筋トレをしている方にはもちろん、健康に気をつけている方にもぜひ取り入れてほしいのが握力トレーニング。実はいくつかの研究で握力が健康のバロメータになることが分かっており、握力強化が病気のリスクを下げるとも言われている。今回はそんな握力トレーニングをするうえで欠かせない筋トレグッズにフォーカスし、おすすめの製品を紹介していく。
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握力を鍛えるメリットとは?
握力が強いメリットはパッとイメージしにくいかもしれない。しかし実際には筋トレをしている方にとって欠かせない効果や、健康的な生活を送りたい方にピッタリのメリットが複数ある。そこでここでは握力を鍛えるメリットをピックアップして深堀りしていく。
握力トレーニングのメリット①「筋トレのレップ数・重量のアップが狙える」
筋肥大と扱う重量には関係性があると言われているので、カッコいい体を目指すなら高重量でトレーニング出来るようになりたいところ。だが、胸や背中など自分が鍛えたい部位だけを集中してトレーニングしていると、頭打ちを迎えることも少なくない。そんな時には、重量を伸ばすカギとなる握力を鍛えるのが吉だ。とくに引く動作が要となる背中のトレーニングでは、ウェイトが重くなるほど握力が求められるので鍛えておいて損はない。
握力トレーニングのメリット②「脳卒中や心筋梗塞のリスクが減る」
いくつかの研究で、握力が低下すると病気に罹りやすくなったり死亡リスクが高まったりするという事実が明らかになっている。たとえば世界17国を対象にした研究では、握力が5kg低下するごとに死亡リスクが16%増加することが判明。とくに心血管疾患リスクが17%、心筋梗塞リスクは7%、脳卒中リスクは9%ほど増加することが判明しており、握力が心臓や脳との関りが深いことが良く分かる。厚生労働省でも男性の握力は30kgを下回ると健康のリスクが高まると発表されているので、握力の低下を防ぐのが病気に罹るリスクを減らすためのカギになるだろう。
握力は隙間時間を利用して鍛えられる!自宅・オフィスなど場所を問わないのも魅力
握力トレーニングは他の部位よりも手軽に鍛えられるのが特徴だ。大きい器具は不必要で、横になったり体を大きく動かしたりしないので場所を選ばないのが嬉しい。しかも隙間時間などを利用してサッと鍛えることができるのもイイところ。握力トレーニング用の器具は安い物なら1,000円以下で購入できるので、トレーニーや健康に気をつけている方なら1つは持っておきたいところだ。
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