2001年に公開されたフランス映画の傑作『アメリ』をモチーフにした、ドレステリアの2024年秋冬コレクション。フランスのパリ・モンマルトルを舞台に描かれたフランス映画のレトロで美しい色使いや世界観が投影されている。今回はそんなドレステリアの最新コレクションから、秋冬アウターを5つ紹介！
ドレステリア 最新秋冬アウター１アイコンのオーバーラップサークル柄で遊んだトレンドのショート丈ジャケット
ドレステリアといえばこの柄！というぐらいに定着し人気を集める、ブランドオリジナルの「オーバーラップサークル」。ウェアアイテムからバッグなどの小物まで、毎シーズン様々なアイテムで使われてきたが、今季はウールジャカードのライトアウターが登場した。ベージュの色味は原料繊維の段階で染色し、何色ものウール素材をブレンドしながら紡績されているため、多色がミックスされたような奥行きのある表情に。形はミニマルなアビエータージャケットをベースに、現代的なシルエットに調整されており、着丈はトレンドのショート丈にデザインされている。オーバーラップサークルの存在感が強いので、それを活かしたこちらのスタイリングのように、他アイテムは無地でバランスをとって装うのがおすすめ。
ドレステリア 最新秋冬アウター２向こう数年を見据えて長く着られるオーセンティックなアルスターコート
こちらのアルスターコートはヨーロピアンなムードたっぷり。ややゆとりを持たせたシルエットで、裾にかけて広がるAラインにデザインされた優雅な佇まいのコートだ。オーセンティックなデザインなので、今年だけと言わず来年以降もタイムレスに着られる、長く愛用できる一着だと言える。袖はラグランスリーブで、インナーに厚手のニットなどを着込んでもキレイなシルエットをキープ。素材は厚手のメルトンで仕立てられているため、秋の後半から冬にかけて、一着あると安心する頼れるアウターだ。スラックスなどのキレイめなボトムスはもちろん、今人気のオープンヘムのスウェットパンツなどでハズしたコーディネートにも合いそう。
ドレステリア 最新秋冬アウター３ダブルなのにノッチドラペルが新鮮！今欲しい“ほどユル”テーラードジャケット
ダブルブレストのジャケットといえば、威風堂々としたクラシカルなイメージを持つが、ドレステリアはこれを現代的にモディファイ。特筆すべきはラペルの形状で、一般的なダブルジャケットはピークドラペルが採用されることがほとんどだが、こちらのジャケットはダブルでは珍しいノッチドラペルでユニークな顔立ちに。ウエストのシェイプはボックスシルエットに近い形で設計することで、カジュアルなジャケットスタイルを楽しめるようにデザインされている。バチバチにキメたジャケット・スーツスタイルに身を包むことが減った今の時代、こんな“ほどユル”のジャケットが一着欲しい。
ドレステリア 最新秋冬アウター４フレンチシックにイメチェンしたカバーオール型ジャケット
芯地を用いずに2枚の生地を縫い合わせることで、保温性をキープしながら柔らかく軽やかに仕立てる「リバー製法」。ドレステリアのカバーオール型リバージャケットは、そのリバー製法を採用しており、ダブルメルトンでも着ているのを忘れるかのような軽い着心地が特徴だ。ゆったりとしたシルエットにデザインされているため、厚手のインナーとのレイヤードも問題なく、軽やかに秋冬のレイヤードスタイルを楽しめる。カバーオールといえばアメカジの定番だが、ヨーロピアンなデザインを得意とするドレステリアがフランス映画をテーマにアレンジすれば、こんなフレンチシックな気分に。
ドレステリア 最新秋冬アウター５裏地にはオーバーラップサークル！機能とデザイン性を両立したマウンテンパーカー
雨が多い季節は？と聞かれると、多くの方が梅雨の時期を思い浮かべるかもしれないが、実は秋も雨が多い季節。台風も頻繁に発生するこの時期は、防水アウターを一着は持っておきたいところ。ドレステリアのマウンテンパーカーは、防水性と透湿性を両立した3層のラミネート素材を採用しており、外部からの水は弾きながら内部の蒸れは外に放出して軽減するウォータープルーフタイプの機能性アウター。脇部分に切り替えが入っていたり、スプリットラグランを採用するなどパターンメイキングにもこだわっており、大幅に広げられた腕の可動域によって驚くほどの動きやすさを実現している。背裏とフード裏にはオーバーラップサークル柄が配されており、さりげないアクセントに。機能性に振ったアイテムが多い中、デザイン性も捨てないドレステリアのこだわりが感じられる一着だ。
