ビジネスシーンにおいて絶対に欠かせないアイテムである「名刺入れ」。紳士たるもの、そんな名刺入れ一つにもこだわりを持ってアイテムを選びたいところだ。そこで今回は、メンズにおすすめのブランドを3つのカテゴリーに分けて全23個の名刺入れを紹介!
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高級感あふれる名刺入れをお探しなら、各国を代表するハイブランドのアイテムはいかが?
ビジネスシーンにおける初対面の挨拶で必ず登場する名刺入れ。高級感あふれるラグジュアリーなアイテムをチョイスすれば、小物でさりげなく威張りをきかせることが可能だ。バッグやスーツなど目立つアイテムをハイブランドで揃えるのは少し苦手…という方は、名刺入れで取り入れてみるのはいかがだろうか?
高級感あふれる名刺入れブランド①ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
1854年にフランスのマルティエ(スーツケース職人)が設立したルイ・ヴィトン。高品質な旅行用鞄は、創業初期からロシアやスペインの王侯貴族などから注文を受けるなどの成功を収める。創業者の死後はコピー対策としてモノグラムのデザインを考案し、これが世界的に評価されるきっかけに。皮革製品で名を上げたブランドだけあって、名刺入れのクオリティもすばらしい。
高級な革の風合いを引き出した“タイガレザー”によるシックな名刺入れ「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON) アンヴェロップ・カルト・ドゥ・ヴィジット」
「タイガ」のレザーを採用した名刺入れ。タイガは1993年にヴィトン初の本格的なメンズラインとして登場し、ビジネスアイテムなどによく採用されている。麦の穂をイメージしたエピレザーと異なり、キメ細やかな型押しを施しているのがタイガの特徴だ。革の風合いを強調したシンプルなデザインで、フラップ部分にヴィトンのロゴマークをさり気なく刻印。開閉はボタン式でカードスロットを計4つ備えている。
高級感あふれる名刺入れブランド②グッチ(GUCCI)
グッチは、グッチオ・グッチによってイタリア・フィレンツェで設立されたブランド。バッグ・靴・財布・名刺入れといった皮革製品だけでなく、香水や宝飾品などを幅広く展開している。ダブルGの「GG」ロゴや緑と赤の「ウェブライン」といった独自のデザインが魅力。
シボ革にあしらわれたシルバーのブランドロゴがラグジュアリーな雰囲気を漂わせる「グッチ(GUCCI) 名刺入れ」
フラップ角にグッチの象徴である「GG」マークをシルバーで施した逸品。GGマークは1960年代に2代目当主のアルドが模倣品の氾濫に対する策としてブランドの品質を保つために、創業者グッチオ・グッチのイニシャルを使ってデザインしたもの。これは世界初のブランドロゴとも言われている。レザーは高品質なシボレザーを採用。シンプルな設計でスマートに使える名刺入れだ。
高級感あふれる名刺入れブランド③プラダ(PRADA)
イタリアを代表する高級ファッションブランドの一つ、プラダ。皮革製品のインポートショップがルーツであり、現在でもレザーアイテムは世界的に評価が高い。名刺入れはおなじみの三角ロゴプレートを採用したものから、ブランド名を刻印したものまでさまざまな選択肢がある。
高級感のある見た目だけでなく、マチ幅を広く取った使いやすさも魅力的◎「プラダ(PRADA) 名刺入れ サフィアーノ トライアングル」
広めに取られたマチによって、大量の名刺を収納することが可能なプラダの名刺入れ。内装のメインポケットとサブポケットのほか、背面にもポケットが設けられた収納力バツグンの頼れるアイテムだ。そしてフロントにはひと目でわかるプラダのアイコン、三角プレートを配置。プラダのロゴが誕生したのは、1919年にイタリア王室のオフィシャルサプライヤーとして任命されたことがきっかけで、当時存在していたサヴォワという国の旗である十字をあしらった紋章と、ロープの印をロゴとして使用することが許可された。
高級感あふれる名刺入れブランド④アルマーニ(ARMANI)
アルマーニは、1975年にジョルジオ・アルマーニが建築家のセルジオ・ガレッティと手を組んで設立したイタリアのブランド。同じミラノに拠点を置くジャンフランコ・フェレやジャンニ・ヴェルサーチと並び「ミラノの3G」と称されるほか、「モード界の帝王」などの異名を持つ。メインラインの「ジョルジオ・アルマーニ」に加え、セカンドラインの「エンポリオ・アルマーニ」やヤングカジュアルラインの「A/X ARMANI EXCHANGE」を展開しており、幅広い層にファンを抱えるブランドだ。
30代、40代に相応しい黒で統一された逸品「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI) 名刺入れ YGM744」
メインラインであるジョルジオ アルマーニの2019年新作名刺入れ。牛革のなかでも最高品質とされる柔らかなカーフスキンを採用。豊かなシボの表情が際立つシンプルなフォルムで、フラップにジョルジオ アルマーニのロゴを刻印している。多くの名刺を収納できるマチ付きのメインポケットに加え、その他3つのポケットを備えた機能的な仕上がり。
高級感あふれる名刺入れブランド⑤サンローラン(Saint Laurent)
イヴ・サンローランが自身の名を冠して1961年に創業したファッションブランド、サンローラン。ラグジュアリーかつエレガントなアイテムを幅広く展開しているが、なかでも有名なのがシューズやバッグ、小物類などのレザーアイテムだ。名刺入れに関しても上質な革質に注目したい。
上品で繊細なシボが目を引く逸品「サンローラン(Saint Laurent) 名刺入れ」
パッと見で目を引く美しい細かいシボの入ったボディが魅力を放つ名刺入れ。フラップ中央にはアイコニックなブランドロゴを箔押ししている。カードスロットも多く、収納力も優秀。フラップ裏のカードスロットは珍しい縦入れ式で、内装にもロゴを刻印している。
高級感あふれる名刺入れブランド⑥ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
「ヴェネチアの工房」を意味するボッテガ ヴェネタは、1966年にモルテド夫妻が北イタリアで設立したブランド。熟練の職人よる皮革製品を展開しており、手作業による滑らかななめし革の皮ひもを編んだ「イントレチャート」がブランドの象徴だ。
唯一無二の存在感を放つイントレチャートのディテールで個性をアピール!「ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA) 名刺入れ」
ボッテガらしいイントレチャートのデザインが目を引く名刺入れ。柔らかなラムレザーを使用して編み込むことで、肌触りが良く柔軟性に富んでおり、手にスッと馴染むのが特徴だ。ボタン式の開閉で内装は実にシンプル。イントレチャートのデザインは独創的ではあるものの、他に目立つ装飾がないため意外とシックな印象を与える。
高級感あふれる名刺入れブランド⑦バレンシアガ(BALENCIAGA)
バスク系スペイン人のクリストバル・バレンシアガによって1914年に設立されたバレンシアガ。ハイブランドとして確固たる地位を築きながら、2015年よりブランドを率いるデムナ・ヴァザリア氏がその手腕を振るい、ダッドスニーカーや三つ折りのミニ財布を世に広めるなど、トレンドを牽引するブランドとして大きな注目を集めている。創業は意外にも古く1914年で、当初はスペインに本店を構えていたが、1930年代に内戦の影響でパリに本店を移した。
シンプルななかにヒネリの効いたデザインが秀逸「バレンシアガ(BALENCIAGA) 名刺入れ」
フロントに施された三角のディティールがバレンシアガらしさを感じさせる名刺入れ。マチ幅が広く優れた収納力を備えながら、コンパクトなサイズ感で小ぶりなバッグやクラッチバッグにも収納しやすい。ボタン式開閉で使いやすく、飽きの来ないデザインなので長く愛用できる逸品だ。
高級感あふれる名刺入れブランド⑧バーバリー(BURBERRY)
日本でも高い人気を誇るバーバリーは、1856年にロンドンのベイジングストークでスタートした英国ブランド。創業者はトーマス・バーバリーで、農民が汚れを防ぐために羽織っていた上着をヒントに「ギャバジン」と呼ばれる新素材を開発した。ギャバジンを用いたトレンチコートを筆頭に、数多くのアイテムを展開。もちろんレザーアイテムも世界的に評価が高い。
上質なグレインレザーが高級感を主張する名刺入れ「バーバリー(BURBERRY) GRAINY LEATHER FOLDING CARD CASE」
美しいグレインレザーに、2018年に刷新された新しいバーバリーロゴを箔押しした名刺入れ。深みのあるブラックに浮かぶシボが男らしい印象を与える。余分な装飾をそぎ落としたスタイルで、素材の風合いを最大限に生かす仕上がりに。内側及び背面に多数のカードスロットを備えており、シンプルなデザインからはイメージできない機能性を誇る。
こだわりの革専業ブランドが手がける名刺入れで密かに違いを見せる!
レザーにこだわる男性であれば、バッグや財布、革靴だけでなく名刺入れも本格派レザーブランドが手がけるアイテムで揃えたいのでは?上の項目で紹介したハイブランドの名刺入れももちろん上質な素材を使用しているが、やはりレザーに強みを持つ専業ブランドのアイテムは一味違うもの。ここでは品質にこだわったレザーブランドの名刺入れを紹介!
レザーに強みを持つ名刺入れブランド①ヴァレクストラ(VALEXTRA)
イタリア・ミラノを拠点とするレザーブランドのヴァレクストラ。1937年にジョヴァンニ・フォンタナによって設立され、ブランド名はイタリア語でスーツケースを意味する「valigia」と「extra」を組み合わせた造語から名づけられた。1980年代から2000年頃までカルティエやダンヒル、アルマーニのレザーアイテムを生産していた実力派としても有名だ。しなやかで高級感に溢れるバッグや財布、キーケースを展開している。
ダークネイビーのカーフスキンが美しい「ヴァレクストラ(VALEXTRA) V8L03」
世界最高峰のレザーブランドらしい、上質なカーフスキンを使用した名刺入れ。外装にブランドロゴなどのデザインを施さず、内装に小さくVALEXTRAのロゴを箔押ししたシンプルなデザインは、最高級レザーを使用したアイテムのクオリティに絶対的な自信があるからこそだろう。ヴァレクストラのグレインレザーはしなやかさや高級感を保ちながら、耐久性も兼ね備えているのが特徴。シンプルながら、縁に施されたステッチがアクセントとなっている。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド②エッティンガー(ETTINGER)
1934年に創業のエッティンガーは、英国王室御用達(ロイヤルワラント)の称号を持つブランド。英国を代表するレザーブランドの御三家に数えられる名門だ。余計な装飾を施さない革質を活かしたレザーアイテムが特徴で、名刺入れにおいてもその魅力が発揮されている。
ブラックとパープルのコントラストが品格を滲ませる、上質ブライドルレザーの名刺入れ「エッティンガー(ETTINGER) STERLING」
高品質なカーフスキンを使用し、表面にコーティングを施すことでより美しい光沢を放つ名刺入れ。内装のロイヤルパープルは、エッティンガーのロイヤルコレクションの特徴のひとつ。もっとも高貴な色とされているパープルとブラックのコントラストが品格のある雰囲気を漂わせる。また、マチなしの薄いフォルムが実にスマートで、スーツスタイルとの相性も抜群。王室御用達のレザーブランドらしい、気品あふれるアイテムだ。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド③ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)
1860年創業のホワイトハウスコックス。150年以上にわたって同じ製法でレザーアイテムを製造しており、レザーの「英国御三家」としての呼び声も高いブランドだ。特に注目すべきがブライドルレザーのアイテム。染色や仕上げなど独自のレザーを仕入れており、耐久性と美しさを両立する。
装飾のないミニマルなデザインが上質なブライドルレザーの魅力を最大限に引き出す「ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox) 名刺入れ」
シンプルで上品な印象の名刺入れ。ホワイトハウスコックスの伝統素材であるブライドルレザーは、使い始めこそ硬さを感じるものの、使いこむほどにツヤが増していく。デザインは至極ミニマルで、無駄のないつくりが上質なレザーの質感を際立たせる。マチ無しのため大容量とまではいかないが、その分薄型でスーツのポケットが膨らむことなくスッキリと収まる。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド④グレンロイヤル(GLENROYAL)
1979年創業のグレンロイヤルは、スコットランドの中西部エア・シャーに拠点を置くレザーブランド。GLENはゲール語で「谷・渓谷」を表し、ROYALは「王室」を意味する。エッティンガーやホワイトハウスコックスと同じく英国御三家に数えられるブランドで、蜜蝋ワックスや牛脂をじっくりと染み込ませて仕上げたベジタブルタンニングのブライドルレザーを使ったアイテムが有名だ。
コンパクトなフォルムでスマートに収納できる薄型名刺入れ「グレンロイヤル(GLENROYAL) SLIM BUSINESS CARD HOLDER」
コンパクトさを追求した名刺入れ。薄型であることはもちろん、手に収まりやすい小ぶりなサイズ感も特徴的だ。ボタン開閉式の名刺入れは数あれど、フロント側にデザインとしてスナップボタンを取り入れているのは珍しい。素材にはグレンロイヤルのお家芸でもある上質なフルブライドルレザーを採用。化学染料や顔料を一切含まない水性染料で染色されているため、エイジングによってどんどん艶やかで深みのある色に経年変化していく。メインポケットの他に2つのサブポケットを備えており、コンパクトながら充分な収納力を誇る。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド⑤ガンゾ(GANZO)
ガンゾは日本の老舗皮革メーカーAJIOKA.が展開するブランド。素材選びからなめし、革の裁断・漉き・縫製、さらには磨きといった工程に至るまで妥協することなく“本物”を追求し、最高品質のレザーアイテムを製造している。日本の文化と技を知り尽くした職人の手によるアイテムは、海外ブランドとは一味違った完成度を誇る。
イタリア産コードバンを使用した【MADE IN JAPAN】の名刺入れ「ガンゾ(GANZO) CORDOVAN R.C. (コードバンアールシー) ササマチ名刺入れ」
イタリア「ROCADO社」の「コードバン R.C.」を使用した名刺入れ。コードバンとは、数ある革の中でも最高級の品質を誇り、”革のダイヤモンド”と呼ばれる希少性の高いレザー。ガンゾのアイテムで使用されている「コードバン R.C.」は1mm以上の厚めのものを使用しており、耐久性に優れている。今回ピックしたのはW型に丁寧に折り込まれたササマチ仕様のシンプルな名刺入れ。ササマチとは横から見た時に笹の葉のように見えるマチタイプのことで、底辺がなく広げると上部が広がるのが特徴。過度な装飾を入れず、上品でコンパクトなデザインによってコードバンの艶が生かされている。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド⑥スマイソン(SMYTHSON)
スマイソンは1887年に設立された英国の老舗ステーショナリーブランド。創業者はフランク・スマイソンで、長い歴史の中の顧客にはヴィクトリア女王、エドモンド・ヒラリー、マドンナ、グレース・ケリーといった錚々たる顔ぶれが。エリザベス女王、エディンバラ公、チャールズ皇太子の3人すべてのロイヤルワラント(英国王室御用達)を授かっており、その称号に恥じない美しいレザーアイテムを展開。ステーショナリー以外にもカードケースや名刺入れ、バッグなどレザーグッズを多彩に製造している。
すべてのロイヤルワラントを授かった評価は伊達じゃない!英国王室も舌を巻く上質な本革名刺入れ「スマイソン(SMYTHSON) PANAMA C/CASE」
上質なレザーにゴールドの箔押しがスマイソンらしいデザイン。毎日のように使う名刺入れの素材として相応しい、キズがつきにくい上質なクロスグレインレザーを使用している。コンパクトながらマチがしっかりあるので名刺がたくさん入り、使い勝手もバッチリ。さり気なくセンスをアピールできる名刺入れだ。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド⑦ペッレモルビダ(PELLE MORBIDA)
ペッレ モルビダは、“旅の理想形”として知られている船旅を楽しむ大人たち、“クオリティ オブ ライフ”を求める成熟した大人たちに向けて誕生した日本のレザーブランド。すべてにおいて厳選した素材を使用し、細部にまでこだわってアイテムを製作している。
イタリア産ゴートレザーが男の魅力を格上げ!「ペッレ モルビダ(PELLE MORBIDA) 名刺入れ」
イタリア・ミラノのボナウド社が鞣し、加工を施したゴートレザーを使用した名刺入れ。1923年創業のボナウド社は「最高の産地」の原皮のみを選定し優れた技術で生産する一流タンナー。手によく馴染む柔らかな素材感と、独特な表情がポイントとなっている。さらにパルメラート加工(手揉み加工)を行うことで、通常のシボレザーよりもエレガントで表情豊かな仕上がりに。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド⑧フェリージ(FELISI)
創業者のアレッサンドロ・フェリージと現社長アンナ・リザ・フェローニが、イタリア北部の街フェラーラに立ち上げた革工房がルーツのフェリージ。現在約50名の職人が革工房で働いており、ハンドメイドで上質なレザーアイテムを作り上げている。多くの商品に刻印されているブランドロゴが特徴的。フェラーラ地方の地主であったフェリージ家の紋章でもあるこのロゴは兜と楯、林檎の木をモチーフとしている。
クロコ型押しのエンボスレザーがラグジュアリーな雰囲気たっぷり「フェリージ(FELISI) 名刺入れ」
美しい光沢を見せるレザーに、クロコ型押しを施した名刺入れ。構造はメインポケットとフラップ裏のサブポケットのみというシンプルなつくり。マチ無しだが普通サイズの名刺であれば40〜50枚ほど収納できる。コンパクトなぶんかさばらず持ち運べて、出し入れもしやすいため名刺交換もスムーズに行なえる。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド⑨キプリス(CYPRIS)
1995年に東京で生まれたレザーブランドのキプリス。「一生愛せる、本質的価値のあるものづくり」をコンセプトに、職人が見えない工程にも手間を惜しまずにアイテムを仕立てている。一般的な革小物よりも工程数を多くかけているほか、その工程の70%以上がハンドメイドによるもの。最高級のシリーズに至っては、90%以上がハンドメイドによる製作だ。
貴重なシェルコードバンを贅沢に使用した日本製名刺入れ「キプリス(CYPRIS) カードケース」
貴重なシェルコードバンを贅沢に使用したキプリスの名刺入れ。馬の臀部を伝統的な方法で鞣したコードバンは、繊維が非常に細密であることから牛革とは一味違った美しい光沢を宿しているのが特徴だ。内側には丈夫なキップスキンを使用しており、タンニンとクロームのコンビ鞣しとアンティーク仕上げで丈夫かつ味わい深い風合いを実現している。コーナー部分に“菊寄せ”と呼ばれる、ヘラで丁寧にきざみを入れた日本古来の技法を用いているのもキプリスならでは。
レザーに強みを持つ名刺入れブランド⑩イルビゾンテ(IL BISONTE)
イタリア・フィレンツェを本拠とするイルビゾンテは、1970年にワニー・ディ・フィリッポとその妻であるナディアによって創業されたブランド。創設者であるフィリッポが、水牛の力強さと誇りの高さに感銘を受け「水牛(the bison)」を意味するイルビゾンテのブランド名を名づけた。その名を象徴するかのように、しなやかで耐久性に優れたレザーを扱っているのがイルビゾンテの魅力。オリジナルのレザーを贅沢に使ったアイテムは、使い込むほどに愛着が湧く。
上質だけどお手頃価格だから20代の社会人、新入社員の方にもおすすめ「イルビゾンテ(IL BISONTE) 名刺入れ」
イルビゾンテらしい柔らかなレザーを使用した名刺入れ。べーシックなデザインながら、フロントに刻印された水牛のロゴがさり気なく個性を主張する。バゲッタレザーを用いて作られるイルビゾンテのレザーは耐久性が非常に高く、使えば使うほど色が味わい深く変化していくのが特徴だ。カラーバリエーションを豊富に展開しているのもこのブランドのポイント。高級感のある質感を実現しながら、お手頃価格で購入できるコストパフォーマンスも魅力的だ◎
さり気ない個性が光る人気ファッションブランドの名刺入れも見逃せない!
ハイブランドや本格レザーブランドの名刺入れも良いが、アパレルブランドが手がけるカジュアルな名刺入れをチョイスするのもアリだろう。アパレルブランドらしい個性的なデザインを取り入れていたり、肩肘張らない印象を備えているのも魅力だ。
ファッショナブルな名刺入れブランド①ポール スチュアート(Paul Stuart)
ポール スチュアートは、1938年にラルフ・オストロフによって設立されたブランド。ニューヨーク・ミッドタウン・マンハッタンのマディソン街東45丁目に店舗を構え、主にアイビーリーガーをターゲットとしていた。英国のルーツをアメリカ流に解釈し、大人の紳士に相応しいアイテムを展開している。
クロコダイルの型押しデザインが高級感を演出する「ポール スチュアート(Paul Stuart) 名刺入れ チェルシー」
エレガントで高級感漂うクロコダイルの型押しレザーを使用したポール スチュアートの名刺入れ。内装にはソフトで落ち着いたトーンのシープレザーを合わせ、柔らかなタッチで外装とのギャップを楽しめる仕上がりに。2つのカードポケットがジャバラ仕様で大きく開くため、メインポケットが2層あるかのような収納力に優れた構造。重厚感のある佇まいがビジネスシーンに相応しい。
ファッショナブルな名刺入れブランド②アニエス ベー(agnes b.)
アニエス ベーは、アニエス・トゥルブレが自身の名を冠して1975年にフランス・ヴェルサイユにて設立したファッションブランド。日本、アメリカ、オランダ、イギリス、中国など世界各国に店舗を展開し、シンプルでありながら印象的なデザインで多くの人を魅了している。
独創的なエンボス加工に内と外でコントラストを効かせたコンビカラーがおしゃれ「アニエス ベー(agnes b.) 名刺入れ VOYAGE」
フロントに施されたアニエスベーのネームがポイントの名刺入れ。型押しレザーの独特な質感はデザイン面だけでなく、傷がつきにくいというメリットも備えている。内側と外側のコンビカラーがさりげないアクセントになり、名刺入れを開いた際に意外性のある表情を見せる。薄型ながら計5つのポケットで実用性も高い。
ファッショナブルな名刺入れブランド③ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)
ポロ ラルフローレンは、1986年にアメリカ人デザイナーのラルフローレンがパリに路面店をオープンしたことでスタートしたブランド。現在ではニューヨークを拠点に、乗馬のロゴをあしらったポロシャツをはじめ、アパレルから小物類まで幅広く展開している。
しなやかなスムースレザーにおなじみのロゴを刻印「ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN) 名刺入れ」
ミニマルな雰囲気のスムースレザーを使用した名刺入れ。北米産のステアレザーにショートクローム鞣しを施し、丈夫でしなやかな手触り感を実現している。鞣しの段階で革にアジが出るよう下地にオイルを浸透させているのもポイント。ポロ ラルフローレンの刻印を施した表面は、オイルタッチが特徴の染料仕上げによりエレガントな光沢を放つ。メインポケットのサイドがジャバラ仕様で、名刺の出し入れもスムーズだ。
ファッショナブルな名刺入れブランド④ディーゼル(DIESEL)
ディーゼルは1978年にレンツォ・ロッソによって創立され、イタリア北東部の都市モルヴェーナに拠点を置くアパレルブランド。日本でも高い人気を誇るデニムのほか、ベルトやバッグ、財布、アクセサリーなどのアイテムをトータルで展開している。
内装のイエローをチョイスしたエッジの効いたカラーリングがディーゼルらしい「ディーゼル(DIESEL) 名刺入れ FRESH STARTER DUKEZ」
柔らかい上質レザーと、内装に使われたカラフルなカラーリングが人気のシリーズ。外装はシンプルなブラックレザーを用い、メタリックなパーツでディーゼルロゴを配置している。内側にはメインポケットを含め4つのカードスロットを備えており、収納量も充分。名刺入れとしてではなく、おしゃれなカードケースとして使うのもアリだ。
ファッショナブルな名刺入れブランド⑤ラコステ(LACOSTE)
1933年に設立されたフランスのアパレルブランド、ラコステ。ポロシャツを世界に広め、緑色のワニのブランドロゴで知られる。アパレル以外にもバッグや時計、眼鏡や小物類を取り扱っており、どのアイテムもポロシャツ同様に完成度が高い。
ベーシックなデザインながらロゴマークがアイコニック「ラコステ(LACOSTE) 名刺入れ」
豊かな光沢感がエレガントな雰囲気を演出する、プレミアムスムースレザーを採用した名刺ケース。すっきりとしたベーシックなデザインにラコステのアイコンであるワニのロゴを、メタルカラーで配置することでビジネス顔に仕上げている。内装を深みのあるブルーでカラーリングしているのも、フレンチブランドらしいこだわり。