首周りの防寒対策や紫外線カットを目的に作られた“ネックゲイター”。単なるネックウォーマーより機能面や使い勝手に優れていることに加え、コロナ感染を防止するフェイスマスクの代替品としても使えることから、今ランナーがこぞって注目しているアイテムだ。今回はそんな「ネックゲイター」にフォーカスし、選び方や季節ごとのおすすめ製品を紹介する。
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ネックゲイターとは?
ネックゲイターとは首に装着し、主に防寒のために用いられるアイテムのこと。ネックウォーマーとよく混同されがちだが実は別物で、ネックゲイターは単に暖めるだけでなくUVカットや速乾性といった機能を備えたものや、夏向けの薄手素材も存在するなど様々なバリエーションで各ブランドより展開されている。また、顔まですっぽりと覆えるデザインが多く、洗えば何度でも使えることから昨今ではフェイスマスク代わりに使う人も急増中。ネックゲイターならマスクに比べ息苦しさを感じないので、飛沫エチケットを守りながら快適にランニングできるというわけだ。
ネックゲイターを選ぶ視点は大きく3つ!
スポーツブランドからアウトドアブランドまで、あらゆるメーカーがこぞってネックゲイターを展開しているだけに、自分に合ったものを見つけるのは少し骨が折れる。そこでここからは、選ぶ際に最低限押さえておきたいポイントを3つ紹介。
ネックゲイターの選び方①「まずは素材感をチェック!」
ネックゲイターに主に使われる素材は、起毛感が気持ちいいフリース。速乾性に優れており、さらに軽量で付け心地も申し分なしとスポーツシーンにうってつけであることから、多くのブランドが採用している。しかし保温性の面で軍配が上がるのはウールだ。汗の湿気を吸って発熱する効果があるため、防寒性を高めたい方におすすめしたい。そして夏用にネックゲイターを選ぶなら化繊が一強。吸湿速乾性や紫外線カット、防臭・防菌性の高いものまで痒い所に手が届く機能を備えたものが豊富だ。これらの中から、自分好みかつ季節に適したものを探してほしい。
ネックゲイターの選び方②「サイズ感の確認もマスト!」
スポーツ・アウトドア向けのネックゲイターは鼻まで覆えるデザインが一般的だが、タウンユース向けは首元だけをカバーするように作られているなど、実は用途によってサイズ感が大きく異なる。それに加えて、幅が狭いものだと首周りが窮屈に感じたり、50cmを超える高さのあるものだと人によっては煩わしく感じることもあるため、サイズの確認はマストだろう。
ネックゲイターの選び方③「着脱方法も意外と大事なポイント!」
ネックゲイターは頭から被るスタンダートタイプ、そして首に巻き付けてからジッパーやボタンで留めるタイプに分かれる。スタンダートタイプは密着度が高いため素材の良さをしっかり享受できるが、留めるタイプにもメリットがある。たとえば、ヘアセットを崩したくない時やジッパーやボタンを少しだけ開けて温度調節したい時だ。アウトドアシーンやスポーツにはスタンダートタイプが適しているが、タウンユースで取り外しが頻繁な場合は留めるタイプがおすすめだ。
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