ストリートウェアのゴッドファーザーとも呼ばれるNIGOがアーティスティック・ディレクターに就任して生まれ変わった「KENZO(ケンゾー)」。実はそんな新生ケンゾーから、数年前に大バズりしたタイガーモチーフに続く新たなアイコンが登場しているのはご存知だろうか?
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実は高田賢三がもっとも愛した動物は“虎”じゃなかった!?
KENZOと聞いてクリエイティブ・ディレクターがウンベルト・リオンとキャロル・リムだった時代に流行したタイガーモチーフを思い浮かべる方は多いはず。ブランド創業者の高田賢三は自然やその中に生息する動物をデザインのインスピレーション源にすることが多く、虎のモチーフはブランド創業時からあらゆる形でコレクションに採用されていた。
そんな話を聞くと高田賢三が一番好きな動物は虎だと思うかもしれないが、実は彼が最も愛していたのはゾウだったという。
↑ケンゾー2000年春夏パリ・イブニング・プレタポルテで発表されたパレードの様子
KENZOの新アイコンは“ゾウ”!
ゾウのモチーフはNIGOがクリエイティブ・ディレクターを務める2023SSコレクション「ケンゾー・バーシティ・ジャングル」にて大々的に発表された。1950年代のセーラー・タトゥーから着想を得て、グラフィックに落とし込まれている。
Photo by REX
TシャツはNIGOの“らしさ”が感じられる仕上がり
NIGOが手がける新生KENZOコレクションのTシャツは、従来と比べてグラフィックのテイストはもちろん、縫製仕様も異なる。袖口と裾にはヴィンテージTシャツにみられる天地引きと呼ばれる始末を採用。ヴィンテージに精通している人物としても知られるNIGOならではのこだわりを感じる。
KENZOのTシャツはモデルによってサイズ感が違う!
KENZOのTシャツコレクションは充実したバリエーション展開で、カラーやプリントの違いはもちろんシルエットに変化を持たせたモデルまで販売されている。好みのシルエットを選べる反面、サイズ選びを間違えてしまう恐れがあるためご注意を。
↑SSENSEはTシャツのシルエットの違いを比較しやすい
モデル名に“オーバーサイズ”と書かれたTシャツは特にサイズ選びに注意!
KENZOはモデル名にオーバーサイズ フィットと表記したTシャツを展開している。オーバーサイズ フィットは、クラシック フィットと比べて肩幅と身幅が4cmほど広く設計されている模様。着丈は変わらないため、単純にサイズUPした着こなしとは一味違う仕上がりになっている。
KENZOのTシャツを買うならどこがおすすめ?
最新シーズンの注目モデルを手に入れるなら、公式オンラインストアや近くの旗艦店をチェックするのがおすすめ。実店舗ではブランドの世界観が表現された空間の中で実物をチェックできるのはもちろん、スタッフからKENZOに関する貴重な情報を聞けるチャンスもあるため、ぜひ足を運んでみて欲しい。
またKENZOは現在パリを拠点に活動しているため、それぞれのショップの店頭価格で値段が設定されている「FARFETCH(ファーフェッチ)」や「SSENSE(エッセンス)」などの海外通販サイトをチェックするのもおすすめ。モデルによっては日本よりも安い価格で購入できる可能性がある。
FARFETCHはこちら |
SSENSEはこちら |
また最新コレクションにこだわらないのであれば、木更津や御殿場に展開されているアウトレットストアをチェックしてみるのも良いだろう。前シーズンに狙っていたアイテムに出会えたり、定価よりもお得にTシャツを購入できる。