起毛感がある表情豊かなコーデュロイパンツはコーディネートに秋冬らしい季節感をプラスできる反面、その素材の特徴からアイテムチョイスによっては野暮ったい印象を与えてしまうことも。そんなコーデュロイパンツについてまわる心配のタネを初めから取り除くなら、“色”と“シルエット”に注目するべきだ。
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ラフでカジュアルな印象が強いコーデュロイパンツ。メンズコーデをスマートに見せる選び方があった
フランスのルイ14世の時代に誕生したと言われているコーデュロイ素材。もともとは庭師などの屋外労働者の制服に用いられていたのだとか。その後、イギリスの上流階級の人々のハンティングウェアなどの素材として重宝された歴史などもあり、誕生から今に至るまでカジュアルな印象が強い素材だ。そんなコーデュロイを用いたパンツは日本でも秋冬を中心に親しまれており、季節感を感じさせるアイテムとして流行を問わずに一定以上の人気を誇っていると言って良い。そんなコーデュロイパンツは現代においてブラッシュアップされたアイテムも多く、元来の武骨でやや粗っぽいイメージを払拭したものも目に留まる。では、コーデュロイパンツをスマートに見せるポイントは一体どこにあるのだろうか?
スマートなコーデュロイパンツを選ぶポイント①「スラックスのようなシルエットを採用したアイテムなら野暮ったさを感じさせる心配ナシ」
コーデュロイパンツに多いのが、ワークテイストをベースにしたもの。歴史を振り返るとこのシルエットは至極適切で、もちろんこれはこれで武骨なルックスがカッコ良い。ただキレイめな装いに合わせるには、ハズしアイテムに相当してしまいややコーディネートのレベルが高く感じることも。そんなときは、美麗なスラックスのようなテーパードシルエットを採用したコーデュロイパンツを選ぶのが近道だ。素材はカジュアルでも、シュッと絞られたベースのデザインが品良く見えるため、ジャケパンスタイルに合わせるのはもちろん、ワークスタイルスタイルなどに上品な印象を付与することも可能。キレイめなスタイルを演出できるコーデュロイパンツをお探しなら、テーパードスラックスのシルエットをベースに採用したようなアイテムを選ぶのがおすすめだ。
スマートなコーデュロイパンツを選ぶポイント②「定番色のブラウンやカーキを選ぶのも良いけど、都会的でモダンな印象を狙うならブラックやネイビーを」
コーデュロイパンツというと、ブラウンやカーキなどのコロニアルカラーのものを思い浮かべる方も多いはず。もちろん、それらのカラーは武骨で男ゴコロにグッとくるのだが、コーディネートに都会的なムードをプラスする場合には適任が他にある。それがブラックやネイビー、チャコールグレーなどのシックなカラーのコーデュロイパンツだ。着こなしを視覚的に引き締めてくれるだけでなく、ドライな色味が都会的な雰囲気を醸し出してくれる。そんな寒色系のコーデュロイパンツも昨今では珍しくないため、ぜひ探してみてほしい。
美シルエットに定評のあるスラックスがデザインベース!上品なコーデュロイパンツをお探しならまずはこのモデルをチェックしてみて
ブランドの代表的な商品である美シルエットのスラックスをベースに採用し、カラバリはブラックとネイビーの2色展開と、上記の2ポイントをぴったりと備えたコーデュロイパンツが実はある。それが、こちらのGENTLEMAN PROJECTS(ジェントルマン プロジェクト)のコーデュロイパンツ「RIGEL(リゲル)」だ。毎シーズン定番的に発売し、多くのファンも抱えるスラックスLIBRAのシルエットを踏襲しながらも、腰回りにややゆとりを持たせたリラックスフィットで、見た目はスマートに、穿き心地はエフォートレスに仕上がっている。カジュアルスタイルからジャケパンスタイルまで、幅広いシーンで活躍する都会的コーデュロイパンツだ。
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