確かな品質とデザインで新風を巻き起こすイタリア発のパンツブランド、ジャブス アルキヴィオ(giab’s ARCHIVIO)。クラシックな要素を残しつつもモダンでハイエンドなトラウザーズを展開するこのブランドは、年々ファッショニスタからの熱い視線を集めている。今回は「ジャブス アルキヴィオ」にフォーカスし、その魅力と定番モデルを紹介!!
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ジャブス アルキヴィオとは
トラウザーズファクトリーの大御所「ジャブス社」が母体
ジャブス アルキヴィオの母体であるジャブス(GIAB’S)社は、ヨーロッパファッションの中心地イタリア・フィレンツェ発祥のトラウザーズ専業ファクトリー。1953年にジャンカルロ・バレリーニ(Giancarlo Ballerini)氏が創業し、”100% Made in Italy”のコンセプトのもと高品質のトラウザーズ生産を手がけてきた。60年以上もの歴史の中で培われた技術力は折り紙つきで、トム フォード(Tom Ford)、サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)、ロロ・ピアーナ(Loro Piana)、ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)、ヴァレンティノ(VALENTINO)といった、超一流の老舗メゾンからの信頼も厚い。
日本とイタリアの感性をミックスさせたトラウザーズを展開するジャブスアルキヴィオ
ジャブスアルキヴィオは、ジャブス社3代目のコジモ・バレリーニ(Cosimo Ballerini)氏と弟のロレンツォ・バレリーニ(Lorenzo Ballerini)氏により、先鋭的なエッセンスを取り入れた新感覚のトラウザーズブランドとして2012年よりスタートした。長きにわたるトラウザーズ生産で磨き上げた高い技術力とノウハウをベースに、若い感性を加味したコレクションを続々と展開。2014年からは、ミラノ在住のクリエイティブディレクター中新井淳平氏がディレクションに加わる。ミラノのセレクトショップEral55にてキャリアを積んだ後、インターナショナルリアルクローズの最先端セレクトショップ BRIAN & BARRYのバイヤーを務めた中新井氏が加入したことで、日本とイタリアの感覚がミックスされた現代的かつ革新的なトラウザーズコレクションへと進化。日本はもちろん、老舗パンツ専業ブランドがひしめくイタリアにおいても注目度を高めている。
ジャブス アルキヴィオのパンツの種類
センタークリースが美しい「マサッチョ」
ジャブスアルキヴィオの中でも1、2を争う人気モデルの「MASACCIO(マサッチョ)。細身のイージーパンツに仕上げられた、大人な顔つきが特徴的だ。裾に向かってテーパードが効いたキレイなシルエットながら、ナイロン素材やジャージー素材をチョイスすることで抜け感を演出できる。きっちりと入ったセンタークリースも魅力。クリースにステッチを入れることで、洗濯しても折り目が消えない仕様となっている。
1プリーツモデル「ヴェルディ」
ジャブス アルキヴィオがデビューした当時から存在し、シーズン毎に進化を重ねているブランド代表作がワンプリーツの「VERDI(ヴェルディ)」だ。プリーツが入ることで、絶妙な加減でゆとりのある腰周りを実現。さらに、やや高めの位置からテーパードをかけることにより、ロールアップして短めの丈で穿いても、膝下が長く、足が長く見える設計になっている。
ノープリーツモデル「ヴィヴァルディ」
ノープリーツながら、適度に余裕のある腰回りが特徴の「VIVALDI(ヴィヴァルディ)」。伸縮性に富んだ素材で仕上げることで、抜群の履き心地を実現している。ゆとりのある腰回りと膝から裾にかけて効かせたテーパードは、ジャブス アルキヴィオが最も得意とするシルエットだ。イタリアントラウザーズブランドは数あれど、一味違った感覚を堪能できる。
上質素材が魅力の「ヴィヴァルディ・ヨーク」
細すぎず太すぎない絶妙なシルエットが特徴の「VIVALDI-YOKE(ヴィヴァルディ ヨーク)」。名前のとおり後ろ腰にヨークを付けたモデルで、ウエストからヒップにかけての身体のラインに吸いつくようなフィット感が魅力だ。イタリアンストレッチデニムを使用し、製品完成後に洗いを加えることで硬いイメージのデニムをソフトに仕上げ、ストレスフリーの履き心地を実現している。
履き心地抜群のショートパンツ「ロッシーニ」
シンプルながら、上品に仕上げられた大人のためのショートパンツ「ROSSINI(ロッシーニ)」。コストパフォーマンスに優れ、春夏らしい軽快でハリのある上質ストレッチチノ素材に、製品染めを施すことで独特の色合いと上品な光沢を生み出している。伸縮性に富んだ快適な履き心地はもちろん、こなれた風合いも魅力的だ。