
NovogasShopsの編集部員が大量に撮影した海外のストリートスナップの分析、セレクトショップやファッションスタイリストへの取材を通して得た情報から40代男性に必要なエッセンスを、「この春のファッションどうしようかな?」と悩むアラフォー男性の1人である筆者が本気で抽出。春コーデのお手本となるファッションスナップや着こなしコツ、おすすめのアイテム等を紹介する。40代、アラフォー男性が格好良い春コーデを実現するための一助になれば幸いだ。
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2025年の春の気温は平年・昨年よりも高いとの予報...春服は早めに入手、出遅れたら薄手のチョイスが吉!?
どんな春服を揃えるかの戦略を練るにあたって「気温がどのような推移をたどっていく見込みなのか?」は重要である。ウェザーニューズ社による「春夏の小売需要傾向2025」によると、今年の春(3〜5月)の気温は全国的に平年並〜高い、夏(6〜8月)は平年より高い予想。そして、例年より早めの梅雨明けで夏の訪れが早く、夏の序盤から猛暑が予測されるようだ。以上のことから、2025年に関しては春物を入手するなら早めに買うのが吉、少しでも出遅れたら薄手でさらりと羽織れるものを選ぶのがおすすめだ。
40代メンズ2025年の春コーデのコツ1スタイルの系統を決める。「ジェントル・エッジ」と「ドレスト」が40代男性におすすめ!
「春夏ファッションのスタイルキーワード4選」という記事で紹介したように「ジェントル・エッジ」「ドレスト」「モダン・プレッピー」「リラックス・テーラード」を推しているが、春物を入手する際に前もってメインとなるスタイルを決めておくのが吉。ちなみに筆者が40代の男性におすすめしたいのは「ジェントル・エッジ」と「ドレスト」だ。落ち着いた洗練や大人っぽさを重視、そしてクラシックなドレスウェアを基軸にしていくなら「ジェントル・エッジ」が良いだろう。一方で、“遊びも現役!ガンガン行くぜ!” というノリの40代男性なら、圧が強めのガチイケなメンズ向けの「ドレスト」がイチオシ。各スタイルに必要な服やブランドは前述の記事内で紹介しているので、気になった方はぜひご一読を。
40代メンズ2025年の春コーデのコツ2軽く羽織れる春アウターが本命!
例年以上に暑くなるということで、軽いノリで羽織れる春アウターが本命だ。トレンドとなっているショート丈のアウター、シャツジャケット、ニットであれば着脱しやすく通気性の良いローゲージのカーディガンなどがおすすめだ。話題のUNIQLO : C の春の新作がかなり良い感じで、下ギャラリーで紹介しているような軽やかな素材のスプリングコート、ワークジャケットも便利に使えそう。
40代メンズ2025年の春コーデのコツ3シャツ&カットソーのコンビネーションをマスターすれば盤石
前述のように今春は例年よりも気温が高く、夏の到来も早いと予測されているため、いわゆる春アウターを活用できる期間は短くなる可能性がある。「春アウターの購入は控えようかな…」という男性は、ぜひ汎用性が高いシャツをイマっぽく取り入れることで、春コーデに死角なしの状態にアプローチしてほしい。シャツの着こなしとしては、下ギャラリーの着こなしのような、Tシャツやタンクトップといったカットソーとのレイヤードに勢いがある。ちなみにインナーに合わせるのは、いわゆるクルーネックTシャツも悪くはないが、首元が広いタンクトップやラウンドネックTシャツを取り入れることで、顔周りがよりスッキリ見えるので、筆者と同年代の40代の男性にぜひおすすめしたい。ぜひ、以上を参考にして春コーデアップデートの一助としてほしい。
40代メンズ2025年の春コーデのコツ4裾にワンクッション入るようなロング丈パンツでトレンドのシルエットにアプローチ
「2025年の春コーデを制するための2つのトレンドシルエットとは?」でも述べられているように、トレンドのIラインとAラインを描くコーディネートにおいては、裾丈が長めのパンツが必須アイテムとなる。ストレートシルエットのロング丈スラックス、バレルレッグジーンズ、オープンヘムタイプのスウェットパンツなどを取り入れることで、最新の春コーデにアプローチ可能だ。
40代メンズ春コーデのコツ5革靴 or 薄底スニーカーを入手する!
ナイキを中心に加熱してきたスニーカーブームが沈静化、そしてラグジュアリーブランドも巻き込んだストリートスタイルへの傾倒が一巡した。「スニーカーもいいけど、やっぱり革靴ってかっこいいよね」というムードがじわじわと盛り上がりを見せている。ストリートスタイルにドレス要素を取り入れる「ドレスト」においても革靴の取り入れは、手法のひとつとなっていることも、その傾向を後押しする。グッチのホースビットローファー、フェラガモのガンチーニモカシンといった名作や、名作をベースにトレンド服に合わせやすくモディファイされたモデルなどを選ぶのも◎ ちなみに革靴と言えば英国勢だが、各ブランドの値上げが著しく入手ハードルが上がっている中、ローク(LOAKE)は今でもかなりリーズナブルな価格で入手できる。実はニック・ウースター氏をはじめ、海外の男性ファッショニスタが割と履いており、カジュアルファッションに合わせやすいデザインのモデルも展開されている。価格が価格だけに革質に上質感はないが、作りはしっかりとしており、英国靴ならではの質実剛健さがあってガシガシ履けるので個人的には結構おすすめだ。
またスニーカー人気が落ち着いたとは言いながらも、薄底スニーカーというニューウェーブが到来していることはおさえておきたい。「大人男子が選ぶべき薄底スニーカー5モデル」「春のメンズ カジュアルコーデ 2025年のトレンド5要素」などの記事で具体的なおすすめブランドやモデルにも言及しているので気になる方はぜひご一読を!