復刻モデルの発売から飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を集めているニューバランスのスニーカーモデルのひとつが「550」だ。今回はニューバランスの人気の理由から人気を博す「550」の特徴や魅力まで一挙に紹介！
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New Balance(ニューバランス)とは？
アメリカのオレゴン州にて1906年に誕生したNew Balance(ニューバランス)。ブランド名の由来は、履いた人に“新しい(new)、バランス(balance)感覚をもたらす”という意味をもつ。創業からの50年間は、矯正靴や整形外科で使用されるシューズを製造しており、その後ノウハウを活かしたスポーツシューズを製造したことにより、スポーツ業界へと参入。足への専門的な技術を持ったニューバランスが生み出すスニーカーたちは瞬く間に注目を浴び、シンプルでファッション性のあるデザインが年代を問わず人気を獲得。昨今では履き心地の良いお洒落スニーカーとして、シティボーイやストリートのファッショニスタの足元に欠かせないブランドへと成長を遂げた。現在では、多くのモデルを展開し、コラボなどにも積極的に取り組んでいる。常に進化を遂げるニューバランスは、今見逃せないシューズブランドのひとつだ。
ニューバランスが人々を魅了する理由とは？
長年多くの人々を虜にしてきたニューバランスには、どんな魅力が隠されているのだろうか。ここからは、ニューバランスが人気を集める理由を紹介！
足に負担をかけないコンセプト「インステップ・レーシング」
ブランドの名が広く知られるきっかけとなったのがニューバランスのコンセプトである「インステップ・レーシング」。これは1960年代に生み出された足への知識が豊富なニューバランスならではの独自の仕組み。従来のランニングシューズはシューレースを使用して前足部分をフィットさせていたが、このインステップ・レーシングは、シューレースを甲部分から締めるデザインを採用することで前足部分の自由な屈曲性を確保。足首とかかとをしっかりとホールドし、足を自然な状態に保ちながらもフィット感を高めるという画期的な仕組みを生み出したのだ。これによって、ニューバランスのシューズは、おろしたての新しいシューズでも最初から足にぴったりと馴染む快適な履き心地を実現する。
足幅もチョイスできる「ウィズサイジング・システム」
本来のシューズは足の長さのみでサイズを選ぶのが一般的だが、ニューバランスはさらに足へのフィット感を高めるため「ウィズサイジング・システム」を導入。さまざまな足の形に限りなくフィットできるよう考慮されたこの仕組みは、各モデルにレングスだけの選択ではなく、足囲(ウィズ)の選択も可能にした。レングスとウィズの両方を自分の足に合わせることによって今までにない最高のフィット感を生み出してくれる。モデルによっては、このウィズのチョイスが無いアイテムもあるため、その場合は、インソールなどで調整したい。
ニューバランスならではのテクノロジーを備えた多種多様な「ミッドソール」の展開
歩行する上で重要なのが、地面に着くアウトソールと足に直接触れるインソールの間にあるミッドソールだ。この部分のクッション性や安定性によって歩行のしやすさが大きく変わってくる。ニューバランスでは、足への専門的な知識を活かして開発した独自のミッドソールを多く展開。それぞれのモデルの仕様に適したミッドソールを採用することで、疲れにくく、歩行をサポートするシューズに仕上げている。このように、ニューバランスのスニーカーは、見た目の良さだけでなく長時間歩いていても疲れにくいという快適性があるため、多くの人々を虜にしているのだ。
多くの著名人をも魅了する「シンプルでクラシックなデザイン」
ニューバランスは多くの著名人にも愛されているブランド。アップル社の創設者スティーブ・ジョブズ氏も長年に渡り、ニューバランスのシューズを愛用してきたほか、ミュージシャンのカニエ・ウエスト氏やファレル・ウイリアムス氏、A BATHING APE(ア・ベイシング。エイプ)の創設者NIGO(ニゴー)氏が愛用するなど、多くのファッションアイコンがニューバランスを自ら好んで愛用している。このように多くの著名人がプライベートでも着用することによって、スポーツシューズとしてだけでなく、ストリートに欠かせないファッションアイテムのひとつとして認知を高めている。
