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ストレートチップの王道モデルを紹介!
定番靴だけあって、どのブランドもストレートチップには力を入れている。今回はその中でもおすすめブランドの王道モデルを紹介。汎用性が高いグッドイヤーウェルト製法のブラックやダークブラウンのものをピックアップしたので、長く付き合える相棒を見つけて欲しい。
ストレートチップおすすめ王道モデル①「Edward Green(エドワードグリーン) CHELSEA」【英国】
「最高級品質のカーフスキン」を謳うエドワードグリーンの名作「チェルシー」。1890年創業、倒産や買収の危機に晒されながらも、その品質が認められ現在も確固たる地位を築いているエドワードグリーン。「チェルシー」はそんなエドワードグリーンの伝統的なラスト202の流れを引き継ぐ、ラスト82を採用した定番ストレートチップだ。スタイリッシュながらもわずかに丸みのあるボールジョイントが美意識の高さを感じさせる。スワンネックと呼ばれる特徴的なステッチディティールも「チェルシー」が支持される理由のひとつ。
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ストレートチップおすすめ王道モデル②「Church’s(チャーチ) CONSUL」【英国】
日本でも高い人気を持つ英国ブランド、チャーチの王道ストレートチップ「コンサル」。1873年に英国ノーザンプトンの小さな工房から始まったこのブランドは、いかにも英国らしい正統派のデザインが特徴的で、1999年にプラダに買収されて以降もその伝統が褪せることはない。”領事”の名を冠する「コンサル」も、ボリュームのあるトゥや張り出したコバが英国的な重厚感を漂わせる。英国靴はよく「質実剛健」と評されることが多いが、「コンサル」は特にその言葉が合う一足。ラストは173を使用。
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ストレートチップおすすめ王道モデル③「CHEANEY(チーニー) ALFRED」【英国】
チーニーの代表的なストレートチップ「アルフレッド」。1886年、創業者ジョセフ・チーニーによって設立されて以降、1964年には前述のチャーチによって買収され、1999年にはそのチャーチともどもプラダによって買収されている。2009年にプラダから独立し、現在はチャーチの創業一族がチーニーを経営しているという紆余曲折のドラマがあるブランド。この「アルフレッド」で使用されているラスト125は、創業125周年を迎えて新たに生み出された曲線美が際立つシルエット。レースは5穴、ソールはシングルソールと基本に忠実な作りになっているため、ビジネスシーンで信頼のおける1足だ。
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