ブーツカットのパンツといえば、裾にむかってフレアしたシルエットが特徴だ。90年代やY2Kトレンドのリバイバルによって、ここ数年で改めて注目を集めている。今回はそんなブーツカットのパンツにフォーカスしながら、現代的に着こなす手段の参考になりそうな海外スナップをピックアップ!
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ブーツカットとは?
ブーツカットは、その名前の通りカウボーイが背の高いブーツの着用時に合わせるため発案されたパンツのシルエットと言われており、裾がもたれないように膝から下をフレアさせたシルエットが特徴だ。フレアシルエットのパンツが日本で初めて流行したのは1960年代の後半ごろと言われている。当時は「ブーツカット」以外にも「ベルボトム」「パンタロン」「ラッパズボン」など、微妙なシルエットやニュアンスの違いで呼び分けられていたが、現在はまとめてフレアパンツと呼ぶ場合が多い。一昔前にブーツカットシルエットのパンツが流行した際に有名だったのは、“FARAHのホップサックパンツ”や“Levi’sの517”、“Wranglerのランチャードレスパンツ”など。上記で挙げたモデルも、リバイバルブームの影響を受けてここ数年で改めて注目を集めている。テーパードしたシルエットのパンツがオーソドックスとなった今、改めてフレアシルエットのパンツをみると新鮮に感じる方も多いのでは?
Y2Kファッションを代表するトゥルーレリジョンのような股上浅めのフレアジーンズや、ベロア素材のフレアパンツなども人気急上昇中。上記はレディースを中心に盛り上がりを見せているトピックスのため、参考情報としておさえておきたい。
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ブーツカット コーデ①「王道ブーツをセットしてBIGシルエットのTシャツコーデをイマどきに」
ブーツカットの足元にはやはりブーツが好相性。注目を集めるBIGシルエットのTシャツにブーツカットパンツ&ブーツの王道コンビを組み合わせることで、イマっぽいルーズ感のあるスタイリングに。ダークトーンのアイテムの組み合わせで都会的に引き締めたテクニックも参考にしたい。
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ブーツカット コーデ②「ジーンズタイプをチョイスして上品コーデをほどよくハズす!」
ブーツカットのジーンズは、モデルによってはセンタークリースが入っていたりと、デニムの中でもどこかエレガントな雰囲気がただよう存在。そのため、襟付きのアウターやシャツとの相性が良く、カチッとした上品コーデに馴染ませながらデニム素材ならではの抜け感を演出しやすい。ブルジョワジーをキーワードにした注目のドレスミックススタイルに、ぜひ反映してみてはいかがだろうか。
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ブーツカット コーデ③「ストリートでは全体的にルーズな微フレアシルエットが旬!」
まるでストレートパンツとブーツカットパンツを掛け合わせたかのようなセミフレアシルエットがストリートファッションでは人気。従来のブーツカットといえば、太ももから膝は細身で膝から裾にむかってフレアしていくシルエットが女性的な雰囲気もあり、少し取り入れるのには抵抗があるという方も、こんなシルエットであれば取り入れやすいかも。
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