
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昔のパンツは短丈でボリューミーがイケていた!?当時ゴルフウェアの定番であった「プラスフォアーズ」とは
1920年代ゴルフウェアの定番であった膝下の七分丈パンツでニッカボッカーズの一種である「プラスフォアーズ」も、ゴルフ着やイギリス陸軍で制服に採用されたことから一般に浸透。プリンスオブウェールズことエドワード8世の「プラスフォワーズにフェアアイルのセーター」という普段着が注目されたことから、セーターにプラスフォワーズを合わせるコーディネートがトレンドになったと言われている。当時は、裾タブを膝下あたりで固定し、太腿でたるませてパンツのボリュームを出す着こなしが一般的だった。足元にはアーガイルのソックスを合わせてアクセントをきかせるのも人気を集めていたという。
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短丈太パンはジャケパンコーデにも相性良し!
一見するとハードルの高さを感じる短丈でワイドシルエットのパンツだが、歴史を遡ると取り入れているファッショニスタは多く、ジャケパンの着こなしにも意外に相性良し。スポーツミックスとは少し毛色が異なるものの、着こなしに抜け感を演出する手段のひとつとして取り入れを検討してみるのは十分にアリだ。
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「セーター」は元々子供やスポーツ選手しか着ていなかった!?
プラスフォワーズの浸透と同時期に、普段着として着用され始めたアイテムのひとつとして知られるのが「セーター」だ。上記で少し触れたエドワード8世の「プラスフォワーズにフェアアイルのセーター」を合わせた普段着はもちろん、第一次世界大戦におけるセーターの軍隊需要が浸透の追い風となったと言われている。
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他にもスポーツが起源のウェアやコーディネートはたくさん!
ノーフォークジャケットやハンチング帽はハンティング、モーターサイクルジャケットはバイクレースを起源にしている。近年のピッティウオモでも散見される、ブレザーにフランネルパンツ、カンカン帽を合わせた着こなしはもともとレガッタの漕ぎ手たちの着こなしだった。防水ジャンパーにニット、ストレッチパンツの着こなしを実践していた1930年代イギリス代表のスキー選手の着こなしなど、現代のファッションにも通ずるスタイルやスポーツウェアは多く存在する。
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