冬はアウターやインナーだけでなく小物も買い集めるものが多いため、ひとつのアイテムを複数バリエーション揃えるのは懐事情の面で断念してしまうことも。そこで救世主となるのが、単体で2役以上の仕事をこなせてしまうマルチなアイテム。冬の必携品であるストールにはこんなデザインの優れモノがあった。
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“ダブルフェイス”のストールなら、1本だけでコーディネートのバリエーションを増やすことが可能!
ダブルフェイスとは、表面と裏面で異なる柄を配したデザインのこと。チェック柄×無地など2種類の顔を持つため、1本あるだけで冬のコーディネートバリエーションに幅を持たせることが可能だ。ダブルフェイスストールの嬉しいポイントは、単純に2パターンの柄を見せられるだけでなく、ねじって巻きつけることで柄をミックスしたような見せ方もできることにある。リバーシブルの服は2パターンの着用方法しかないが、ストールに限っては、“ねじる”というアレンジが可能であるため、巻き方によっては3役以上の役割を果たしてくれる。
ダブルフェイスのストールをより幅広く使い倒すなら、アクセント役と引き締め役をマルチにこなす汎用性バツグンの1本を!
上で紹介したスナップ事例のように華やかな柄のストールも良いが、まずは幅広い着こなしに合わせられるベーシックなモノトーンのダブルフェイスストールが1本あると便利。そこで、ダブルフェイスのストールをお探しの方にも、この記事を読んで初めてダブルフェイスというデザインを知った方にもおすすめしたいのが、GENTLEMAN PROJECTSの大判ストール「HERZ(ヘルツ)」だ。チェック柄の表面に黒無地の裏面を合わせたダブルフェイスデザインは、表でコーデにアクセントを加えることも、裏でコーデを引き締めることも可能。もちろん上記で紹介したように、巻き方をアレンジすれば変則的な見せ方でバリエーションを増やすことも可能だ。
表面のチェック柄は、日本人が美しいと感じる比率である「白銀比」を採用した好バランスデザイン!
「白銀比」という言葉をご存知だろうか?西洋の黄金比と同様に、日本で古来から親しまれている“日本人が美しいと感じる比率”のことだ。別名で大和比と呼ばれていることからも、日本に馴染みがあることが窺い知れるはず。その白銀比は、世界最古の木造建築である法隆寺の金堂や五重塔、仏像の顔や日本絵画などに用いられており、ひいては日本の国民的アニメキャラクターのデザインにも採用されるほど日本人にとって親しみ深い比率だ。このストールにもそんな日本人の目にスッと馴染む比率のチェック柄が採用されているため、クセがなく、モノトーンの配色も相まって様々なコーディネートに合わせやすいバランスの良いデザインに仕上がっている。こんな背景を知っていれば、ウンチクとして話のネタにもなるかも?