ニットならではのリラックス感と上品さを兼ね備え、春と秋に最適なピースとして活躍するロングカーディガン。その縦長でしなやかなシルエットはジャケットやコートなど他のアウターでは得難いエレガントさやブルジョア感を演出し、ダメージ加工が施されたざっくり系のロングカーディガンはイマドキのグランジやパンクなど、ルーズでラフな着こなしに重宝する。今回はそんな「ロングカーディガン」にフォーカスし、様々なアプローチで新鮮なルックを表現した注目のメンズコーデとおすすめアイテムをピックアップ!
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ロングカーディガンを着こなすコツとは?
ロングカーディガン コーデのコツ①「身長や体格などカラダに合ったアイテムを選ぶ」
ロングカーディガンをお洒落に着こなすために重要なのは、身長や体格などカラダに合ったアイテムを選ぶこと。とりわけロングカーディガンの印象を大きく左右する着丈に関しては、腿ライン〜膝下5センチまであたりのモノが望ましい。腿よりも短いと中途半端でアカ抜けないスタイルに見えかねず、逆に膝下5センチより着丈が長いとスタイリングのバランスが取りづらく、大人っぽさや洗練さが毀損されてしまいかねない。もちろんサイズ感もタイト過ぎず、ルーズ過ぎない適度にリラックス感が醸される程ユルなアイテムであることが肝心だ。しっかりフロントを閉めた状態でアームや胸がピチピチ、ピタピタにならないかどうか、ダボダボでだらしなく見えないかを確認し、カラダのラインを拾うことなく動作によってニット特有のしなやかなドレープを生むロングカーディガンなら理想的。そうすればスタイリングの良好なバランス感が担保され、お洒落な着こなしへのショートカットとなるはずだ。
ロングカーディガン コーデのコツ②「着こなしによって適切なボトムスのシルエットと丈感を見極める」
すっきりとしたキレイめな着こなしにはスリムフィットを、イマドキのリラックス感のあるルーズめな着こなしにはワイドレッグのボトムスを合わせるのがお約束。さらにスリムフィットのボトムスの場合はくるぶし丈やクロップドなど丈の短いものをチョイスし、ワイドパンツやバギージーンズはフルレングスをクッションさせるのがおすすめ。ロングカーディガンに合ったボトムスのシルエットと丈感を見極めてカーデとボトムスのペアリングが成功すれば、自ずとコーデの輪郭が完成し後はその日の気分に合ったインナーとシューズをセットするだけ。
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