ここ数年ですっかり定着したスーツのカジュアルな着こなし。中でも、分かりやすくカジュアルダウンしたスーツの着こなしといえばネクタイなしのスタイルだ。これは決してシャツをインナーに使ったスタイルだけに限らず、他のインナーをレイヤードしたスタイルも含まれる。そこで今回は、ネクタイを省いたスーツの着こなし5パターンをスナップで紹介!
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スーツのネクタイなしスタイルは日本でもすでに広く浸透!中にはどんな着こなしがある?
世界的なビジネススタイルの多様化の流れを受け、オフだけでなく、クールビズをはじめとしたビジネスシーンにおける着こなしでもネクタイを省略した装いが日本でも昨今広く浸透。ネクタイを外したスーツスタイルというと、ノーネクタイでシャツを着込んだものが代表的だが、それ以外のインナーを使ったスタイルも定着してきている。そんなノーネクタイのスーツの着こなしはどんなものがあるだろうか?
スーツのネクタイなしスタイル①「王道はやっぱりシャツ!合わせるアイテム選びは襟型に着目して」
まずは触れておくべきはやはりシャツを合わせたスーツスタイルだろう。クールビズでも推奨されている涼しげでラフな装いであり、かっちりとタイドアップしたそれとは全く異なる表情を見せるラフなスタイリングだ。この時気をつけておきたいのが、ノーネクタイでもサマになるシャツの襟型を選ぶということ。具体的には、ネクタイなしでもVゾーンに立体感が生まれるものが理想で、ボタンダウンシャツやホリゾンタルカラー(カッタウェイ)シャツが代表的なアイテムとして挙げられる。また、ノーネクタイだからといってボタンを開けすぎるのはNG。清潔感をキープするなら第一ボタンを外すぐらい、抜け感を出すにしても第二ボタンを外すまでにとどめておくのがベターだ。シャツなら何でも良いというわけではないため、襟型選びと着こなしには気を遣いたいところ。
合わせるなら例えばこんなシャツ!「Finamore(フィナモレ) カッタウェイシャツ SIMONE」
シャツを着込んだネクタイなしのスーツスタイルをこなれた印象に仕上げるなら、バンドカラーやスタンドカラーシャツという選択肢もアリだ。いわゆる“シャツ”らしい襟ではないため、首周りがすっきりとして抜け感ある印象に仕上がる。見た目はカジュアルなので、こんなスタイルを実践するならTPOをわきまえてコーディネートわきまえてコーディネートを組むのがベターだ。
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スーツのネクタイなしスタイル②「クールビズのメインアイテムとしても人気のポロシャツは上品かつストレスフリーな着心地が魅力」
シャツに次ぐメジャーなスーツのノーネクタイスタイルがポロシャツを合わせた装いだろう。元来はスポーツ由来のアイテムでありながら、シャツのように上品な襟が付いているのが特徴で、スーツに合わせた姿はさながらシャツのノーネクタイスタイル。それでいて半袖のドライな生地を採用したものが多く、ストレスフリーな着心地のスーツスタイルが叶うため、リラックスした服装が好きなのであればポロシャツが有力候補になってくるだろう。クールビズのメインアイテムとして使われることも多い。シャツと同じくポロシャツもボタンは第一ボタンを外すぐらいが◎
合わせるなら例えばこんなポロシャツ「H.I.P. by SOLIDO(エイチアイピー バイ ソリード) スラブワッフルジャージー ポロシャツ」
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スーツのネクタイなしスタイル③「ビジネスカジュアルとしても認められはじめたTシャツ(カットソー)をインナーに」
襟が付いていないインナーを着込んだスタイルも昨今では定着してきている。一昔前では考えられなかったスーツ×Tシャツ(カットソー)という組み合わせも、ビジネスカジュアルとして実践しているビジネスマンを街中で見かけることも増えてきたはずだ。スーツに合わせるTシャツを選ぶポイントとしては、ジャケットの裾からTシャツの裾がはみ出ない丈感や、品のある素材感に着目すること。プリントデザインなどが施されたTシャツをオフの日にハズしで取り入れるのはアリだが、基本的には無地のアイテムを選ぶのがベストだ。
合わせるなら例えばこんなTシャツ!「GENTLEMAN PROJECTS(ジェントルマン プロジェクト) 鉄板ドレスTシャツ LEO III」
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