セイコーが誇る逸品。復刻を遂げた名作「スピードタイマー」とは?

セイコーが誇る逸品。復刻を遂げた名作「スピードタイマー」とは?

世界基準で見てもかなり古い歴史を持ち、絶大な支持を集める時計メーカー「SEIKO(セイコー)」。日本が誇る時計メーカーのひとつで、これまでに数々の名作を世に送り出してきた。今回は、約50年前に誕生し2021年に復刻を遂げ話題となっているセイコー プロスペックスの「スピードタイマー」にフォーカスし、誕生の経緯、現在発売しているおすすめモデルを一挙紹介!

時計大国スイスにも認められる日本の老舗時計メーカー「SEIKO(セイコー)」

日本を代表する時計メーカーである「SEIKO(セイコー)」は、国内で知らない人はいないと言っても過言ではないほどの人気時計メーカー。時計の名門である「ROLEX(ロレックス)」よりも早い1881年に創業し、数々の革新的ウォッチを世に送り出してきたセイコーは、創業当時は「服部時計店」という名で主に中古時計の修理と販売していた歴史を持つ。より良い時計を自社で生み出したいという想いから時計製造工場を立ち上げ、工場設立から2カ月後には掛時計1ダースの製造に成功。これがセイコーの時計作りの歴史が幕を明けた瞬間となった。その後瞬く間に技術力を高め、1911年には国内時計生産量の60%を占めるまでに成長。世界初のクォーツ時計を生み出すなど、時計大国スイスをはじめとする世界中の人々からも評価されているブランドなのだ。

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復刻により人気が再燃!セイコー プロスペックス「スピードタイマー」とは?

セイコーの「スピードタイマー」は、クロノグラフの歴史を語る上で外せない逸品。クロノグラフとは「クロノス(時間)+グラフ(記する)」という造語で、ストップウォッチ機能が付いた腕時計のことを指す。1964年の東京オリンピックのタイミングで高精度のストップウォッチを導入したセイコーは、これまで計測不可とされていた0.01秒単位の計測を実現。“正確な時を計る”という情熱を1964年の国産初「クラウン クロノグラフ」を生み出した5年後、コンパクトかつ安定した運針を実現した垂直クラッチ機構を搭載した世界初の自動巻きクロノグラフ「1969 スピードタイマー」にもその技術を反映。このモデルが2021年に復刻されたことからスピードタイマー人気が再燃し、話題となっている。高い機能性と長年続くセイコーが培った信頼性、端正なルックスで構成されたスピードタイマーは、時代を超えて愛されるモデルとなったのだ。

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スピードタイマー「メカニカルクロノグラフ」と「ソーラークロノグラフ」の特徴

セイコー「スピードタイマー」はダイビングやトレッキングなど、アウトドアシーンに対応する本格的な機能を備えた「プロスペックス」というセイコーの中のブランドのひとつに属する。また、さらにそこから「メカニカルクロノグラフ」と「ソーラークロノグラフ」の2種類にシリーズを分類。ここでは、それぞれどのような点が異なるのか解説していこう。

初代モデルを現代的に進化させた「メカニカルクロノグラフ」

機械式モデルと称される「メカニカルクロノグラフ」は初代スピードタイマーの思想を受け継ぎ、腕時計の稼働をつかさどるムーブメントを進化させた「8R46」を搭載。安定した垂直クラッチに加えて、確実な操作感や安定した動作を提供するクロノグラフの作動部品「コラムホイール」などを1969 スピードタイマーから継承。また、すべてのクロノグラフ・カウンターが瞬時にゼロリセットする、一体型三叉ハンマーといった革新的な機構を搭載することで、クロノグラフ針を正常に動作させ、耐久性やメンテナンス性にも優れた時計に仕上げられている。

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普段使いしやすい「ソーラークロノグラフ」

こちらは本格スポーツウォッチとしての性能を備えたシリーズ。ソーラー電池を搭載しているため電池交換の必要がなく、価格面でも機械式が定価で30万円を超えるのに対し、こちらは手の届きやすい7万円台であるのも魅力的。緻密なヘアライン加工とミラーポリッシュ加工が施されたスタイリッシュな見た目ながら、光の反射を抑える砂目調のパターンのダイアルを採用したりと、高い視認性を実現。メカニカルクロノグラフよりもコンパクトで、スポーツやアウトドアなどのアクティブシーンでも重宝するシリーズだ。スピードタイマーを手軽に取り入れたいという方に最適。

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