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ロングカーディガンを使ったメンズコーデ事例集
チェック柄ロングカーディガンとアラベスク柄シャツの合わせでヒネリを効かせ、ネイビーのワイドチノパンで今感をプラス
モヘアシャギーの風合いがグリーンのチェック柄をリッチに見せるロングカーディガンとアラベスク柄の主張が控えめな淡いトーンのグリーンシャツを重ね着し、ネイビーのワイドチノパンで今っぽくまとめたカジュアルな装い。ロングカーディガンのトップボタンをワンポイント留めして目線が上に向かうようスタイリングの重心を比較的高めに設定し、深めに開けたシャツの胸元とウエストの抜けを強調した着こなしに。同系色の組み合わせと主張の強弱でカーデの柄とシャツの柄を馴染ませながら、白スニーカーにくしゅくしゅっとクッションさせたワイドチノパンの足元で上半身のルーズなムードに呼応させたテクニックに脱帽だ。そこはかとなく漂うエフォートレスな雰囲気としっかり担保されたキレイめな印象、ロングカーディガンの色使いをブリッジに統一感を高めた見事な色柄使いはマエストロ級。
MARNI(マルニ) ロングカーディガン チェック柄
ボーダー柄のロングカーディガンをルーズに着こなしアスレジャースタイルにグランジなムードを味付け
ハイファッションとカジュアルなスポーツウェアをミクスチャーしたファレル・ウイリアムス氏の大胆なスタイリング。オーバーコート代りのボーダー柄ロングカーディガンを一方の肩から落ちる程ルーズに着こなし、赤系やブラウン系、グレー系にも馴染みやすいモカ色のスウェットシャツとアディダスオリジナルスのオレンジトラックパンツ、ローカットの白スニーカーから成るコーデの軸を軽快なアスレジャースタイルにまとめている。さらに、モカ色スウェットシャツの胸元のオレンジとトラックパンツのベースカラー、首元からチラ見せした白Tシャツとトラックパンツのトレフォイルロゴ、足元にセットした白スニーカーをリンクさせて統一感を担保しながら、編み地がざっくりとしたロングカーディガンのルーズな雰囲気を際立たせグランジ感のスタイリングに。ちなみにコチラはファレル・ウイリアムス氏の完全なオフスタイルというわけではなく、シャネルのニュージェンダーナチュラルハンドバッグキャンペーンに訪れた際の装いだ。
DOLCE & GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ) ロングカーディガン 無地
ロングカーディガンとショートパンツの大きなチェッカー柄アンサンブルでインパクトのあるスタイリングを表現
ジョナス・ブラザーズのリードボーカルを務めるニック・ジョナス氏は、ロングカーディガンとショートパンツの大きなチェッカー柄アンサンブルでインパクトのあるスタイリングを表現。大きめのマーブルボタンが目を引くチェッカー柄ロングカーディガンだけでも存在感は十分だが、ショートパンツとのアンサンブルという意外性のある揃いの上下で夏のカジュアルコーデを差別化している。普通ロングカーディガンとペアリングするボトムスと言えば、スリムフィットの短丈かワイドレッグのフルレングスが有力な選択肢の筆頭だが、インパクトのあるコーディネートを狙うならこんなアンサンブルも切り口としては面白味があり、十中八九他と被ることもないだろう。