消耗が激しいビジネスシューズは、なるべく安くて良いものを選びたいとお考えの人も多いのでは。今回はそんなビジネスシューズをテーマに、価格の安さと引き換えに妥協せざるを得ないポイントや4万円以下で購入できるおすすめ革靴を厳選紹介!
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あなたはどこまでOK?価格の安さを重視することで妥協せざるを得ない要素となるのはこの4点
革靴に価格の安さを求めると、必然的に妥協せざるを得ないポイントが出てくる。まずは具体的にわかりやすく考えられる4の妥協点をピックアップ。
妥協せざるを得ない点①【製法】
良い革靴を履くメリットのひとつとして挙げられるのが“長く愛用できる”こと。例えば、ソール交換が可能なグッドイヤーウェルテッド製法などが採用された革靴であれば、耐久性が高く長年の使用に向いていると言える。しかし、安価なビジネスシューズの大半はパーツを全て接着剤で貼り付ける“セメント製法”が用いられており、アウトソールの交換が事実上不可能なため、長期間の使用に向かない。接着剤で貼り付けられているため防水性に優れる反面、蒸れやすいという難点も挙げられる。革靴を着用する機会が少なく、蒸れやすい革靴でも履いていてストレスに感じないという方なら、セメント製法でもいいだろう。
妥協せざるを得ない点②【素材】
当たり前ながら、天然素材の本革を使用する割合が高いほど、革靴の生産コストはアップする。コスパ重視で革靴を選ぶなら、合成皮革や一部パーツで本革以外の素材を採用してコストカットした革靴が検討候補に入ってくるだろう。なかには全て本革を採用した低価格の革靴も存在するが、グレードの低い革を採用しているケースも少なくなく、素人の目では見極めが難しい。
妥協せざるを得ない点③【生産地】
靴作りに関する歴史が長く続いている有名な国といえば、イギリス、イタリア、アメリカ、フランスなどが挙げられる。上記のような国で生産された革靴はクオリティが高く魅力的に感じるが、価格も高額なものがほとんど。リーズナブルな革靴の購入を検討するならまず入手するのは極めて困難と考えた方がいいだろう。また外国産の革靴は関税や輸送費のコストが上乗せされることも忘れてはいけない。コスパを求めるなら比較的ハイクオリティで余計な税金や輸送費が掛からない国産シューズが有力な選択肢になるだろう。
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妥協せざるを得ない点④【ブランドネーム】
革靴の購入予算が低くなるほど、知名度がない、または低価格をウリにしたブランドの革靴に選択肢が限られてくる。印象が大切な職種な方は特に、周りからブランドネームを聞かれて答えるのに気がひける革靴のチョイスは避けるのがベターだ。次の項では3万円台までの予算のなかで、おすすめのブランドを紹介しているため、ぜひ参考にしてみてほしい。
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