
着こなしにスポーティなエッセンスをプラスできるスウェットトレーナーは、秋から春まで使えるメンズ定番ウェア。レタードやロゴ入りなど様々なデザインが各ブランドより展開されているが、汎用性の高さを重視するなら「無地」を選びたい。そこで今回は「無地のスウェット」にフォーカスし、おすすめのアイテムを紹介!
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無地トレーナーは合わせるボトムスを選ばない万能トップス!
フットボール用のユニフォームとして誕生したスウェットトレーナーは、スポーツトレンドが台頭している今にピッタリのアイテム。とはいえ、レタードやロゴを配したデザインだと、組み合わせるアイテムに気を遣うこともしばしば。そこでオススメなのが無地のトレーナーだ。カジュアルパンツはもとより、ドレスパンツとも合わせやすく、さらには個性的なアウターもいなしてくれる名脇役として大いに活躍してくれる。洒落者が集うピッティ ウオモの会場でも、ミックススタイルを楽しむ御仁が見受けられたので、着こなしの参考にしてみてほしい。
無地トレーナーはシンプルがゆえに選ぶ視点が重要!
高い汎用性を叶えているシンプルな顔立ちが特徴の無地トレーナーだが、ベーシックがゆえに一歩間違えればただの地味な人にも見えかねない。そうならないためにも選びのポイントを大きく3つ紹介!
無地トレーナーの選び方①「無地だからこそコーデの雰囲気を左右する“サイジング”がキーポイントに」
トレーナーに限らず、無地アイテムの選び方の一番のポイントとなるのがサイジングだろう。洗練された印象を醸すジャストフィットから、旬なリラックスフィットまで幅広いシルエットで登場しているが、その中からチョイスするうえで意識したいのは普段のコーデに馴染みやすいかどうか。コロナ禍とあってショップに足を運んだり、試着するのが難しい世の中だが、ネット通販でもモデル着用写真が見られるので、参考にしつつ自分に似合うサイジングを選びたいところだ。
無地トレーナーの選び方②「こなれた雰囲気を演出するなら“ディテール”で差をつけろ!」
服好きの方ならご存じだろうが、トレーナーは1920年代のアメリカで誕生した歴史の古いウェアアイテムだ。ここ数年、古着市場では古い年代のトレーナーが高値で取引されることが多く、それもあってヴィンテージ風ディテールを踏襲したトレーナーが洒落者の間で人気を集めている。たとえば分かりやすいもので言うと、首周りにある三角のディテールであるV字ガゼット。生地の縮み防止のために取り入れられたが60年代以降からコスト削減で減少していき、現在ではヴィンテージトレーナーを象徴するディテールとされている。こういった細やかな部分もチェックして無地トレーナーを選べば、こなれた雰囲気を醸すのも容易だろう。
無地トレーナーの選び方③「ループバックvsフリース!意外と見落としがちな“裏地”も要チェック」
トレーナー選びで見落としがちなのが“裏地”の種類。スウェット生地の裏地は主に“ループバック(パイル地)”か“フリース地”が用いられており、どちらを選ぶかで着心地が大きく変わってくる。たとえば、吸汗性や軽さを重視するならループバック、保温性の高さを求めるならフリースを選ぶなど。着用する季節によっても選び方が変わってくる部分なので、しっかりチェックしておきたい。また、生地の厚みの指標となる「オンス」もしっかりチェックすれば、より自分好みに近いトレーナー選びができるはずだ。
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