ワーク、ミリタリー、バイカー、サーフ、カレッジやカントリーなどの様々なスタイルの中から、アメリカをルーツとするジーンズやトラッカージャケット、ワークブーツ、チェック柄ネルシャツなどを取り入れ、カジュアルな着こなしを表現するアメカジファッション。機能的な衣類をアメリカに根ざした自由な気風で着こなすという現在のファッションマインドに通じるそのスタイリングが、いままた大きくクローズアップされている。今回は「アメカジ コーデ」にフォーカスし、ラフで男らしい大人の着こなしと注目アイテムを紹介!
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渋色のトラッカージャケットと細身のベージュパンツを合わせアメカジコーデに男らしさとキレイめな印象を両得
大人の渋みを醸すオリーブのスエードトラッカージャケットに細身のベージュパンツ、ローカットの白スニーカーを合わせたライアン・レイノルズ氏。ロゴ入りの黒キャップをプラスして顔周りの印象を引き締めながら、シンプルなアメカジコーデに男らしさとキレイめな印象を両得した着こなしに。色味に深みがあり粗削りな武骨さを醸すスエードトラッカージャケットのチョイスがお見事!
Andrea D’AMICO(アンドレアダミコ) トラッカージャケット
オリーブグリーンのワークパンツにブラウンのワークブーツをペアリングし骨太感のあるメンズのアメカジスタイルを表現
オーランド・ブルーム氏と言えばスタイリッシュなイメージが一般的だが、こちらではあえて骨太感のあるオフスタイルをピックアップ。オリーブグリーンのワークパンツとブラウンのワークブーツをペアリングしたアメカジ感のあるバイカースタイルは、スクリーン上の彼とは一味違うラフなムードを漂わせている。ゆったりとしたドロップショルダーがリラックス感を醸すアイスグレーのMA-1と白Tシャツの上半身でキレイめな印象を担保しながら、ニュートラルカラーによるグラデーションっぽい色合いで野暮ったさを感じさせない爽やかな仕上がりに。
ASPESI(アスペジ) ワークパンツ
デニムオンデニムと白Tシャツのインナー使いで大人メンズのアメカジスタイルを爽やかに構築
スタートレックシリーズにおけるカーク船長役の印象が強いクリス・パイン氏は、アメカジスタイルの定番であるジーンズとGジャンのデニムオンデニムに白Tシャツをインサート。すっきりとしたシルエットでスタイリッシュにまとめつつ、素足履きしたキャメルスエードローファーの足元で大人の爽やかなアメカジスタイルにこなれ感を添えている。Tシャツの裾をフルタックインしてウエスト周りをすっきりさせたテクニックも見逃せない。
LEVI’S(リーバイス) デニムジャケット
ネイビー×白のチェックシャツと褪せ色オリーブグリーンのベイカーパンツを組み合わせ大人のアメカジスタイルに
ネイビー×白のチェックシャツとほつれや色落ち感のあるオリーブグリーンのベイカーパンツを組み合わせ、何気ない大人のアメカジスタイルを披露したイーサン・ホーク氏。出演作毎に大人の渋みと男臭さを増す彼の魅力が、こんなシンプルな着こなしからも溢れ出ている。ワークパンツの色味に寄せつつイイ感じにヒネリを効かせた、足元のスニーカーのチョイスも流石。
BRIAN DALES (ブライアン デールズ) チェック柄シャツ
Gジャンとダメージデニム、帽子とスウェットシャツをトーンオントーンでまとめたアメカジコーデ
サードタイプのGジャンとスリムフィットのダメージジーンズをインディゴブルーのトーンオントーンで、帽子とロゴ入りスウェットシャツをグレーのトーンオントーンでまとめたカジュアルな装い。テーマ性を感じる色使いでアメカジコーデにフックを効かせ、武骨過ぎずキレイめ過ぎない程よいラフな仕上がりに。Gジャンの袖口をロールアップしスウェットシャツの見え方を微調整することで単調な印象を回避しながら、配色を好バランスにまとめている。
LEVI’S(リーバイス) ダメージジーンズ
バッファローチェック柄ネルシャツとブラウンのワークパンツ、焦茶のワークブーツでシンプルなアメカジスタイルに落とし込み
俳優として4度のアカデミー賞ノミネートを誇るブラッドリー・クーパー氏は、アメカジスタイルの代名詞的な赤×黒のバッファローチェック柄ネルシャツとすっきりとした細身のブラウンワークパンツ、焦茶のワークブーツをコーディネート。チェックシャツの下ボタン2つ分開けた裾からインしたボーダーTシャツをチラ見せし、ヒネリのある着こなしに。