男を磨くことに余念のない男前研究所ユーザーのみなさんはヘアカラーも選択肢の一つのはず。今回はヘアカラーを取り入れる際におさえておきたい基本知識を紹介しつつ、洋服と髪型の相性を直感的に掴んでいただけるように「髪型」と「着こなし」や「ファッションアイテム」を組み合わせて紹介!
スポンサーリンク
日本人の髪にとってのヘアカラーとは?
美容室ではこのようなチャートに基づいてヘアカラーの色を決めるのですが、アジア人の黒髪にカラーをしてもこのような色が出ることはありません。
黒髪の色を構成しているメラニン色素が髪にもともと入っていることが理由です。日本においては、黒髪を脱色しつつ薬剤の色素を入れるのが一般的なカラーリングです。「どれだけメラニン色素を脱色するか?」によって入れた色の見え方が変わります。
また染めた後、時間とともに色が抜けていき(褪色)、黄色くなっていくのは、この入れた薬剤の色素が少しずつ流れ出し、脱色しただけの状態に近づいていきます。時間と共に印象が変わってきます。
ファッションコーディネートの一貫としてヘアカラーを決める3つのポイント
ファッションや着こなしとの相性を考えた場合に気にすべきポイントは以下の3つになります。
①明るさ(トーン)
日本人のそもそもの髪の明るさは3〜6トーンです。肌、眉毛、瞳の色との相性により、あまりそこから離れた明るさは似合わせるのにテクニックが必要です。ちなみに女性の場合は、着る服のバリエーション、メイクなどを調整することが可能なので明るめにも対応しやすく似合う幅が豊富です。
②色味
アッシュ系、マット系、イエロー系、ブラウン系、ボルドー系などと言われるもので、基本的には肌の色と合わせて考えるとハズしません。
③質感
髪質、カット、パーマやスタイリング剤などの影響もありますが、ヘアカラーに於いては、ツヤ感、ドライ感、透明感などがポイントになります。
これらをふまえてヘアカラーの印象と着こなしとの相性で見ていきましょう!
マット系 (7トーン)
好感の持てるカラーです。
prego1.jp
ブラウンとオレンジのコーディネート。
シルバー (ハイトーン)
意外にも日本人に似合うのが赤味、黄色味を一切省いたグレー、シルバー系。 瞳、眉毛の色との相性がいいので、ハイトーンでもしっくりきますね。ただ良い状態をキープするのが難しいです。
ブラウン (8トーン)
beauty-box.jp/style/business/aks814/
黒、グレーのスーツより明るめのネイビー。
チョコレートブラウン(6トーン)
白めの肌に合います。
ボルドーのグラデーションとグレー。
オレンジブラウン系 (9トーン)
明るめのオレンジ系は眉毛の色を髪と瞳の中間に染めるとしっくりきやすいです。
beautynavi.woman.excite.co.jp
オレンジのグラデーション。
マット系 (9トーン)
白く、黄色味の強い肌に合います。
フードファーとのコーディネート。
fredperry.jp
アッシュ系 (6トーン)
清潔感のある好印象なヘアカラー
最後に
ここに挙げた 7つはほんの一例。
ヘアスタイル、ヘアカラーを着こなしの一部として取り入れることで、より洗練されたファッションとしてコーディネートを楽しむことが出来ます。