため、原毛の状態から手作業で選別していた。

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19世紀終わりに、選毛の機械を開発。現在、一般的にカシミヤの原毛は選別された状態で売買される。ジョンストンズは門外不出の選別技術を保持しており、今もなお原毛を購入している珍しい存在として知られる。

ジョンストンズの素材へのこだわり2「手作業で採取するキャメルヘア」

中国、モンゴルに生息するフタコブラクダから原毛が採取できるキャメルヘア。繊維がカシミヤと類似しており、身体がはるかに大きいため、毎年春の手作業で1頭あたり2キロも製品用の下毛が梳き取られる。茶色の濃淡にとんだキャメルヘアー独特のカラーを生み出す。

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ジョンストンズの素材へのこだわり3「繊細な原毛を持つラムウールを厳選」

使用できる部位が多いため、4000年以上前から馴染みのあるラムウール。数々の人種が家庭で生地を作り、高い地位の女性でさえも衣類を自身で製造していたという。繊細な原毛を持つ世界中の羊の血統を長い歴史の中で掛け合わせ、現在最も繊細なウールの元祖スペインメリノ種が生み出された。耐久性に優れ、濡れた感覚無しに重量の60%の水分を含める吸水性の高さを誇る。凡用性の高いウールは、ニットやマフラーに留まらず様々なアイテムに使用されている。

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ジョンストンズの素材へのこだわり4「純粋な種族のメリノウールを使用」

メリノ種は紀元前500年から続く世界で最も古い羊毛種だ。主にスペイン国王の下で、輸出を試みたものは皆処刑されるといった厳しい管理がされていた。このメリノ種が純粋なものとされ、現在ニュージーランドにて飼育されている。献身的な農場経営者と自然環境により、最もピュアで白に近い高品質メリノウールを生産している。柔軟性もあり、一貫した強さを持つニュージーランドのメリノウールを、ジョンストンズ社特別な加工知識を加えて使用している。

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続いてジョンストンズが得意とするチェックパターンについて紹介。

ジョンストンズの十八番生地「スチュワート柄」とは?

正式にはタータンチェックの分類にスチュワートチェックがある。スコットランドにて多くの王を排出したスチュワート家の象徴として存在する。多くの分家があるため、種類も豊富だ。基本的に、ドレスよりの柄は地色を白、狩猟時は自然に溶け込む緑や青のチェックといった配色ごとで用途が分類されている。スチュワートチェック生地を作るときは糸を染色し、織りで柄を形成する。はじめは草木染めが主流だったが、現在は合成染料を用いたものが多い。

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ジョンストンズが展開する「ブラックウォッチチェック」も人気

スチュワート柄と同じタータンチェックの派生だが、ブラックウォッチはスコットランドの軍隊名が由来だ。和訳すると「密かな見張り」という意味があり、1739年に軍警察に支給された。青と緑の深い色がベースに配色されている。当時英雄の柄として世界から注目されている。

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ジョンストンズのニット素材は高級メゾンにも愛される

1960年代よりニットウェアの製造に取り掛かり、1970年代後半には、カシミヤニット生産の心臓部といわれるスコットランド南部にあるホーイックにも自社工場を持つ。最高品質のカシミヤ製品を生み出すと世界中から評価され、現在も高級メゾンや本物を求める顧客から支持されている。

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ジョンストンズの評価を裏付けるコラボレーション

ジョンストンズの質の高さを証明する要素の一つとして、数々のブランドやセレクトショップがコラボモデルを発表していることが挙げられる。日本ではユナイテッドアローズやロンハーマンの別注モデルが話題だ。海外ブランドでは、ヴィヴィアン・ウエストウッドがコラボモデルを発表している。

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ジョンストンズの代表的アイテム紹介

ジョンストンズを代表するアイテムをピックアップ!

ジョンストンズの代表的アイテム「カシミア大判ストール」

ジョンストンズで男女問わず愛用される一番人気のアイテム。様々な柄があり、中でも「スチュワート」、「マッケンジー」の人気が高い。大判なため、首元以外に羽織りやひざ掛けとしても活用できる。︎詳細・購入はこちら

ジョンストンズの代表的アイテム「カシミアマフラー」

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デイリーユースに適したモデル。ビジネススタイルにも合うシックなカラーも多く展開している。カシミヤ100%の素材を使ったアイテムの人気が高い。︎詳細・購入はこちら

ジョンストンズのストール 巻き方

ストールやマフラーを入手したら、どのように巻くかが腕の見せどころだ。メンズにおすすめのストールの巻き方を紹介。

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ジョンストンズ 巻き方

メンズは首元にラフに巻くスタイルがこなれ感が出る。基本的な巻き方の動画を参考に、自分に合うスタイルを探してみても良いだろう。

一般的なラフなスタイルよりも少し凝った巻き方も紹介。無地のストールで雰囲気を変えたり、柄の見せ方をアレンジするだけで、着こなしの幅は更に広がる。 これからご覧頂く巻き方は、編み込んだような「ダブルクロスノット」だ。海外では、つまみのビスケット(プレッツェル)の形状に似ているため「The Pretzel Knot(プレッツェルの結び目)」と呼ばれる場合もある。

ジョンストンズの店舗情報

日本にも有楽町阪急店などに直営店が存在するため、時間の許す方は一度ジョンストンズの高品質な生地感に触れてみることをオススメする。百貨店の場合、他ブランドとの比較ができるなどのメリットがあり、ジョンストンズの自社工場だからこそ生み出せる風合いを実感できるだろう。

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ロンドンニューボンドストリートの店舗 dexigner

■ジョンストンズ 有楽町阪急店

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電話番号 : 03-6252-1381
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■ジョンストンズ 大阪タカシマヤ店

住所 : 大阪府大阪市中央区難波5-1-5 3階
電話番号 : 06-6632-9358
住所 : 大阪府大阪市中央区難波5-1-5 3階

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