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ニューバランスを象徴する色「グレー」をテーマにした「NB GREY MUSEUM」が開催中

現在、ニューバランス原宿4階にて「NB GREY MUSEUM」が開催中だ。これまでニューバランスが発表してきた数々のグレーのアーカイブシューズが展示されており、現在購入できるグレーシューズも併せて用意。また、併設のカフェでは「グレー」をテーマに開発したスペシャルドリンクも用意されており、ニューバランスブランドを体感できるイベントとなっている。

ニューバランスのグレーのはじまりとは？

ニューバランスを象徴する色といえば「グレー」を思い浮かべる方も多いのではないだろうか。グレーがニューバランスのシューズに初めて採用されたのは、アメリカボストンの地で1906年に創業してから70年以上の歳月が過ぎた1980年のこと。それは、競技場のトラックではなく、街の舗装路を走るランナーの足元を支えるために開発された「620」というランニングシューズであった。当時のスポーツシューズといえばホワイトやポップな原色が用いられることが多かったなか、グレーのシューズは異色の存在。「620」は当時の市場最軽量のシューズとして、ニューバランスのテクノロジーとクラフトマンシップにより実現させた、大きな挑戦となる一足だった。

“グレー”がニューバランスのブランドカラーに

その後ニューバランスのグレーは、Made in U.S.A.の「990」シリーズや「1000」シリーズなど、ブランドのフラッグシップモデルとして提案するモデルに必ず採用されてきた。グレーは、一見おとなしい色に思えるかもしれない。しかしニューバランスは「620」以降、大胆な挑戦を世の中に提示する度に、グレーをまとってきた。そして今、グレーはニューバランスブランド自体を象徴する色となっている。

ニューバランスのグレーをとことんまで味わえる「NB GREY MUSEUM」の展示内容を紹介！

現在開催中の「NB GREY MUSEUM」は以下の展示内容で構成されている。

・NB GREY HISTORY
「なぜグレーなのか？」に答える諸説を紹介
・NB GREY HISTORY
ニューバランスブランド創立から現代に続くブランドとグレーシューズの歴史を紹介
・ARCHIVE SHOES
ニューバランスのグレーがスタートした「620」(展示は復刻版)、グレーを象徴する「990」シリーズの完全ラインナップ、「1000」シリーズ、今までに複数回復刻してきた歴代「M1300」、そして現代に続く数々の主なグレーのシューズを展示

「GREY MUSEUM STORE」では人気のモデルの販売も

人気の「グレー」シューズの販売コーナーも設けられている。下記の4モデルは実際の販売中のスニーカーだ。

M990VS4

「990」シリーズが1982年の誕生より今年で40周年を迎えることに先立ち、昨年「990バージョンシリーズ」として過去のバージョンが復活。その中で、2016年にオリジナルが発売された「M990v4」の復活となる、「M990VS4」を販売する。直営店限定モデル。
価格：36,300円(税込)

M1700JP

1999年にリリースされた「1000」シリーズ最後のフラッグシップモデル「M1700」のMade in U.S.A.復刻モデルから、上質なヌバック/メッシュアッパーを「1300」カラーで彩った。公式ストア限定モデルとして販売していたモデル。直営店限定モデル。
価格：39,600円(税込)

M1500BSG

1989年に画期的な一体成型ミッドソールを搭載し、高級感のある刺繍Nロゴで登場した「1500」。高い人気を誇る重厚な佇まいをニューバランスのアイコニックカラーで彩り、Made in U.K.ならではの上質なヌバック/メッシュアッパーで仕上げたモデル。
価格：28,600円

M5740LLG

1988年に登場したオフロードシューズ「576」のDNAを引き継ぎ登場したアイコニックモデルの「574」を、90年代の流線的なウェーブデザインとビッグNロゴで存在感のあるルックスにブラッシュアップした「5740」。ニューバランスのヘリテージモデルを彷彿とさせるレガシーカラーが特徴だ。
価格：15,400円