数あるデニムジャケットのなかでも、元祖モデルとしてデニムマニアやファッショニスタから愛されているのが「1stタイプのデニムジャケット」。今回は、全てで5タイプあると言われているGジャンのなかで元祖と言われている1stタイプのデニムジャケットにフォーカス!
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1stタイプのデニムジャケットで玄人感のある洒脱なコーデに!
“1stタイプ”という呼び名の通り、リーバイス初のGジャンとして1936年に産声を上げたのが「506XX」。現在世に出回っている全てのGジャンの礎とも言えるモデルであり、このデザインを好んで着用する根強いファンも多い。ボクシーなシルエットは、オーバーサイズがトレンドインしているイマの気分にピッタリだ。市場にはサードタイプをベースに仕上げたデザインが多いため、ファーストタイプのデニムジャケットを選ぶだけで着こなしの差別化も狙えるのもメリット。
ファーストタイプのデニムジャケットの特徴①「フロントプリーツ」
前立てのボタン脇に施されたヒダ(アクションプリーツ)。この特徴的なディテールから“プリーテッドブラウス”と呼ばれることも。装飾の役割に加えて、フロントを締めて着用した際の可動域も確保してくれる。
ファーストタイプのデニムジャケットの特徴②「片側のパッチフラップポケット」
左胸の低めの位置にのみ取り付けられたフラップポケットも見逃せない。バストラインよりも低めに配置した設計がレトロな雰囲気を漂わせる。片側のみにポケットが配されているのは、ファーストならではの特徴的なディテールのひとつだ。
ファーストタイプのデニムジャケットの特徴③「バックルベルト式アジャスター」
バックスタイルにもファーストモデルならではのディテールが。ウエスト部分のベルト(シンチバック)に注目してほしい。ワークウェアとしての実用性を追求していたことが見て取れるデザインは、5タイプの中でもひときわ武骨な雰囲気を漂わせる。当時リヴェットで補強する特許を取得していたリーバイスならではのデザインもイイ感じだ。
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