「水もしたたるイイ男」という言葉があるが、やはり服やヘアスタイルを乱す雨には濡れない方がスマート。イタリアの男たちは、いつ雨に振られても対応できるよう常に折りたたみ傘を持ち歩いているという。今回は折りたたみ傘にフォーカスして、注目のアイテムを紹介!
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信頼度抜群!レイングッズブランドの折りたたみ傘
“餅は餅屋”ということわざがあるように、やはり傘はレイングッズを主力として展開するブランドがもっとも信頼できるだろう。英国王室御用達の老舗傘ブランドから日本の熟練職人が手がける傘ブランド、レイングッズを幅広く展開するブランドまで、信頼度抜群の折りたたみ傘を紹介!
折りたたみ傘「fox umbrellas(フォックス・アンブレラ)」
英国の老舗傘ブランド「fox umbrellas(フォックス・アンブレラ)」。19世紀末にスティール製フレームをいち早く導入し、20世紀中頃には世界で初めてナイロン製の生地を採用した傘製造におけるパイオニア的存在だ。マラッカなどの木材や、レザーを用いたハンドルも実に独創的で、男の立ち姿をスマートに演出してくれる。傘を持つことに抵抗があったという英国紳士の生活様式を一変させたという歴史を持つフォックスアンブレラの傘は、スーツスタイルとの相性も◎。
折りたたみ傘「Maglia Francesco(マリアフランチェスコ)」
1854年に創業した、ハンドメイドで傘を仕上げるイタリアの老舗アンブレラメーカー「Maglia Francesco(マリアフランチェスコ)」。ミラノに構えるファクトリーにて熟練の職人が丁寧に仕上げている。傘の中棒には竹やカエデ、藤といった天然の木材が使用されているため、一本一本にそれぞれの個性が表現されている。値段は安くはないので、自分が納得できる好みの一本を選びたい。Maglia FrancescoはトップメゾンのOEM生産も手掛けるメーカーとしても有名だ。
折りたたみ傘「Knirps(クニルプス)」
「傘の代名詞クニルプス」1928年に折りたたみ傘を発明したドイツの老舗傘ブランドだ。名実ともに傘の代名詞、ドイツでは認知度が95%を誇るほど。ドイツブランドらしいハイテクノロジーとメカっぽさを残したデザインが魅力。X1が売れ筋だが、T010やT2 Duomatic、T3 Duomaticあたりのモデルも外せない。
折りたたみ傘「FULTON(フルトン)」
「英国王室御用達の”重厚な折りたたみ傘”」英国といえば雨や曇天のイメージが強いが、1日中降り続けるようなことはめったになく、1日のうちの数時間雨だけ降ることが多い。まさに折りたたみ傘が重宝される気候だろう。そんな英国でトップシェアを誇るレイングッズブランドがフルトンだ。ロイヤルワラントホルダーとしても知られ、英国有名デパート「ハロッズ」でも取り扱いされている。クラシックな傘ブランドと言えば、英国の「フォックスアンブレラ」、イタリアの「MAGLIA FRANCESCO」日本の「前原商店」など、名だたる大御所が存在する。ただし、折りたたみ傘となると「良くも悪くもクラシックデザインゆえ、服装や年齢によってはヘビーすぎる」というケースも。フルトンの折りたたみ傘は、ほどよくクラシック。服装や年齢を選ばずあらゆるシーンで使いやすい。
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