![革靴の選び方【知っておきたい10のこと】](https://otokomaeken.com/wp-content/uploads/2020/09/1736e0c6d522e4c9d04682174a41c7c3-750x396.jpg)
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革靴 選び方②「一足目は機械式グッドイヤーウェルトがおすすめ」
革靴の製法を簡単に整理していくと、高価で手間のかかっている順に「手縫いによるグッドイヤーウェルト製法&マッケイ製法」→「機械式のグッドイヤーウェルト製法」→「機械式のマッケイ製法」→「セメント製法」となる。予算が潤沢にある場合には、もちろん手縫式のハンドメイドが極上だが値段が張るため、まずは機械式のグッドイヤーウェルト製法の靴を入手してみてはいかがだろうか。デザインはクラシックで男らしいものが多く、時代に左右されない男のダンディズムを足元で体現できる。靴底が磨り減ったらオールソール交換を繰り返し、長年履けることに加えて経年変化によって革に味が出たり自分の足に馴染んでいくのも嬉しい。機械式のマッケイも悪くはないが、一般的にはソールが薄くて柔らかいことが多く最初のはき心地は悪くないが裏をかえせば自分の足へ徐々に馴染んでいくというような変化に乏しく寿命が短め。また、デザインの方向性が華奢、エレガント、スマートといったテイストが多いため、クラシックな男らしさが本流だとするのであれば、少し極端ながら亜流とも言える。
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革靴 選び方③「革靴に試着はマスト。自分の足にフィットするモデルを把握する!」
ネット通販が栄える現代だが、靴に関しては試着なしの購入は危険。唯一の例外として履いたことのあるモデルの同じサイズであれば試着なしでも問題無いが、それ以外はブランドが一緒であってもモデル違い、特にラスト(木型)違いの革靴を安易に試着せずに購入するのは避けるのがベターだ。特にグッドイヤーウェルト製法の靴を履いたことのある向きなら感じたことがあるであろう、履き始めのあの硬い状態が足に全く合っていない状態ではまともに歩行することすら難しくなる場合も。複数のサイズ、ブランド、モデルを試着してフィットしたものを選ぶのが重要だ。
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