数ある定番のミリタリーアウターのなかでも、定番として高い人気を集めている「モッズコート」。今回はそんなモッズコートの着こなし術にフォーカスして、参考にしたいコーデを3つ紹介!
スポンサーリンク
軍から市民、セレブにまで愛されるモッズコート!ツウの間では、モッズパーカと呼ぶのが当たり前!?
“モッズコート”が、実はメディアがつくりだした造語というのは知る人ぞ知る事実だ。ファー付きのミリタリーテイストを取り入れたコートが流行していた時代に、日本の女性誌などで「モッズコート」と呼ばれたはじめたことをきっかけに、この呼び方が定着したというわけ。しかし、正式名称はアメリカ軍への物資調達時に使用されるMIL規格にて規定された「PARKA SHELL M-1951」のため、ツウの間では「モッズパーカ」と呼ばれることが多い。
モッズコートは「M-51」以外に「M-65」と呼ばれるモデルも!セカオワ着用で有名に
モッズコートと呼ばれているアイテムの原点は「M-51」「M-65」の2モデル。どちらも製造された年で区別されただけの呼び方のため、パーカタイプ以外にフィールドジャケットなどの他アイテムも存在する点はおさえておきたい。「M-51」はパーカタイプ、「M-65」はフィールドジャケットタイプが一般的には知られている。
2014年にリリースされた日本バンドSEKAI NO OWARIのヒット曲のひとつである「Dragon Night」のプロモーションムービーでパーカタイプの「M-65」が着用されたことによってこちらも脚光を浴びたが、それでもモッズコート=M-65とやや誤った認識している方がほとんどだろう。
パーカタイプの「M-51」と「M-65」は極めて形状が近いため、パッと見でモデルを見分けるのが難しいとされている。個体によっても違いがあるため一概には断言できないが、フード接合部の仕様、エポレットの有無、ファーの素材、フロントトップのデザイン、フロントボタンの数などの違いで区別されることが多い。
2/3GO TO NEXT PAGE