ザ・ノース・フェイスの名作ダウン「Nuptse Jacket(ヌプシ ジャケット)」は、機能性とデザイン性を兼ね備えた冬の防寒アウターの代表格。タウンユースでも抜群の存在感を放ち、アウトドアからストリートまでシームレスに活躍する高スペックな逸品だ。今回はザ・ノースフェイスのアイコニックウェア“ヌプシジャケット”にフォーカスし、注目の着こなし&おすすめアイテムを紹介!
スポンサーリンク
ザ・ノース・フェイスの名作ダウンジャケット「ヌプシジャケット」とは?
1992年にエクスペディション(登頂/探検)向けのダウンジャケットとして発売されたザ・ノース・フェイスのNuptse Jacket(ヌプシ ジャケット)。エベレスト西南に連なるヒマラヤ山脈の標高7,861mの山“Nuptse(ヌプツェ)”が由来となっており、中綿には極寒地でも保温性を確保できるようグースダウンとフェザーをミックスした700フィルパワーの良質なダウンが使用されている。
幅広いカラーバリエーション展開と有名ブランドとのコラボレーションを通して絶大な人気を誇る名作に
ブラックはもちろん、イエローやブルー、パープルなど、ヌプシひとつで幅広いカラーバリエーションを展開。さらにカラーリングモデルに見られるショルダー部分のキルティングにハーフドームロゴを配したコントラストのきいた配色はアイコニックなデザインのひとつとして認知されており、これこそが他のブランドのダウンジャケットとの差別化に成功している決定的な要因となっている。さらにその人気に拍車をかけたのは2007年にスタートしたシュプリームとのコラボレーション。アウトドア用途としてはもちろん、90年代のヒップホップスタイルの象徴的なアイテムとしても知られるモデルだけあり、ストリートヘッズから絶大な支持を集めた。2020年にはGUCCIとのコラボレーションモデルも登場し、その人気はとどまるところを知らない。
ヌプシ 1992と1996の違いは?
大きく分けてヌプシには1992と1996という2つのモデルが存在する。それぞれの違いで特徴的なのは「身幅」「着丈」「ロゴの位置」の3点だ。日本で定番として認知されているのは1996。1992は1996と比べて身幅が細く、着丈が長めのスタイリッシュなシルエット、そしてロゴ位置がフロントに無く左腕に施されている。下の画像はそれぞれ着用者のスナップを並べたものなので、参考にしてみて欲しい。
環境に優しい“ECO NUPTSE”という選択肢も!
通常モデルと違い、リサイクルダウンを採用することで環境に優しい製品になっているのはもちろん、通常モデルには無いカラーリングや素材使いを採用しているエコ ヌプシもぜひチェックしたい。通常モデルが700フィルパワーに対して、エコヌプシは600フィルパワーだがタウンユースには十分なスペックと保温性を誇る。
ヌプシは海外と日本で仕様が違う?
世界で人気を集めるヌプシだからこそ、巷でよく言われるのが海外と日本での企画の違い。これには諸説あるが、日本以外で限定展開されているヌプシが存在するのは事実だ。例えば、海外限定の“THE NORTH FACE URBAN EXPLORATION”や韓国で展開されている“WHITE LABEL”など。上記のラインで展開されているヌプシジャケットは、採用している素材や仕様が異なる場合が多い。偽物を掴まされたり、定価よりも高額な買い物になるなどのリスクは伴うものの、他とは一味違うヌプシジャケットを着用したいとお考えなら、海外から個人輸入したり輸入業者からの買い付けを検討してみるのも良いだろう。二次流通ショップで掘り出し物を探してみるのもオススメだ。
2/4GO TO NEXT PAGE