90年代の裏原・スニーカーブームで一躍有名となった「Northwave(ノースウェーブ)」は、40〜50代の男性が思わず懐かしむシューズブランド。今回はノースウェーブのスニーカーにフォーカスし、ブランドの特徴とおすすめモデルを紹介!
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「Northwave(ノースウェーブ)」とは?
1980年代初期、イタリア北東部べネト州にあるモンテベルーナという街で創業された「Northwave(ノースウェーブ)」。モンテベルーナは上質な登山靴を生産する靴職人の街として栄えた歴史があり、現代においてもイタリア有数の靴製造工場がある都市として世界的に有名だ。そんなモンテベルーナで誕生したノースウェーブは、創業当初スノーボードブーツの開発を主に受け持っていたが、その後ボードとブーツを固定するバインディングやスノーボードをリリース。90年代には伝説的なシューズとなった「ESPRESSO(エスプレッソ)」を生み出すことで、一躍有名となった。現在はロードバイクシューズ、アパレルなどをメインに取り扱い、ハイスペックかつ最先端の技術を搭載したプロダクトを提供している。
ノースウェーブを語る上で外せない伝説的モデル「ESPRESSO(エスプレッソ)」
スノーボードブーツに始まり、現在はロードバイクシューズをメインに扱っているノースウェーブだが、爆発的ブームを起こした「ESPRESSO(エスプレッソ)」の存在を忘れてはならない。“アフタースノー”をコンセプトに作られ、丸みを帯びたフォルム、スノーボードブーツのソールをそのまま使用した画期的なスニーカーだ。90年代の空前のスニーカーブーム時代に爆発的人気を誇ったエスプレッソは、“キング・オブ・ストリート”と称される藤原ヒロシが雑誌で着用。さらに、その頃ストリートシーンを牽引していたBOON(ブーン)というメンズファッション誌にも多数掲載され、ストリートの憧れの存在であった。2014年にセレクトショップ「BEAMS(ビームス)」で復刻され、近年の90年代リバイバルやダッドスニーカーの流行もあって今再注目されている。現在も手に入りにくく高値で販売されているレアモデルのため、見つけた際は要チェック。
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