作業着からはじまり、60年代にはイブ・サンローランをはじめとしたメゾンブランドに受け入れられ、現在では男のカジュアルスタイルの鉄板と言っても過言ではないほどライフスタイルに馴染んでいる「ジーンズ」。生地選びや加工、シルエットの微調整など、様々な創意工夫が凝らされたジーンズが各ブランドから毎シーズン提案されてきた。そして今季は、そんな鉄板ジーンズにヒネリを加えた攻めのデザインが注目株。今回は、そんなヒネリありのジーンズを、注目スナップと共に6つ紹介!
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ヒネリありジーンズ①「ダメージ加工にもうひと手間プラスした“リペアジーンズ”で秀でたメンズコーデを表現!」
ダメージを補修したジーンズは、肌の露出無しでほどよくラギッドなアクセントをプラスできる優れモノ。太ももから裾までハードな加工が施されていても、安心して穿きこなせる。リペアのやり方次第で与える印象は様々。大胆に加工が施された存在感のあるデザインでインパクトを与えるのも良し、下の御仁のように全体的に小さく施されたダメージをリペアしたジーンズでニュアンスをプラスするのも一興だ。
オススメの「リペアジーンズ」をピックアップ!「DONDUP(ドンダップ)
2000年に創業されたイタリア発のブランド「ドンダップ」。気張らないくつろぎ感のある表情ながら、ダラシない印象を与えない絶妙なラインを極めた縫製力が魅力的だ。ともすればラフ過ぎる印象を与える恐れのあるジーンズの加工もお手のもの。スマートな美シルエットを全体でキープしながら、あえて地の目を無視したあて布によるリペアデザインが個性を演出する。
ヒネリありジーンズ②「ベース生地と異なる素材を添えた“パッチワークジーンズ”でヒネリのきいたコーデを表現」
服のリペア手段のひとつとして知られる「パッチワーク」。さまざまな色・形・大きさの布きれを継ぎ接ぎして図柄を作る手芸を応用した加工が、コーデにヒネリのあるアクセントをプラスする。ブラックデニムやヒッコリーなど、インディゴデニムとは表情が異なる素材をパッチワークして統一感をキープした下の御仁が穿いているようなジーンズはもちろん、JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS MANのようにグランジの新境地を行くようなジーンズにチャレンジしてみるのもイイ感じだ。
オススメの「パッチワークジーンズ」をピックアップ!「JUNYA WATANABE MAN(ジュンヤ ワタナベ マン)
ツイードやデニム、チェック柄などをオーバーユーズした独創的デザインに定評のある「JUNYA WATANABE MAN(ジュンヤ ワタナベ マン) 」。今回ピックアップしたパッチワークデニムも、お得意のファブリックをふんだんに取り入れたデザインだ。複数のチェック柄が組み合わさることで生まれる独特の表情は、春夏コーデの主役ボトムとして重宝することうけあい。
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