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古着Tシャツは自分の感性を信じて選ぼう！
あらゆる選択肢が用意されているが故に、古着Tシャツ選びが難しいと感じる方もいらっしゃるのではないだろうか。「資産になる」「有名人が着ている」「人気バンドのオリジナル」「貴重なタグデザイン」etc… あらゆる古着屋が購買意欲を掻き立てるために多角的な視点で、古着Tシャツの魅力や選び方を発信しているが、一周まわって古着Tシャツは自分の感性を信じて選ぶのがベストだと筆者は思う。
まずは“古着風の新品Tシャツ”からチャレンジするのも一手！
「古着Tシャツは着こなすハードルが高そう」「中古の服に大枚をはたく気にはならない」「そもそも古着Tシャツが苦手」など、古着Tシャツの取り入れに抵抗がある方は、ヴィンテージ加工が施された古着風のTシャツを選ぶのも一手。現在価格が高騰している古着Tシャツにインスパイアされたものや、最新テクノロジーを駆使した上質生地に加工を加えることで古着らしさがありながらラグジュアリーな存在感のあるモデルなど、様々な選択肢が用意されているので、気になる方はぜひチェックしてみて欲しい。
↑ガールズグループWonder Girlsとしてデビューし、一世を風靡したソンミ。ロサンゼルスブランド「Madeworn(メイドウォーン)」が手掛けるLed ZeppelinのアイコニックなTシャツを着用している。Photo by：AFLO
古着風の新品Tシャツを展開しているブランド①@SAINT M××××××
2020年秋よりスタートした「 @SAINT M×××××× 」は、リアルなヴィンテージの風合いを追求したモノ作りで人気を博すブランド。「READYMADE」のデザイナー細川雄太と、ロサンゼルスを拠点にマルチビジュアルアーティストとして活動中のカリ・ソーンヒル・デウィットによって立ち上げられた。コラボレーションも盛んに実施しており、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」や「AKIRA」を手掛けた大友克洋氏のイラスト「FREEDOM」などとのコレクションも発表している。ストリート系統のファッションが好きな方は必ずチェックしておきたいブランドのひとつだ。
古着風の新品Tシャツを展開しているブランド②BALENCIAGA
生まれ故郷で内戦が勃発し、永遠の難民となった経験のあるデムナ・ヴァザリアがクリエイティブディレクターを務めるバレンシアガ。デムナの難民経験から着想を得て生まれた服は「誰でも着られるオーバーサイズ」「着古したようなダメージ加工」が特徴だ。ヴィンテージブームに乗った加工物とは一味違うメッセージ性のあるデザインが男心をくすぐる。紛争時に着られていた服を表現するかのように、ピッチをあえて粗めたステッチを入れたり、ビニールテープを貼り付けたようなプリントを施すといった細やかな工夫が施されているのもグッとくるポイント。
古着風のTシャツを展開しているブランド③Maison MIHARA YASUHIRO
「Maison MIHARA YASUHIRO」のTシャツは下の画像のような現代的なグラフィックを取り入れながら、色落ち加工を施すことでレトロフューチャーな見た目に仕上げたモデルが豊富。このブランドは過去に「MIHARAYASUHIRO Modified」というレーベルを展開しており、そこではヴィンテージアイテムを解体・再構築し、世界に1点だけのアイテムを発売していた。そのため、ヴィンテージの風合いを表現する技術には定評がある。古着にありそうで無いデザイナーズブランドらしい個性が光るTシャツをお探しの方はぜひチェックをおすすめしたい。
