ティンバーランドが手がけるモカシンシューズの魅力とは?

ティンバーランドが手がけるモカシンシューズの魅力とは?

「Timberland(ティンバーランド)」といえばストリート感漂うイエローブーツが定番だが、ここ数年のリバイバルブームによって、80〜90年代に流行したモカシンシューズにも人気が集中。今回は、そんなティンバーランドの「モカシン」にフォーカスを当て、特徴からサイズ選び、今購入できるおすすめモデルを紹介!

アメリカの老舗シューズブランド「Timberland(ティンバーランド)」とは?

ティンバーランドは、メンズのアメカジ、ミリタリー、ワークスタイルの足元を支えてきた老舗シューズブランド。創業のきっかけは1918年、アメリカ マサチューセッツ州のボストンにて靴屋で働いていたネイサン・シュワーツがブーツを作り始めたこと。靴屋で学んだ裁断、縫製、ソールの貼り付けなどの技術を反映し、精巧なブーツづくりを行っていた彼は、1952年にアビントン・シュー・カンパニーの権利を半分手に入れることとなる。1955年には残り半分の権利も取得し、息子たちと共に会社を経営。息子のシドニーがソールとレザーアッパーを縫い合わせることなく一体化させることに成功し、今ではイエローブーツと呼ばれる世界で初めての完全防水ブーツを生み出した。ハイキングや登山用ウェアをはじめ、日本ではヒップホップ、ストリート系の定番シューズとして名を馳せているブランドだ。

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渋カジ世代の大定番!ティンバーランドの「モカシン」が持つ5つの特徴

カジュアルなデッキシューズデザインを採用したティンバーランドの「モカシン」。そもそもモカシンとは、一枚革を使って足を包み込むような構造をしたシューズのことで、かつてアメリカ先住民たちが履いていたスリッポンタイプの靴が原型だ。モカシンという名称は、シューズの甲部分がU字に縫製されている“モカシン縫い”に由来している。1970年代に登場したティンバーランドのモカシンは、日本では80年代、90年代にかけて流行し、渋谷カジュアル略して「渋カジ」スタイルの定番シューズとして人気を集めていた歴史を持つ。昨今、80〜90年代のリバイバルが再燃したことから、おしゃれ感度の高い人々から再び注目を集めている。ここからは、そんなティンバーランドのモカシンの特徴を解説!

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ティンバーランド モカシンの特徴①「耐久性をアップする手縫いのモカシン製法」

このシューズの最大の特徴はモデル名にもなっている「モカシン製法」。一枚の革で包み込んだアッパーにU字のレザーパーツを被せた後、熟練の職人による手縫いのステッチを施しており、ステッチには耐久性を高める蝋引きのナイロン素材の糸を使用している。手縫いの製法と相まって、機械縫いに比べて3倍もの耐久性を持つと言われている。

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ティンバーランド モカシンの特徴②「フルグレインレザーにオイルを染み込ませた上質レザー」

革に加工をせず、もともとの美しい表情を活かしたフルグレインレザーをアッパーに使用。革の銀面に揉みや収縮、型押しなどの加工を施しておらず、元の革が持つ自然な風合いを楽しめるのが魅力だ。そこにオイルをしっかりと染み込ませることで、武骨で渋い佇まいに仕上げ。オイルを染み込ませることによって水分を弾く効果を発揮するので、ちょっとした雨なら水濡れの心配をする必要もない。一部商品には、環境に配慮した製造活動を行うタンナリー(皮革工場)のプレミアムレザーを使用している。

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ティンバーランド モカシンの特徴③「フィット感を高めるレーシングシステムとフットベッド」

ティンバーランドのモカシンは短靴ということもあり、ブーツに比べるとホールド感が物足りなく感じることも。しかし、ティンバーランドのモカシンは、一本のレザーシューレースをヒールからぐるっと一周させたレーシングシステムにより、ホールド感をグンと高まっている。さらにクッション性の高さに定評のあるEVA素材のフットベッドを入れ込むことでフィット感をアップ。履き口には足あたりを良くするパッドが付いており、革靴に起こりがちな靴擦れを防止。足裏と履き口の部分から、しっかりとホールドさせることで、他のモカシンとは一線を画す履き心地を味わえる。

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ティンバーランド モカシンの特徴④「高い耐久性と防滑性を持つラバーアウトソール」

アウトソールには、耐久性に優れたラバーアウトソールを使用。高いクッション性に加えて、地面をしっかりと捉えるトレッドパターンのおかげで滑りにくく、なおかつすり減りにくいという好条件を揃えている。凸凹とした存在感のあるソールで、足元にラギッドな印象を与えるのにも最適。

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ティンバーランド モカシンの特徴⑤「耐久性に優れたレザーライニング」

アッパーだけでなく、ライニングにもレザー素材を使用した上質な雰囲気もティンバーランドのモカシンの魅力。耐久性、柔軟性、弾力性に優れたグローブレザーで仕上げられ、足に馴染みやすく高級感もたっぷりだ。

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ティンバーランド モカシンのサイズ選びのポイントは?

ティンバーランドのアイコンモデルであるイエローブーツのような、アイレットが多いものであればある程度の融通が利くが、アイレットが3つのモカシンは、確実に自分の足にフィットするものを選ぶのが重要。ティンバーランドのモカシンは、他ブランドに比べて幅が広めのウィズを採用しているため、足幅が比較的ゆったりとしている。レザーライニングとレザーアッパーで作られていることを考慮して、履き続けているうちに革が伸びることを考えると、購入時はジャストサイズのものを選ぶのがベターと言えるだろう。

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ティンバーランドのモカシンを長く愛用するために必要なこと

せっかく購入したモカシンを長く愛用するには、こまめな手入れが必須。オイルを染み込ませているモカシンはホコリが付着しやすいという性質を持つため、定期的にブラッシングするのがおすすめ。しっかりと油分が含まれているレザーなので、最初のうちはブラッシングだけでもほどよいツヤ感がキープされる。レザーのオイル抜けが気になった時は、ミンクオイルを少量塗りこんで磨くことで、元の深みのある色合いが復活。男らしいルックスが光る洒脱なモカシンは、履き込んで手入れをする度に愛着が湧いてくるはずだ。

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