日本の美意識とクラフツマンシップが宿る機械式腕時計、セイコー プレザージュのクラフツマンシップシリーズから、4地域の名工と造り上げた「セイコー腕時計 110周年記念限定モデル」が6月23日(金)に発売する。
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日本が誇る4つの伝統工芸「琺瑯」「漆」「有田焼」「七宝」の技法を用いた奥ゆかしい限定モデル
日本が誇る伝統工芸に光を当て、機械式腕時計で日本の美を発信するセイコー プレザージュのクラフツマンシップシリーズ。その特徴的なダイヤルには、名工の技と想いが反映されている。今回の限定モデルは、日本のモノづくりを牽引してきた先人に敬意を示し、地域社会と共に発展してきた伝統産業である「琺瑯(ほうろう)」「漆」「有田焼」「七宝(しっぽう)」の技法を採用。伝統工芸を用いた美しいダイヤルを際立たせる、ローマ数字とインデックスを交互に配した変則レイアウト、そして腕に心地良くなじむシンプルなケース造形が特徴だ。また、ストラップにはLWG(レザーワーキンググループ)※の認証を取得したタンナーで生産されたレザーを使用している。
※持続可能なレザー生産を目指し、品質や安全性、環境問題等の啓蒙活動を行うレザー業界の環境保護団体
セイコー腕時計110周年記念限定モデル 「琺瑯ダイヤル」
セイコー腕時計のはじまりとも言える琺瑯ダイヤルモデル。セイコー国産初の腕時計「ローレル」のダイヤルに用いられた琺瑯は、温もりある白色とみずみずしい艶、そして色褪せることのない美しさを保ち続ける。耐久性に優れた琺瑯は、鉄系材料のダイヤルに不純物がきわめて少ない釉薬(うわぐすり)を塗布し、高温で焼成する。気温や湿度により釉薬の各成分比率を調整するなど、日本腕時計産業の黎明期を支えた高い技量が求められる琺瑯ダイヤル。先人からの技術伝承と琺瑯職人、横澤 満氏の飽くなき探求心と丁寧な手作業により、琺瑯ダイヤルにしか表現できない艶やかな光沢と色褪せない美しさを世に送り出している。
価格:198,000円(税込)
世界限定:1,500本(うち国内:300本)
セイコー腕時計110周年記念限定モデル 「漆ダイヤル」
藩政時代からの美しい街並みが今も残り、貴重な文化遺産として親しまれている石川県金沢市。同市で漆芸家の田村一舟氏の監修により、多くの漆器職人が丁寧に塗りと研ぎを繰り返すことで完成したのが漆ダイヤルモデルだ。金属と漆を直接結びつける革新的な製造手法と、平滑面を生み出す古来伝承の技を組み合わせて作られた本作。藩政時代の面影が残った美意識が育む金沢の美しい街並みを、漆独特の艶やかな赤茶色の色彩で表現している。
価格:242,000円(税込)
世界限定:1,500本(うち国内:300本)
セイコー腕時計110周年記念限定モデル 「有田焼ダイヤル」
日本で初めて磁器が誕生した地「泉山磁石場」の情景をオマージュした、伝統技法と技術革新が融合した有田焼ダイヤルモデル。400年にわたり受け継がれた独自の芸術性が多くの人を魅了する有田焼。自然の恵みをもたらした有田の泉山磁石場の情景を、磁器特有の艶やかな色彩と立体形状で表現した。耐久性の実現のため従来の4倍以上の強度をもつ強化磁器素材を使用し、高精度の鋳型による鋳込み工程を経て高温で焼成。施釉など難度の高い複雑な工程は、創業190年の老舗「しん窯」に所属する陶工、橋口博之氏監修のもと制作された。
価格:242,000円(税込)
世界限定:1,500本(うち国内:300本)
セイコー腕時計110周年記念限定モデル 「七宝ダイヤル」
大陸から海を越えて伝来し独自に進化した、日本を代表する伝統工芸のひとつ七宝。尾張七宝の施釉師の戸谷航氏による、尾張七宝の七宝ダイヤルモデルだ。鉛を含まない難易度の高い釉薬を用い、複数回にわたって焼成を繰り返した後、独自の研磨加工を施すことで平滑な七宝ダイヤルを生み出した。美しい釉薬越しに波が煌めく様をイメージさせるダイヤルは、海の色彩と透明感を表現している。
価格:275,000円(税込)
世界限定:800本(うち国内:100本)
【セイコー腕時計110周年記念限定モデル セイコー プレザージュ】詳細情報
発売日:6月23日(金)
販売店舗:セイコー プレザージュ取扱店
お問い合わせ先:0120-061-012 (セイコーウオッチ お客様相談室)