デニムパンツ コーデ特集!ジーンズだけでなくデニスラやヒッコリーにもフォーカスしたメンズの着こなしを紹介

デニムパンツ コーデ特集!ジーンズだけでなくデニスラやヒッコリーにもフォーカスしたメンズの着こなしを紹介

アメカジスタイルの主力として活躍するジーンズやキレイめで新鮮な印象と大人っぽさをもたらすデニムスラックス、ワークパンツの定番としてレトロなムードを醸すヒッコリーストライプデニムなど、チョイス次第で様々な着こなしが楽しめるデニムパンツはカジュアルボトムスの代表格。男らしさや武骨さの底上げはもちろんのこと、スラックス顔のタイプであればこなれ感の演出や印象のリフレッシュ、ドレスとカジュアルを馴染ませるブリッジとしても高いポテンシャルを発揮する。今回はそんな「デニムパンツ」にフォーカスし、参考にしたい大人のコーディネートとおすすめアイテムをピックアップ!

知っておきたいデニム生地の特徴とは?

デニム生地とは綾織り(ツイル織り)によって作られた丈夫なコットン生地で、タテ糸にはインディゴ染料で藍色に染めた糸を使用し、ヨコ糸には染色していない未晒し糸を使用している。表面はインディゴブルー、裏面は「ホワイトバック」と呼ばれる白で、色落ちやダメージによって表面に白いヨコ糸が現れることにより、デニム生地特有の風合いが出て味わいを増す。昨今はインディゴブルーだけでなく、ホワイトやブラックなどの色でタテ糸を染色したデニム生地も数多い。

デニムパンツを探す

一般的なジーンズによるアメカジのイメージが強いため、デニム生地はアメリカ発祥と思われがちだが、実際にはフランス南部のニーム地方が発祥地であり、「デニム」という名称は「Serge de Nimes(セルジュ・ドゥ・ニーム=ニームの織物」)の「ドゥ・ニーム」が変化したものと言われている。また、その丈夫さゆえワークウェアに用いられることの多いデニム生地だが、「通気性が良い」「吸水性が高い」「リペアしやすい」「染色しやすい」「大量生産しやすい」等の特徴があり、アウター、シャツ、ボトムスなど衣服用生地としての用途は幅広い。さらに、他の素材であれば劣化と見なされてしまうような色落ちやダメージでさえ、生地の味や深み、魅力となり得るのもデニムならではと言えるだろう。

またデニム生地の織り方には「右綾織り」と「左綾織り」の2種類があり、オーソドックスな右綾のデニムは硬くしっかりとした風合いが特徴。一方、左綾のデニムはしなやかで柔らかくフラットな風合いが特徴で、右綾よりも色落ちしやすく色の変化を楽しむのであれば左綾のデニムがうってつけだ。もちろん織り方だけでなく、使用する糸の太さによって生地の厚さが異なるため、10oz程度のライトオンスは生地が薄手で春夏向き、18oz程度のヘビーオンスは生地が厚手で秋冬向きとされている。

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