ここ数年で一気にカジュアル化が進んでいるものの、ビジネスマンにとっての“正装”といえばやはりビシッとキマったスーツスタイルだろう。そんなビジネスシーンにおけるスーツスタイルの第一印象を左右するもっとも重要な要素は、ジャケットやパンツのフィット感。そこを追求すると、自分の身体に合った「オーダースーツ」というひとつの解に辿り着くはずだ。
オーダースーツを作ることによって得られる“ウマみ”とは?
オーダースーツという答えにたどり着いたは良いものの、オーダーは未体験でその実態があまり見えていないという方も多いのでは?今回は、オーダースーツを作ることによって得られる“ウマみ(メリット)”から実際にオーダーする際のポイントなどを、老舗オーダースーツブランド「DANKAN」からヒアリングした。
(左からDANKAN西宮店店長 菊谷氏、DANKAN豊中店店長 真田氏)
――ビジネスマンがオーダースーツを作るメリットはどこにありますか?
――自分にフィットしていないスーツのよくある失敗例は?
――オーダースーツの種類は大きく分けて「パターンオーダー」「イージーオーダー」「フルオーダー」の3つがありますが、それぞれの違いを教えて下さい。
オーダースーツの老舗「DANKAN」が誇る4つの特長とは?
上記の3か条に加え、理想のオーダースーツを手に入れるには、オーダーする側の要望をしっかりと汲み取ってくれる、信頼できるスタッフが揃ったテーラーを見つけることが近道。1978年に創業したオーダースーツの老舗「DANKAN」はそんな信頼に足るテーラーだ。DANKANは、先代の会長が自分の父に想いを重ねながら「リーズナブルな価格で大切な人に似合うスーツを提供したい」という想いでカスタムオーダースーツの取り扱いをスタート。それから40年、DANKANのオーダースーツには歴史と技術、こだわりが詰まった他社にはない特長がある。
DANKANの特長①「1着18,700円〜でオーダースーツが手に入る圧倒的なコストパフォーマンス」
*一部有料オプションもあり
DANKANの特長②「独自の審美眼でイタリアにて生地を買い付け。ファブリックサンプルは“着分”の面積で店舗に取り揃えるなど、並々ならぬ生地へのこだわりを持つ」
DANKANの特長③「縫製はハイクオリティな技術を有するDANKANの自社工場で完結!理想の一着を仕立てるための努力を惜しまない」
DANKANの特長④「在籍フィッターは厳しい社内テストを通過した者のみ!40年以上の歴史で培ったノウハウをインプットさせる徹底したスタッフ育成」
DANKANが指南するオーダースーツ成功のための3か条
オーダースーツは「敷居が高い」「難しそう」という印象をお持ちの方も少なくないはず。しかし実際はそういった心配は無用で意外と手軽にできてしまうため、一度オーダースーツを作ったらその後もリピートするという方が多いそう。DANKANのベテラン店長お二人が話すによると、オーダースーツで最高の一着を仕立てるなら3つのポイントを意識することが成功への近道だという。
オーダースーツを成功させるための第1条「注文に遠慮は不要!まずは自分の好みをしっかり伝えることが最重要ポイント」
自分だけの最高の一着を作るうえでもっとも重要なのが、フィッターとのコミュニケーション。もちろんフィッターからカウンセリングは実施してもらえるが、一方的なヒアリングではなかなか伝わらないこともあるだろう。ここで遠慮して自分の好みを伝えられないと、せっかくオーダースーツを仕立てても仕上がりを見た際に必ず後悔が残ることになるため、妥協せずガンガン要望を伝えよう!
オーダースーツを成功させるための第2条「疑問や不安は放置厳禁!信頼できるスタッフをめいっぱい頼って」
オーダースーツに関して豊富な経験と知識を持ったスタッフをめいっぱい頼ることも大切。分からないことや迷ったことがあれば、知った被ったり我慢したりせずに必ず相談しよう。「オーダースーツを作ってみたいけど、そもそも自分がどんなスーツが欲しいのか具体的なイメージがわかない…」というゼロからの相談ももちろんOKだ。DANKANは各店舗に経験豊富なスタッフが常駐しているため、ぜひ気軽に足を運んでみてほしい。
オーダースーツを成功させるための第3条「納期を考えてオーダーする」
オーダースーツはどうしても完成までにある程度の時間がかかるもの。計画なしにぼんやりと考えていては、いざオーダースーツを作ろうと腰を上げた時にはすでに希望の納品日に間に合わなかった…という失敗をしてしまう可能性も。せっかくスーツをオーダーするなら、その一張羅をどんなシーンで着たいかをイメージして納期を設定してみよう。例えば2ヶ月後に控えた入社式で着るため、または半年後に控えた自分の結婚式で着るためのタキシードが欲しい、など。着用シーンと着たい時期を想像し、そこから逆算してオーダーの準備を進めるのが必須だ。
DANKANでスーツをオーダーするときのフローは?完成までの流れと各パートのポイントを解説!
DANKANのオーダー手順①「生地選び」
まずは生地選び。豊富にある生地バリエーションの中から自分の好みで選ぶのはもちろんのこと、トレンドの生地や用途に適した生地などをフィッターから提案してもらうことも可能だ。最近では機能素材の選択肢が非常に増えているとのこと。ストレッチ性や撥水性を備えたもの、耐摩耗性の高いもの、ウオッシャブルや抗ウイルスなどの機能を搭載したものなども揃っているため、機能性に着目して生地を選ぶのもありだ。そして前述の通り、DANKANでは着分で生地が用意されているので完成図をリアルにイメージしながら生地を選べるのが嬉しい。
DANKANのオーダー手順②「ディテール選び」
生地を選び終えたらお次はスーツのディテールをカスタマイズ。裏地やボタン、ポケットの仕様など組み合わせは自由で無数の選択肢が存在するが、TPOに合った正しいディテールという考え方もある。自分が選んだディテールがイメージしている着用シーンにおいてタブーにならないか、使う用途をフィッターに伝えれば正解を教えてくれる。また相性の良いディテールの組み合わせなど、おすすめを提案してもらうことももちろん可能だ。
DANKANのオーダー手順③「採寸」
オーダースーツにおいて採寸は最重要科目であると言っても過言ではない。しかし現場では慣れない採寸に緊張して、身体がこわばってしまっている方も多いのだとか。採寸の際に大切なのは普段通りの姿勢で、力まずありのままの体型をしっかりと測ってもらうこと。生地選びやディテール選びでのフィッターとの会話でリラックスして、身体が自然な状態で採寸されるようにしたい。
DANKANのオーダー手順④「縫製〜納品」
時期によっては短スパンで仕立てられるケースもあるが、基本的に納期はだいたい1か月を見ておくのが良いだろう。納品時には出来上がったスーツを試着し、プロと一緒に仕上がりを確認。その際に微調整が必要になっても、DANKANでは無料で直してもらえる。気になった部分があれば遠慮なく相談しよう!
周りと差をつけられるオーダースーツをリーズナブルに作るなら頼れる老舗「DANKAN」で
2月〜3月は、4月からの新生活に向けてオーダースーツを作るのに最適な時期。入学式や入社式を控えたフレッシャーズはもちろん、ベテランの社会人も新年度は気分を新たに、周りと差がつく自分だけのスーツをDANKANで新調してみてはいかがだろうか?
DANKANでスーツをオーダーする前に読んでおきたいQ&A集
Q1「DANKANのおすすめ商品はどれですか?」
A. 商品でいうとDANKANのフラッグシップモデルである「ツーパンツスーツ」がおすすめ。パンツが2本セットになっているので、お得でヘビーユースにも対応できます。また、生地はインポートものがおすすめです。仕入れから生産までを一貫して行っているからこそ実現できる、他にはないプライスで海外有名メーカーの生地を使ったスーツを仕立てられます。特におすすめなのはゼニアです!
Q2「ジャケパン用のジャケットだけをオーダーすることは可能ですか?」
A. ビジネススタイルのカジュアル化が進んでいることにより、ジャケットのみのオーダーも増えています。DANKANでは、ジャケット単体で15,000円(税抜)からご用意しています。またお好きな色味でオーダーシャツ(税抜6,000円〜)を作る方も多いです。
Q3「アフターサービスはありますか?」
A. DANKANでは「自社製品に最後までこだわりを持つ」という考え方から2つのアフターサービスをご用意しています。
①納品から3か月間の無料調整
完成商品のお渡しから3か月以内であれば、全体的な微調整を初回に限り無料で行っています。
②1年間のパンツの調整保証
ウエスト、股下の長さの調整のみ、納品から1年間は無料で承ります。その他のサイズ調整は有料になります。