
ユニクロのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツの人気からも分かるように、無地のビッグTシャツと言えば、多くの人々から広く受け入れられる定番アイテムだ。間口の広いアイテムだからこそ、ダサくなるのを避けて周囲と差別化した格好良い着こなしを目指したいところ。今回は、イケてるビッグTシャツの着こなしを実現するにあたっての、コーデ組みやアイテム選びにおける提案内容をまとめた。
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提案①「基本はヘビーウェイトでしっかりした生地、首元のフライスがダレにくいビッグTシャツを選ぶ」
ビッグTシャツは生地面積が大きく、洗濯して干す際に生地の重みに耐えられず首元がダレてしまったり、ボディの生地が繊細だとシルエットが崩れてしまうことも少なくない。もちろん平干しネットや立体的なハンガーを用いて干すなどの工夫で解消可能だが、気軽に洗って干せるTシャツが良いと考える男性も少なくないと思う。その場合、ヘビーウェイトの天竺コットンがボディに採用されていて、首元のフライスがしっかりしているものを選ぶのがおすすめ。
提案②「丈感が長過ぎないビッグTシャツを選ぶと着こなしが野暮ったくなりにくい」
ビッグTシャツは、身幅が広くショルダーがドロップしているなどボリューム感があるので、着丈が長いと野暮ったい着こなしに見えやすい。誰から見てもシュッとして見える着こなしを志向するなら、着丈が長過ぎないビッグTシャツを選んで購入するのがおすすめだ。あるいは気に入った通常のTシャツをオーバーサイズでビッグTシャツっぽく着対場合には、裾をカットするのがオススメ。無地ではないが、最近流行しているバンドTシャツの裾をカットして着用する海外のファッション系インフルエンサーも多い。
提案③「丈感長めのビッグTシャツはタックイン、もしくはブランドの世界観を活かして着こなす」
ビッグTシャツのなかでも丈感が長いアイテムを失敗なく誰から見ても格好良い感じに着こなすには、タックインしてスッキリと着こなすのが定石だ。丈感が長い分、たるませる余裕があるので自分に似合う良い感じに調整してほしい。一方で、丈感が長いTシャツをタックアウトで着こなすなら、丈感が長いビッグTシャツを展開するブランドが打ち出す世界観を自身のスタイルに反映させたり、あるいは90年代のスケーターを意識したコーディネートを組むなどすれば野暮ったくならずにお洒落に着こなしがキマる。
提案④「トレンドのユーティリティパンツとのコンビは必須」
ビッグTシャツをお洒落に着こなすなら、組み合わせるボトムスで今っぽさをトレンド感を演出するのがおすすめだ。カーゴパンツに代表される、いわゆるユーティリティーパンツがカジュアルスタイルにおける昨今のトレンド。ユニクロUのワイドフィットパラシュートパンツがSNSでバズって完売したのは記憶に新しいが、カーゴタイプのワイドフィットパラシュートカーゴパンツは、まだ在庫が残っており購入可能だ。(2023/7/19 現在) また、ビッグTシャツとの相性面において、オリジナルデザインに近いゆるめのシルエットのタイプを推したい。変にシルエットが細身にアレンジされたデザインを選ぶのは、基本的に得策ではないと思われる。
提案⑤「ジワジワ人気のショートパンツ✖️ソックス✖️スニーカーを検討」
東京の街中で見かける頻度が高くなってきたのが、ショートパンツにショートソックスとスニーカーを合わせたスタイリング。ビッグTシャツに、前述の旬度の高いスタイリングを掛け合わすことで、お洒落感の高い着こなしに。今年のショートパンツの丈感は、ちょっと膝上からちょっと膝下くらいがメインストリーム。ジョーツがトレンドアイテムとして台頭して来ているような背景もあり、一昔前に流行った腿が極端に露出するほど短い丈感は避けるのが無難だ。
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提案⑥「キレイめ要素を備えたカジュアルコーデはおさえておく」
ビッグTシャツは良くも悪くもラフな感じが強く出るアイテム。それが悪い方向に出るのを防ぐなら、着こなしの一部にキレイめ要素を備えたアイテムを取り入れることをおすすめしたい。ボトムにスラックスを選んだり、下のスナップのように足元にビットローファーとソックスを合わせるなどが具体的な対策だ。