adidas(アディダス)の定番スニーカー”スタンスミス”は、幅広い着こなしにフィットする万能アイテム。カジュアルなキレイめコーデはもちろん、スーツスタイルの足元にもフィットする。今回は「スタンスミス×スーツ」のコーディネートにフォーカスし、コーデを成功に導くテクニックと参考となるメンズコーデを紹介!
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そもそもスタンスミスとは?
アディダスを象徴する白スニーカー“スタンスミス”は、1970年代に当時のスターテニスプレイヤー、スタンレー・ロジャー・スミスのシグニチャーモデルとして発売されたテニスシューズだ。1964年にフランス人テニス選手、ロバート・ハイレットのためにつくられた“ハイレット”モデルが原型であり、若きスタン・スミスはこのハイレットを愛用して活躍。ロバート・ハイレットの引退に伴い、アディダスはこの“ハイレット”モデルを“スタンスミス”と改名した。
アディダスは1988年までにスタンスミスを2,200万足以上を販売し、「世界で一番売れたスニーカー」としてギネスブックに登録されている。またスタンスミスは、21年から随時天然皮革を使わないサステナブルレザー(合成皮革)へとシフト。時代に合わせてチューニングを行いながら、定番スニーカーとして幅広い層から愛され続けている。
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スタンスミスはスーツ姿に合う?
2011年のセリーヌ秋冬プレタポルテコレクションで当時クリエイティブディレクターであったフィービー・ファイロがショーの最後にスタンスミスを履いて登場したことが話題となり、一気にトレンドアイテムとして急浮上。さらに1990年代からスタンスミスの愛用者であったマーク・ジェイコブスのスーツにスタンスミスを合わせるスタイルが“クール”と多くのセレブやインフルエンサーの間に広まった。これを機にスタンスミスは、“スーツスタイルにマッチするスニーカー”の地位を揺るぎないものとし、スーツをいい感じにドレスダウンするなら、シンプルでスタイリッシュ、時代とスタイルを超越したアディダスのスタンスミスが有力な選択肢であるとの認識が定着した。ちなみにスタンスミスにはシューレースタイプとベロクロタイプの二種類あるが、ベロクロタイプはかなりスポーティな印象が強くなるため、スーツに合わせるならシューレースタイプがおすすめだ。
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Adidas(アディダス) スタンスミス
スタンスミスは何色のスーツに合わせるのが良い?
基本白が定番のスタンスミスは、ベーシックカラーであるネイビーやグレー、ブラックをはじめどんな色柄のスーツにもマッチする。とりわけヒールパッチを含めアッパー全体が真っ白なら最も汎用性が高くこなれ感を演出可能だ。ヒールパッチが色付きであれば、スーツの色味を合わせるのがスマートなルックへの近道。逆に、ヒールパッチでアクセントを効かせるのもテクニックとされており、スーツとスタンスミスのヒールパッチの色味を馴染ませるか、異なる色味でアクセントを効かせるかはお好み次第。
Adidas(アディダス) スタンスミス
スタンスミスとネイビースーツ、白Tシャツで表現した爽やかでこなれ感たっぷりの大人の装い
タイトなシルエットが精悍なネイビースーツに白Tシャツ、ヒールパッチがネイビーのスタイスミスを合わせたコチラの御仁。スタイリングをネイビーと白の2色でまとめ、爽やかでこなれ感たっぷりの大人コーデを表現している。スタンスミスのヒールパッチとスーツの色味を馴染ませた鉄板的な着こなしだ。
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