ファッション主要都市や洒脱なインフルエンサーのSNSをチェックすると散見されるヴィンテージのアウターを取り入れたコーディネート。気になるけれど「それどこの?」とは聞きづらい。今回はそんなマニアックなヴィンテージのアウターに着目して、イマ洒落者が注目を集めているアイテムを紹介!
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注目のヴィンテージアウター①「スウェーデン軍のモーターサイクルジャケット」
幅広ダブルの打ち合わせに、印象的なフロントポケット、大量のボタンディテールなど、特徴的なデザインで洒落者から支持を集めているスウェーデン軍のモーターサイクルジャケット。60~70年代に製造されたものが多く、肉厚なコットン生地で仕立てられた身幅たっぷり、着丈短めなシルエットはイマの気分にピッタリだ。レザーで仕立てられたモデルも存在する。完品であれば着脱可能なボアライナーが備えられているため、真冬でも着用OK。数年前までは2万円前後で販売されていたが、SNSによって認知が広がり需要が増えた影響からか、昨今では7~8万円で販売されるほど価格が高騰している。サイズはC50、C52などの表記になっており、一般的なサイズ感よりも大きめな作りのものが多い。
注目のヴィンテージアウター②「USアーミーのファイヤーマンコート」
アメリカ軍の軍事施設の専門の消防士に支給されていたとされているファイヤーマンコート。50年代のモデルが人気で、生地にロウを染み込ませるパラフィン加工が施されたコットン生地やフロントを留める金属製のフック、摩耗しやすい箇所に配されたコーデュロイやレザーパーツなどのディテールが男心をくすぐる。ファイヤーマンコートという名称ながら、ヴィンテージはほとんどが可燃性の素材で作られているのは興味深いポイント。ラルフローレン、トミーヒルフィガー、バーバリーなど、各ファッションブランドからもファイヤーマンコートをデザインソースにしたアウターの展開実績が確認できるほど、実は人気のアイテムだ。
注目のヴィンテージアウター③「FFAジャケット」
ストリート系ファッションインフルエンサーのSNSで特に散見されるFFAジャケット。FFAとはFuture Farmars of Americaの頭文字をとった略称で、1920年代初頭より続いているアメリカ合衆国学校の農業クラブ連盟を指す。幅広い年代物が存在するため、価格は高騰しているものの比較的リーズナブルに入手しやすい。テーラードカラーが採用されており、ワークジャケットながらどこか上品な雰囲気も備えている。素材はネイビーのコーデュロイ。着丈は短めに仕上げられているため、ライダースやデニジャケ感覚で着用できる。バックスタイルには、FFAを象徴するワッペンや農業クラブの州、街のネームをチェーンステッチでセット。デザインベースがありながら、微妙にディテールデザインが異なるため、コレクションする楽しみ方もできるアイテムだ。
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