アウターを羽織るほどではないものの、Tシャツだけだと肌寒さを感じることも少なくない気温19度。そんな日の服装で重宝するアイテムといえば「ニット」だ。今回はそんな「ニット」をメインにしたコーディネートの中でも、オトナ男子がクールに着こなすために知っておきたい3の手段と共に注目のアイテムを紹介!
男前なニットコーデ①「ぶ厚いセーターを“腕まくり”してラフな抜け感を演出!」
着用するだけで存在感のあるコーデを実現できるローゲージのぶ厚いセーター。暑くも寒くも感じる何とも言えない気温19度の日は、ローゲージセーターを“腕まくり”した抜け感の演出がイイ感じに決まる。ニットならではの柔らかな質感と、ローゲージならではの量感から生まれる独特のドレープは、着こなしに男らしい色気とこなれ感をプラス。手元に上品で控えめな腕時計をセットすれば、知的でセクシーな大人コーデの完成だ。
アヤメのサングラス¥38,500(コンティニュエ)グランドセイコーの時計¥572,000(セイコーウォッチ お客様相談室)ポルペッタ × シップスのローファー¥40,920(シップス 銀座店)
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腕まくり姿は「ローゲージ」×「オーバーサイズ」のボリューム増し増しがカッコいい!
腕まくりをするなら、編み目が太く、立体感のある表情をみせる「ローゲージ」、さらに肩がほんのり落ちる「オーバーサイズ」でボリュームを増したセーターの着用をおすすめしたい。腕まくりによって生地が寄せられた袖の立体感が着こなしのシルエットにメリハリを与え、シンプルコーデを洒脱な印象に導いてくれる。
男前なニットコーデ②「“ネイビーワントーン”で品よき洗練を手にいれる!」
こちらはゆとりを持たせたドライバーズニットに、セミワイドシルエットのスラックスを取り入れた現代的なラフ感のあるコーディネート。ゆったりシルエットながら上品で洗練された印象に仕上がっているのは、ブラックほど重たい見た目にならず、知的な印象を与えるネイビーのワントーンで全体をまとめているから。ワントーンコーデは見た目が単調になってしまうのが難点だが、編み目の表情があるニットで挑戦すれば簡単にサマになる。
アイヴァン7285のサングラス6万4900円(コンティニュエ)
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ダブルジップ仕様の前開きニットなら温度調整からインナー見せまで自由自在!
Tシャツの上に羽織るアウター使いとしてちょうど良い前開きニット。気温19度で少し暑いと感じる場合はフロントオープンで、逆に寒さを感じるなら閉めて防寒するなど、状況に応じて調整できるのが嬉しい。さらにお洒落の偏差値を底上げするなら、ダブルジップ仕様に注目するのがおすすめ。下側だけ開けてインナーのレイヤードを強調する、上下の開け方を調整してウエスト部分にシェイプをきかせるなど、着こなしアレンジの幅が一気に広がる。
男前なニットコーデ③「半歩先行く洒落男は“斬新タイドアップ”に注目!?」
あらゆるMIXスタイルが受け入れられている昨今、半歩先を行く洒落男たちがこぞって取り入れているのが非・テーラードジャケットでのタイドアップスタイルだ。ピッティウオモに参戦する上級者のようにデニムジャケットやライダースジャケットといった武骨なアウターにタイドアップシャツを組み合わせるのも良いが、もう少しハードルを下げるならこんなジャケット顔のニットで挑戦するのがおすすめ。モノトーンでまとめればストイックな大人の色気ただようスマートカジュアルの着こなしに。
ギ ローバーのシャツ¥24,970 シップスのネクタイ¥12,980(シップス 銀座店)ギャレット・ライト・カリフォルニア・オプティカルのサングラス¥49,500 (コンティニュエ)
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襟がふんわり返るジャケット顔のニットを選ぶのが成功のカギ!
ジャケット顔のニットと一口に言っても種類は様々。例えば、飾りでラペルを付けたような薄手カーディガンは、タイドアップシャツというよりもクルーネックTシャツの上に羽織る向き。タイドアップシャツに合わせるなら、テーラードジャケット代わりとして成立するようなふんわりラペルが返るしっかりとした設計のニットジャケットを選びたい。ミドルゲージ〜ローゲージで、後ろ襟が首に吸い付くようなジャケット顔ニットなら申し分なしだ。
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