かつては見栄えが悪くダサいボトムスの代名詞と揶揄されていた“ジョーツ(Jorts)”が、海外のファッショニスタを中心に人気が急上昇。グッチ、ルイ・ヴィトン、フェンディやジバンシィなどハイブランドがこぞってコレクションでさまざまなデニムショーツを打ち出したことで、次なるトレンドアイテムとして注目度が高まっている。今回はそんな「ジョーツ(Jorts)」にフォーカスし、コーデのコツや選び方、参考となるメンズコーデとおすすめアイテムを紹介!
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「ジョーツ」とは?
ジョーツ(Jorts)とは、膝の少し上からふくらはぎの半ばくらいまでの丈のデニムのバミューダパンツ。かつては見栄えが悪くダサいメンズアイテムとして揶揄される名称であったが、今をときめくハイブランドの多くがコレクションでバギーシルエットのデニムショーツを打ち出し、スーパーモデルのジジ&ベラ・ハディッド姉妹や影響力のある多くファッションセレブがオフスタイルに積極的に取り入れたことで、この夏一気にブレイクするアイテムとして俄然注目度が高まっている。
ジョーツにはどんなトップスが合う?
ジョーツのスタイリングはバランス感が重要で、バギーなジョーツにオーバーサイズのトップを合わせるのが今流だ。もちろん足元もスタイリングのシルエットとバランスを取ることが肝心で、ボリュームのあるシューズが◎ オールドスクールなヒップホップスタイルに倣い、ソックスとスニーカーの合わせでトップス×ジョーツとのバランスを調整するのもアリ。
Kolor(カラー) ジョーツ
初めてジョーツを買うならどんなモノを選ぶべき?
初めてジョーツを購入する際は、膝の少し上からふくらはぎの半ばくらいまでのショートパンツの中では長めの丈で、ゆったりとした大きめのストレートやバギーシルエットを選ぶのがおすすめだ。そもそもデニムショーツに限らず昨今のボトムスのシルエットはワイドレッグが主流であるため、脚のラインを拾うようなタイトフィットやスキニーフィット、短めの膝上丈は時代の気分に合わず主流となったオーバーサイズのトップスとのバランスも取りづらい。それゆえ、多くのハイブランドが打ち出している脚が華奢に見え過ぎないストレートやバギーシルエットの膝丈ジョーツをチョイスすれば、初心者でも今っぽい雰囲気を容易に演出できるだろう。
Carhartt WIP(カーハートWIP) ジョーツ
オーバーサイズTシャツとバギーシルエットの膝下丈ジョーツを組み合わせ夏のメンズコーデを縦長シルエットで表現
淡いオレンジのオーバーサイズTシャツに激しめのダメージ加工を施したドローコード仕様の膝下丈バギージョーツ、ボリューミーな白スニーカーを合わせた夏コーデ。トレンド感のあるオーバーサイズTシャツと膝下丈ジョーツで縦長シルエットを表現し、シンプルながら新鮮味のあるスタイリングを構築している。昨今多くのハイブランドがダメージ加工のバギージーンズやジョーツを打ち出しているが、大人らしさや清潔感を優先するなら肌の露出が激しすぎる過度なダメージ加工のジョーツは避けた方が得策だ。こちらのスナップで着用されているような白い緯糸が残っているタイプなら、ダメージが多くても周りに不快感を与えにくい。