「光線(Ray)の遮断(Ban)」を意味するレイバンというブランドが誕生したのは1937年。以来サングラスの代名詞とも言えるティアドロップのアビエーターやウェリントンのウェイファーラー、サーモントのクラブマスターなど数々の名作を世に送り続け、アイウェアのトップブランドの地位を揺ぎないものとしている。今回はそんな機能性とファッション性を兼ね備えた「レイバンのサングラス」にフォーカスし、コーディネートと共に定番モデルの魅力やUSAメイドとイタリアメイドの違いといったディテール面まで紹介!
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デヴィッド・ベッカム氏はレイバンのウェイファーラー「RB2140 902」を愛用
サッカー界の貴公子と呼ばれ稀代のファッショニスタとしても知られるデビッド・ベッカム氏は、レイバンのウェイファーラー「RB2140 902」を愛用。ほどよい斜めのカーブを描くリムのラインとアイコニックなレイバンのロゴデザインがクールなモデルだ。こちらのスナップでは、大人のシブミを増した端正な顔つきにフィットするウェリントンのウェイファーラーを、アーシーな色味のハットと合わせウエスタン風の男らしさを表現している。
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Ray-Ban(レイバン)サングラス ウェイファーラー RB2140 902
レイバンの代名詞的傑作ウェイファーラーはロックのスピリットとアティチュードを表す反体制の象徴とも言える存在
1952年の誕生以来、ジェームズ・ディーンやボブ・ディラン、ジャック・ニコルソンなど多くのセレブやミュージシャンが自由と個性のシンボルとして身につけ、”ロックの象徴”、”反体制の象徴”となったレイバンの代名詞的マスターピース「ウェイファーラー」。原点にして至高ともいえるオリジナルにしかない唯一無二の存在感と完成されたデザイン、ドレスからカジュアルまでどんなスタイルにもマッチする間口の広さと懐の深さが、時代や世代を超越して愛され続ける理由と言える。フレームやレンズのカラーはもちろんのことサイズ感も選べるうえ、小さく折り畳める「ウェイファーラー フォールディング」やラウンドフォルムの「ウェイファーラーⅡ」、デザインベースはそのままに、東洋人の骨格にフィットするよう設計された「アジアンフィット」などバリエーションも豊富だ。
Ray-Ban(レイバン)サングラス ウェイファーラー
レイバン サングラスの現行のイタリアメイドモデルはファッション性に特化したデザインが◎
レイバンのサングラスにはアメリカのボシュロム社によるUSAメイドのヴィンテージと、1999年ボシュロム社を買収したアイウェア業界最大手であるイタリアのルックスオティカ社によるイタリアメイド・チャイナメイドの現行モデルが存在。生産地をイタリア・中国に移したルックスオティカ社の現行モデルは、市場が求めているカラー・フォルムなどトレンドをいち早く取り入れるマーチャンダイジングに特化している。レンズの右端に「RB」の砂打ちマーク、テンプル部分に「Made in Italy」の文字、フレーム上部に「Ray-Ban」のロゴが配置されるなど、一目見てレイバンのサングラスとわかる設計が所有欲を満たす。
Ray-Ban(レイバン)サングラス ウェイファーラー
ヴィンテージのレイバン サングラス“メイド・イン・USA”モデルで一味違う表情を愉しむのも◎
ヴィンテージモデルとして希少価値を高めているレイバンのUSAモデル。アメリカのレンズメーカーであるボシュロム社によって生産されたUSAメイドは、光学ガラス製造の高い技術力を駆使した質実剛健なディテールが魅力だ。レンズの右端に「BL」の砂打ちマーク、テンプル部分に「USA」の文字があり、現行とはまた一味違う雰囲気に仕上がっている。その他にも年代によって、テンプルの芯の有無、フロントの角の形状などに違いがあるため、ぜひ自分好みのレイバンを探してみてほしい。
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