![クラークスの隠れた名作ローカットシューズ「ナタリー」の魅力](https://otokomaeken.com/wp-content/uploads/2022/04/f523dc7eb9d216d6d93339cee7e1a627-750x396.jpg)
名作デザートブーツやワラビーを生み出したイギリスの老舗シューズブランド「Clarks(クラークス)」。シンプルながらもクラークスにしかない独自のデザインを反映させたカジュアルシューズたちは、ブランド誕生から約200年経った今もなお色褪せないアイテムだ。今回は、そんなクラークスのワラビーの流れを汲む「Natalie(ナタリー)」にフォーカス。さまざまなシーンで活躍する優秀なナタリーの特徴と手入れ方法、サイズ感までを徹底解説!
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「Clarks(クラークス)」とは?
イギリスの老舗シューズブランド「Clarks(クラークス)」。キレイめにもカジュアルにもキマる汎用性の高いシューズを展開するクラークスは「Wallabee(ワラビー)」や「Desert Boot(デザートブーツ)」をアイコンアイテムとし、多くの人々から高い人気を集めているシューズブランドだ。トレンドに左右されない洗練されたデザインと、上質な雰囲気が特徴のアイテムたちを展開。あらゆるシーンで活躍するシューズは、誕生してから約200年経った今なおその人気は衰えず、カジュアルシューズの世界的ブランドとして名を馳せている。
スリッパがきっかけ?クラークスの歴史とは
クラークスの誕生は、今から約200年前の1825年まで遡る。イングランド南西部のストリートと言う市街地に住むサイラスとジェームスのクラーク兄弟が、ボアの付いたやわらかなシープスキンのスリッパを考案。当時としては斬新なデザインであったが、驚くほどの履き心地の良さから、またたく間に人気アイテムに。これにより、本格的にスリッパの製造を始めることとなった2人は、世界の靴メーカーに先がけ靴専用のミシンを開発。足の健康を考えた靴づくりや、防水加工の革靴を商品化したりなどいろいろな試みをしており、1950年にはクラークスのアイコンとなる「デザートブーツ」の販売を開始した。当初は「こんな風変りなものが売れるはずがない」と低い評価を受けていたが、あっという間に人気商品となったのだ。
今では、“靴は、私たちの足元ある地球と最も密接につながる存在”として、サステナブルを意識した取り組みやものづくりを意識しており、伝統を守りながらも現代に合わせてアップデートしているのも魅力のひとつ。これまでなかった“カジュアルシューズ”というカテゴリーを確立させ、歴史ある1足を生み出したクラークス。現在では、デザートブーツの販売実績が全世界で1500万足を超え、欧州から北米、アジアまで幅広い地域で展開し、世界中の老若男女に愛されるシューズブランドとして確立している。
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