存在感のあるシルエットで、イマ洒落者から注目を集めている“バギーパンツ”。オーバーサイズシルエットのトップスと好相性で、上手く取り入れれば他とは一線を画する洒脱な着こなしを演出できる。今回はそんなバギーパンツにフォーカスしながら、魅力や着こなしで注意したいポイント、おすすめアイテムを紹介!
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バギーパンツとは?リバイバルを繰り返して現在のトレンドアイテムに!
バギーは「ぶかぶか・だぶだぶ」という意味で、いわゆるドカっと生地が落ちるような太いシルエットのパンツをバギーパンツと呼ぶ。バギーの由来はバッグ(bag)で、カバンのように太いパンツという意味から名付けられているという。はじめの流行は1920年ごろ。オックスフォード大学の学生グループがニッカボッカーズを隠すために穿き出したことから流行したと言われている。
その後、1970年代のボヘミアン全盛期にはバギージーンズがトレンドイン。90年代ではXXLにサイズアップしたオーバーサイズスタイルが基本のHIP HOPファッションの影響により、B系やストリートスタイルの鉄板アイテムに。2005年には、J-HIP HOPグループのTERIYAKI BOYZが“今夜はバギーパンツ”という楽曲を発表したことで、日本でも「バギーパンツ=B-BOY」というイメージが浸透した。
2010年代はスキニーシルエットがトレンド全盛期を迎えバギーパンツは一時的に影を隠すものの、リラックスウェアやボリューミーなスニーカーに当たり負けしないパンツのニーズが高まる2021年、再度注目を集める存在に。90年代を象徴するリーバイスの“Silver Tab”やディッキーズのワークパンツといったオーセンティックなバギーパンツが支持されている。以上のように、バギーパンツは何度もトレンドとして注目されてきた歴史のある鉄板ボトムスだ。
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