コードバンのダークホース!? GANZO「コードバン R.C.」は何が良い?

コードバンのダークホース!? GANZO「コードバン R.C.」は何が良い?

“革のダイヤモンド”とも呼ばれる高級レザーの代名詞コードバンに、今新たな風を吹き込む存在が登場している。それがイタリア製コードバンだ。コードバンといえば米国産、日本産のイメージが強いが、レザーに強い国として知られているイタリアのROCADO(ロカド)社が手掛けたコードバンは、従来のコードバンとは質感が一味違うという理由から、業界内で密かに話題を集めはじめている。レザー好きなら見逃せない新たな選択肢であり、これから革小物の購入を検討している方もぜひチェック頂きたい。そんなROCADO社製コードバンを使用した「コードバン R.C.」の魅力に今回は迫っていく。

コードバンを一言で表すなら...コードバンは革のダイヤモンド!?

レザー製品業界の間で「革のダイヤモンド」と称されるコードバン。その特別な価値は、馬の臀部からわずかしか得られない希少性と、他のレザーにはない独特の質感にある。一目でその艶やかさと滑らかさを感じさせ、まるで宝石のように光を反射するコードバン特有の光沢感は、ステータスの高さを象徴する男の憧れ的存在と言っても過言ではない。また、長年使ってもへたらず、適切なメンテナンスを行いながら使い込むことによって、奥行きのある艶や色の深みが加わり、筋骨隆々な雰囲気の見た目に仕上がるのも、世の男たちの心を掴んで離さない理由のひとつだ。

男たちが憧れる魅力を備えるコードバン。その新境地を切り開く存在として、注目されているのが「コードバン R.C.」だ。イタリア製コードバンをいち早く取り扱う「GANZO(ガンゾ)」への取材を通して炙り出された、3の魅力を紹介していく。

「コードバン R.C.」の魅力①一生モノ級の相棒に。ハリを感じる革の厚みと緻密さによる高い耐久性

「コードバン R.C.」の表革は、イタリアのトスカーナ州サンタ・クローチェにある高級皮革を生産する企業ROCADO(ロカド)社が手掛けるコードバンだ。いわゆる米国産や日本産のポピュラーなコードバンとは異なる独自の製法で仕上げられており、繊維密度が高く、触れたときにわかりやすく厚みを感じる質感が特徴となっている。不自然な小じわがつきにくく、長期間の使用でも形が崩れないため、経年変化を楽しみながらひとつのアイテムを長く愛用し続けたいという方にぴったりだ。

GANZO 菅野さん
業界内では一種のあるあるとして知られていますが、実はブランドによって同じタンナーから仕入れているレザーでも、「厚み」が違うことが多いんです。分厚いレザー製品が良いという訳ではありませんが、長年の使用を視野に入れてレザー製品を選ぶなら、相応の厚みがあるタフなレザーを使用しているものがベター。ROCADO社では、現代の市場で流通しているコードバンのなかでも厚いとされる1mm以上の厚みがあるレザーを使用しています。

「コードバン R.C.」の魅力②透明感のある独特の色合いと深み

ROCADO社のコードバンは、古き良き伝統を重んじた製法でつくられる従来のコードバンとは一味違う、ヨーロッパらしい色気を感じる。その理由は、伝統的なコードバンの染色手法と異なる「アニリン染色」という薄い染料を何度も重ね塗りする工程を取り入れているため。この工程を取り入れることにより、光の当たり方によって微妙に異なる色彩が生まれる深みと透明感のある質感を楽しめるのだ。

GANZO 菅野さん
少しマニアックですが、コードバンは産地によって革の質感や風合いが微妙に変わります。ほんの些細な違いですが、革好きからするとそこが奥深くて面白いところ。GANZOでは「コードバン R.C.」だけでなく、従来の米国産、日本産それぞれのコードバンを使用した製品も展開しています。店舗にお越し頂ければ、産地別にコードバン製品を並べて、それぞれのレザーの質感の違いを見比べられるので、ぜひご検討ください。

「コードバン R.C.」の魅力③イタリアらしい品の良さを感じる経年変化

長年使用しても型崩れしにくく、色の深みが増す味わい深い経年変化を楽しめるイタリアコードバン。また透明感のある発色を生かすように、革が本来持つシワやスジをあえて残したムラ感があり、そんな革の個性と経年変化の掛け合わせにより、唯一無二の存在感を楽しめるのだ。

GANZO 菅野さん
「コードバン R.C.」は、外側にコードバン、内側に国産のキップレザーを使用しています。使いはじめは一体感のあるデザインですが、経年変化が進むと革の質感のコントラストが際立った見た目に。コードバンの魅力をいかしながら、長年飽きずに使い続けられる点まで考慮した珠玉のコレクションとなっていますので、ぜひチェックして頂きたいです!

ちなみに、GANZOの公式サイトでは、実際にGANZOの商品を使用した際にどのようにエイジングしていくのかイメージがしやすいようエイジングされたスタッフの愛用商品を紹介するコンテンツが公開されている。Instagramでもエイジングされた革製品が続々とアップされているので、気になる方はぜひフォローを!

GANZOのコードバンが選ばれるのには理由がある!?コードバン R.C.のおすすめ品を紹介!

コードバンは年々希少性が高まっており、市場にはコードバン風に仕上げたレザーが出回ることも少なくない。そんな中で、GANZOはより貴重で上質なコードバンを選んで使用している。

GANZO 菅野さん
GANZOでは自社の独自基準をクリアした上質な最高級のコードバンを選定し使用しています。上質なコードバンとは、コードバン層がしっかり入っており、厚みやピンホールの少ないモノ。そして「染料」で仕上げ、よく見るとコードバンの持つウネリやピンホールが確認でき、エイジングが楽しめるものを指しています。

決して安い買い物ではないからこそ、GANZOのような信頼と実績のあるブランドから上質なコードバン製品を選びたい。ここからは、GANZOのこだわりを詰め込んだ珠玉の「コードバン R.C.」コレクションにフォーカスしていく。8型全てのモデルで「ブラック」「ウィスキー」「グリーン」の3色を展開。どのカラーもコードバンの魅力が際立つ仕上がりとなっているため、ぜひチェックして頂きたい。今回は、特に編集部が読者におすすめしたいと思ったモデルをピックアップして紹介していく。

GANZOのおすすめ「コードバン R.C.」アイテム①ラウンドファスナー長財布

透明感のあるコードバンの質感を骨の髄まで味わうなら、大型ラウンドファスナー長財布が狙い目。表のコードバン面は繋ぎ目がなく、1枚革の良いところをまるっと使った贅沢仕様となっている。ファスナースライダーや留め具には、GANZO 刻印入りパーツを使用し、細部まで拘った仕上がり。内装も美しく、お札、カード、コインを綺麗に収納できるよう考え抜かれた設計で、収納物が表に響きにくいためレザーの自然な風合いを維持したまま経年変化を楽しめる。

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GANZOのおすすめ「コードバン R.C.」アイテム②小銭入れ付き二つ折り財布

カード、お札、コインの十分な収納力をキープしながら、極限までコンパクト化できるように本体の高さをギリギリまで低く設計した二つ折り財布。単純に高級な素材を使うだけでなく、その革の特性をいかしつつ実用性の高い財布を追求するGANZOならではのこだわりが光る逸品だ。札入れには、レシート類などとお札が仕分けできる仕切りが備えられているのも嬉しいポイント。

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GANZOのおすすめ「コードバン R.C.」アイテム③ササマチ名刺入れ

コードバンの艶を生かすため過度な装飾を入れず、上品でコンパクトなデザインに仕上げられた名刺入れ。カードポケット×2、内ポケット×1、背面ポケット×1と収納力に優れ、メインポケットはW型の「ササマチ」仕様。V型に比べ、名刺をスムーズに出し入れできるよう拘った設計になっている。コードバンの艶やかな魅力が際立ったフォーマル感のあるこんな名刺入れは、モノの質にこだわる本格派にはもちろん、仕事でスーツを着る機会が多いビジネスパーソンにも推奨したい一品だ。

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GANZOのおすすめ「コードバン R.C.」アイテム④三つ折り財布

手のひらにすっぽり収まるワイドフォルムに仕上げられた三つ折りタイプの財布。いわゆる三つ折り財布だと収納力が少しモノ足りないというイメージをお持ちの方にとって、痒いところに手が届く仕上がりとなっている。例えば、コインルームは外付けされており、ちょっとした買い物時にスムーズに小銭を取り出せる設計に。またコインルーム前段には深めのマルチポケットが1段あり、領収書などの一時保管場所としても活用可能だ。

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GANZOのおすすめ「コードバン R.C.」アイテム⑤ラウンドファスナーキーケース

スマートキーなどの大型の鍵が収納できるよう考慮して設計されたキーケース。蝶の羽のように180度開くバタフライ型ファスナー式で、外側にはカードポケットが備えられている。車のカギ収納に使用するなら、免許証やETC、給油カードなどを収納しておくのに便利だ。内側にはリングG管×4、リング×3に加えて内ポケットが備えられており、複数のカギをスマートに持ち運べる収納力を誇る。

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GANZOならコードバンの手入れ用品も充実してるから安心!

コードバンは一般的な牛革と性質が異なるため「手入れが難しそう」と感じる方もいらっしゃるはず。とりわけ今回取り上げたようなイタリアコードバンとなれば、「市販の革クリームを使ってシミにならないか」「普段通りの手入れのままだと逆に革を痛める原因になるかも」といった不安はつきもの。GANZOではコードバン専用WAXをはじめ毛質にこだわったブラシなどのアフターケア用品が充実しているため安心だ。公式サイトではお手入れ方法の紹介コンテンツも公開されているため、ぜひチェックして欲しい。

アフターケア用品の詳細はこちら

各国のレザーの強みをいかした珠玉の品が揃うGANZOの店舗で「コードバン R.C.」の魅力を堪能しよう!

今回紹介した「コードバン R.C.」のレザー製品は、GANZO直営店でチェックできる。イタリアコードバンならではの透明感のある質感を実際にこの目で確かめたいという方は、ぜひ最寄りの店舗に足を運んでみて欲しい。GANZO直営店では、コードバンの他、ブライドルレザーやクロコダイルなど、さまざまな革の魅力をいかしてデザインに落とし込んだ製品を幅広くラインナップ。また工房が併設されており、職人が常駐しているため、オーダーメイドも可能だ。店舗の職人が限定で製作したショップ限定アイテムの販売があるなど、その店舗でしか味わえない体験が用意されている。

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