トレーニング中、ターゲットの筋肉が十分に鍛えられる前に腕が疲れてきて断念…なんてシーンは、トレーニーなら1度ならず経験したことがあるのでは?そんなあるあるな悩みを防ぐなら、握力を手軽に鍛えられるハンドグリップを有効活用するのがおすすめ。単に握力を鍛えられるだけでなく、健康に良い影響を与えるためトレーニー以外にもぜひ取り入れてほしい。今回はそんな「ハンドグリップ」をテーマに、得られる効果や選び方、おすすめの商品を紹介していく。
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ハンドグリップの効果って?
まずはハンドグリップを使うことで得られるメリットを解説していく。言わずと知れたアイテムだけに握力を鍛えられるのは容易に想像できるが、他の効果については意外と知らない方も多いと思うので、ぜひチェックしてほしい。
ハンドグリップの効果①「握力を強化して運動能力をアップ!」
握力を強くすることで運動能力を底上げできるのが最大の特徴。ジムトレーニングに欠かせない高重量のバーベルやダンベルを掴むためには握力が必要なので、強い握力があれば効率的に重量アップを狙える。また、球技や格闘技などの他の競技にも与える影響も大きい。たとえば球技だとラケットを掴んだりボールを投げたりする時にしっかりとホールドする力が必要。そして格闘技の場合は素手で相手に触れるので、握力が強いことに越したことはない。ちなみに一般成人男性の握力は約40~50kg、スポーツ選手は50kg以上が一般的だ。強い握力の象徴とも言えるリンゴ潰しは約75kgなので、もしチャレンジしたいならスポーツ選手並みの握力を目指そう。
ハンドグリップの効果②「血圧を安定させて高血圧を改善」
海外では高血圧の治療ためにハンドグリップを取り入れるケースがある。ハンドグリップを握ると一時的に血圧が圧迫されるが、握る力を弱めた時に血流が戻って一酸化炭素が体内に生じる。この一酸化炭素が血管を拡張して血圧を低下させることで高血圧改善に繋がるのだ。ストレスや偏った食生活などで高血圧になり、それに伴って脳や心臓の病気を発生しやすくなってしまうので健康的な生活を送るためにもハンドグリップを取り入れたい。
ハンドグリップの効果③「前腕が鍛えられることで関節への負荷を防ぐ効果も」
男なら1度は憧れるであろう、たくましい前腕を手に入れるためにハンドグリップは最適。前腕を鍛えることで見た目が良くなるだけでなく、手首や肘などの関節も強化できる。というのも、前腕が鍛えられていると物を持った時の安定感が増してブレが生じにくくなり、関節に無駄に負担がかかるのを防げるためだ。ジムトレーニングや各種スポーツは手首や肘を壊しやすいので、長く競技を行うためにも前腕を鍛えて強い関節を手に入れよう。
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