2022年3月23日(水)より伊勢丹新宿店で開催された『デニム de ミライ 〜Denim Projects〜』(以下、デニム de ミライ)。株式会社ヤマサワプレスが所有する<リーバイス®︎ 501®︎>のユーズドストックを、ゴールデングースやケイタマルヤマ、ミナ ペルホネンなど国内外の60以上のブランドやクリエーター、アーティストの手を介し200型以上の多彩なアイテムにアップサイクルし、本館・メンズ館の全11拠点にて展開されている。今回は、そんな魅力たっぷりな大規模イベントのなかでも、NovogasShops編集部がプレスプレビューの取材を通して特にオススメしたいと感じた“見どころ”を3つに厳選して紹介!
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見どころ①「まずは本館1Fで気鋭クリエーターの逸品が並ぶ“ザ・ステージ”をチェック!」
オープンと同時に真っ先に人が集まっていたスペースが本館1Fの“ザ・ステージ”だ。デニム de ミライで展開される商品のなかでも、ラグジュアリーな価格帯のウェアやシューズ、インテリア雑貨を中心にラインナップされている。伊勢丹内の他拠点で販売されている一部アイテムも展示されているため、まずはここで狙い目のアイテムを探してみて欲しい。
リーバイス®︎ 501®︎ならではのディテールをいかした遊び心のあるデザインはどれも見ていて購買欲をそそられる。“ザ・ステージ”に置かれているアイテムは基本的にレディースメインの展開ではあるものの、一部メンズサイズの展開があったり、ユニセックスで使えるデザインも幾つかチェックできた。例えば下の画像のゴールデングースのスニーカーは、メンズサイズの展開もあるとのこと。シュータン部分にジーンズの“ベルトループ”を採用した今回のプロジェクトならではのギミックが◎
見どころ②「ここでしか買えないデニムのアート作品が集う本館3F“センターパーク”をじっくり鑑賞」
伊勢丹本館1Fの“ザ・ステージ”近くにあるエスカレーターで3Fに登ると“センターパーク”のスペースにたどり着く。ここではアート作品や家具やクッションのインテリアなどが展示・販売されている。まず目につくのが、文化服装学院の学生11人で結成された「マスターイノベーション」との取り組みによって制作されたクリエイション。「商品でもなく作品でもないその中間のクオリティと自由さのある服」をテーマに表現された卒業制作となっている。下の画像は、イ・チャンミン氏が手がけた作品。彼が好きなアニメからインスピレーションを受け、小さなパーツを組み合わせてプラモデルを作る感覚で新たなスタイルを表現したという。
さらに周りには、ミナ ペルホネンがリーバイス®︎ 501®︎のデニム生地にホワイトの刺繍で「tambourine」を施したバッグやボビー ダズラーがヴィンテージパーツや古着を使い、ハンドメイドで生み出したドールなどが販売されている。鑑賞するだけでも十分に満足できるほど、どれもアート性の高いアイテムばかり。谷敷謙氏が木目込みという日本古来の技法で仕上げた作品をはじめとした絵画類が並ぶスペースも要注目だ。
見どころ③「リーバイス 501の世界観を様々な角度から楽しめる本館1F“イセタンシード&リーフ”」
最後にピックアップしたのは『デニム de ミライ』で使用したユーズドストックのデニムとの出会いとストーリーについて、モノだけでなく体験を通して感じられる展示や、関連ブランドの商品販売・イベントを実施した“イセタンシード&リーフ”のスペース。1937年〜1966年までの間にシルエットや仕様が変化したリーバイス®︎ 501®︎のサンプルやベトナム戦争、ベルリンの壁の崩壊といった歴史的な瞬間にジーンズが穿かれていたことを証明する貴重な資料写真などの展示は、デニム好きならぜひチェックをおすすめしたい。
さらに今回の『デニム de ミライ』の原点といえるヤマサワプレスのプライベートブランド「One-o-Five(ワン オー ファイブ)」のアイテムも販売。ヤマサワプレスのオーナーや渋谷の伝説的ショップ「JOHN’S CLOTHING(ジョンズ クロージング)」のオーナーとして“渋カジ”カルチャーを作り上げてきた河原 拓也(かわはら たくや)氏が手掛けた男心をくすぐるデニムコレクションは、生産量が少なく商品によっては即完売することも多いため、気になる方はなるべく早めにチェックすることをおすすめしたい。
One-o-Five × NovogasShopsの別注ジーンズも数量限定で受注販売!
同スペースにて「One-o-Five × NovogasShopsの別注ジーンズ」の受注販売も数量限定で実施。NovogasShopsが発信するコンテンツのなかで、最も多く閲覧&保存されたジーンズを穿いているスナップデータを元に、理想的なデザイン・シルエットを再現している。ベースにはリーバイス®︎ 501®︎の中でもバックボーンを感じるリアルな色落ちの個体を採用しているため、どれも貫禄のある表情。さらにシルエットは現代的テーパードスタイルにリメイクされているため、アメカジからクラシコイタリアな上品コーデまで幅広く使える仕上がりだ。店頭オーダーなら対応できる範囲でサイズの微調整や好みの色を選ぶこともできるため、ぜひ足を運んでみてほしい。
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【デニム de ミライ ~Denim Project~】詳細情報
開催期間:2022年3月23日(水)〜4月5日(火)
※一部会場は3月29日(火)まで
開催場所:伊勢丹新宿店 本館・メンズ館各会場
デニム de ミライ ~Denim Project~詳細情報
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14-1