ワークウエアを出自とし、カジュアルファッションの王道アイテムであるジーンズ。ラフなコーデはもちろんのこと、ドレススタイルのハズしとしても重宝し、ヴィンテージのような色落ちやリペア、ハードなダメージ加工などデニム独特の表情でスタイリングの骨太感・男らしさを底上げするアイテムだ。今回はそんな「ジーンズ」にフォーカスし、着こなしのポイントと参考となる最新のメンズコーデ、おすすめアイテムを紹介!
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イマどきオトナ男子のジーンズコーデは“やり過ぎないキレイめ”にまとめるのが◎
ストリートの着こなしから徐々にキレイめコーデの気分が高まっている昨今。カジュアルファッションの王道であるジーンズも、今季はラフな雰囲気というよりもどこか品のある見た目にまとめるのがイイ感じ。とはいえジーンズコーデを大人らしさや清潔感を損なわずに、脱量産型かつお洒落に仕上げるのは意外と難しいと感じる方は少なくないはず。激しいダメージ加工、ウォッシュド加工に頼らないやり過ぎ感のないアイテムでキレイめにアカ抜けるには、それなりにひと工夫が必要だ。こちらでは、そんなジーンズコーデをスタイリッシュにまとめる着こなしのポイントをナビゲート!
着こなしポイント①「ジーンズで今感を表現するならフルレングスのバギーデニムが有力な選択肢」
モードを牽引しトレンドの先陣を切るバレンシアガをはじめ、ハイブランドの多くが打ち出しているフルレングス・フレアレングスのバギーデニム。ジーンズで今感を表現するなら、フルレングスのバギーデニムが有力な選択肢であり、ワンクッションさせて動きのあるシルエットを作るのが得策だ。こちらにピックアップした画像のように、オーバーサイズシャツやシースルートップスとバギーデニムを組み合わせれば、トレンド感たっぷりの夏終盤の気分にフィットするスタイリングが完成。
着こなしポイント②「細身のジーンズはピタピタにならないシルエットをチョイス!」
高感度なメンズは、ワイドシルエットがトレンド入りした反動から、細身のジーンズに注目を集めはじめている模様。90年代、Y2Kのキーワードが注目されているこの数年の流れを考えると、近い将来で2010年代前後に流行した細身のスタイルがリバイバルする可能性大。あえて細身のジーンズで半歩先行くコーデを実現してみるのも良いだろう。イマっぽさを出すなら、ピタピタにならないスリムシルエットを選ぶのがおすすめ。
着こなしポイント③「ストレートレッグのジーンズとゆったりテーラードジャケットで大人顔のジャケパンコーデを表現」
グッチが2023AWのミラノコレクションで提案したジャケット×ジーンズのルックが話題を集め、トレースする洒落者がメンズ・レディース問わず急増中。新鮮にみえるポイントはほどよいオーバーサイズにあり。数年前は身体にジャストフィットしたジャケットとスリムジーンズをノークッションで着こなすのが一般的だったが、今季は上下どちらもサイズアップしたバランスで着こなすのが正解だ。ジーンズはこちらのスナップのようにストレートレッグをワンクッションさせて穿き、足元はトゥがぽってりとした革靴を合わせるスタイルがおすすめ。
ジーンズ コーデの海外ストリートスナップを一気見!理想のメンズコーデを探そう
【関連記事】ジーンズ コーデを総まとめ!季節別から色別まで、カテゴリ毎にメンズのデニム着こなしを一挙に紹介
ジーンズのメンズコーデをもっと見たい方は“NovogasShopsスナップページ”をチェック!
今回ピックアップしたジーンズの着こなしをはじめとしたスナップは、NovogasShopsスナップページで公開中だ。ハッシュタグ機能を使えば、ひとつのアイテムにフォーカスしたスナップをまとめてチェックできる。会員登録すれば、お気に入りのスナップや記事を保存できるため、ぜひ活用して欲しい。
NovogasShopsスナップページでジーンズの着こなしをみる
おすすめアイテム紹介
最後にNovogasShops編集部が注目ブランドの展示会や有力セレクトショップでのヒヤリング、主要ファッション都市での定点観測から得た情報を元に、読者にオススメしたい「ジーンズ」を紹介!
おすすめジーンズ①「Levi’s(リーバイス) 501」
この世に存在する全てのジーンズの原点であるリーバイスの「501」。ジャパンラインとは異なるUSAラインはレングスが選べるため、自分の脚にフィットする理想に近いシルエットでの着用が可能だ。
おすすめジーンズ②「Lee(リー) AMERICAN RIDERS 101Z」
往年のライダースジーンズを現代風にアレンジしたリーの日本製本格デニム。Leeの代表作とも言える「101Z」といえば、ジェームス・ディーンが「理由なき反抗」で着用した事で一躍有名になったモデルとして知られている名作だ。
おすすめジーンズ③「JACOB COHEN(ヤコブコーエン) J688」
伸縮性があり柔らかく穿き心地抜群なヤコブ コーエンのロングセラーモデル「J688」。ヒップから流れるようなテーパードシルエットで程よく股上も深く、バックポケット位置も少し高く伸縮性が高い分気持ち小さめに仕立てられている。裾上げしてクッションを作らずにスッキリ穿くのがおすすめ。
おすすめジーンズ④「PT TORINO DENIM(ピーティ トリノ デニム) REGGAE (TAPERED FIT)」
TAPERED FITのシルエットをジーンズに落とし込んだ、脚のシルエットが出過ぎない適度なゆとりのあるPT TORINO DENIMの人気モデル「REGGAE」。多くの日本人体型に合いやすいモデルであり、ピーティートリノのディレクターにしてファッショニスタ、イタリアきっての伊達男として有名なドメニコ・ジャンフラーテ氏のイチオシだ。
おすすめジーンズ⑤「CARHARTT(カーハート) RELAXED FIT TAPERED LEG JEAN」
しっかりとした15オンスのウォッシュ加工が施されたカーハートのバギージーンズ。リラックスフィット仕様のゆったりとした穿き心地で、膝から裾にかけてテーパードがかかったシルエットになっている。