Tシャツやショートパンツなど、カジュアルになりがちな夏のコーディネート。さらに足元にサンダルを合わせると、どうしても“子どもっぽさ”が際立ってしまう。そこで重宝するのがグルカサンダルだ。通気性と歩きやすさを確保しながらも、通常のサンダルには無いドレス要素を取り入れられる。今回はそんな「グルカサンダル」をテーマに、おすすめのアイテムをピックアップ!
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グルカサンダルの起源と人気の秘密とは?
グルカサンダルは元々、19世紀に英国領だったインドにて、傭兵として組織されていたグルカ族の兵士たちが履いていたシューズが由来。レザーストラップで編み込まれたアッパー部分が最大の特徴だ。一般的なオープントゥのサンダルと異なり、つま先やかかとをしっかりと固定。サンダルの弱点とも言えるホールド力の弱さをカバーしながら、編み込み式を採用することで蒸れ知らずの通気性を確保している。
見た目も上品でスマートなものが主流。サンダルながらカジュアルさを抑えた、ドレスシューズ的なアプローチのデザインが多く、いわば「ドレスサンダル」という立ち位置と言える。その裏付けとして、英国をはじめとする名門ドレスシューズブランドもグルカサンダルを製造。大人が気軽に履きこなせるアイテムが数多く展開されている。
夏のメンズフットウェアの定番グルカサンダルは、ピッティでも着用者多数!
夏場は日本以上に高気温を記録する日も少なくないイタリア・フィレンツェでも、グルカサンダルを着用して涼しげに闊歩する男性が数多く見受けられた。歩行のしやすさやドレスシューズに比べて蒸れにくいといった実用面のメリットはもちろんのこと、エレガントな雰囲気を崩さないところもグルカサンダルが高い人気を誇る理由だ。
グルカサンダルのサイズの選び方は?
カカトがない一般的なサンダルとは異なり、構築的なデザインをしていてレザーを採用したグルカサンダルは、サイズ選びを間違えると靴擦れを起こしてしまうことも。そのため、自分の足にピッタリと合ったサイズ選びが求められる。履きこむほどにレザーが足に馴染み、少し柔らかくなってくるので、革靴と同じようにジャストサイズ~少し小さめを選ぶのがオススメだ。とは言っても、基本的にサイドにストラップがついており、細やかなサイズ調整は行えるようになっているので、安心して選んでほしい。
次の項よりグルカサンダルのおすすめモデルを一挙紹介!
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